王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

鹿児島 裁判員裁判 無罪

2010-12-11 07:32:19 | 社会
「無罪」微動だにせず=見守る裁判員、どよめく法廷―高齢夫婦殺害判決(時事通信) - goo ニュース

どのような判決が出るか浜爺も関心を持っていました。
判決は「被告人は無罪」
絵に描いたような「推定無罪--疑わしきは被告人の利益に解す」でした。
状況証拠は有りますが「凶器のスコップから白浜氏の組織片、体液などが一切出ない」
一方「現場に一度も行っていない」との白浜氏の供述は嘘のようです。
判決後の記者会見でも白浜氏はこの点については「行っていない」と繰り返していました。
素人の裁判員たちは「検察の具体的証拠の不足」に納得しなかったのでしょう。
この件の裁判員裁判はこれで終わり。
鹿児島県警と検察は「控訴するならもっと具体的な挙証が必要ですし、まだ別な容疑者がいるなら洗い直し」でしょうからこの事件は終わっていない事になります。
どうなるでしょうか?


時事通信:
検察、弁護側双方が全面対決した鹿児島市の高齢夫婦殺害事件で、裁判員らが悩み抜いた末に出した結論は無罪だった。判決の瞬間、白浜政広被告(71)は立ったまま微動だにしなかった。死刑か無罪か。究極の選択を迫られた裁判員6人は、その様子を表情を変えることなく見守った。

 鹿児島地裁206号法廷。「交通事情」で裁判員の到着が遅れ、午前10時40分すぎに開廷。男性4人、女性2人の裁判員と白浜被告は、結審から約3週間ぶりに法廷で顔を合わせた。高まる緊張の中、平島正道裁判長は開廷を告げると、被告に証言台に立つよう促し、「白浜政広さんですね」と名前を確認した。

 「被告人は無罪」。裁判長の言葉が静まり返った法廷に響く。被告は裁判長に向かって直立したままで表情はうかがえなかったが、満席の傍聴席はどよめきに包まれた。
(引用終わり) 


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