7月20日頃でしょうか、東京五輪パラ大会組織委員会の高橋治之元理事(78)が代表を務めるコンサルタント会社が、大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」(横浜市)から計約4500万円を受け取った問題で、報道されると高橋元理事は「AOKIに便宜は図っていない」と否定し、その後の報道は立ち消えの如くになりました。その時、東京五輪パラ大会の役員は「みなし公務員で接待を受けたり、何らかの報酬を受ける事は収賄の疑いがかかる」様な解説が有りました。
この記事はその続編ですね。たまたまこの記事にはAOKIの横浜市港北区の総本社の建物が映っています。浜爺は都筑区の図書館の行き帰りに優待乗車券で市バスに乗りこの建物の前を月に何度か往復していて、AOKIのやり方にがっかりしています。容疑の段階ですから「容疑を否定している両者の顔」を添えれば迫力が感じられましたがね!さて、この記事の肝は「元理事がAOKI側に五輪のスポンサーになるよう提案していたことが、関係者への取材でわかった。提案に応じたAOKI側はスポンサーに手を挙げて選ばれ、公式ライセンス商品も販売した」事で、この一連の行為に東京地検特捜部は「提供資金は五輪事業への参画をめぐる元理事への賄賂の疑いがあるとみて詰めの捜査をしている」そうです。別紙の報道でも高橋元理事は電通出身で『広告スポーツ村のドン』と呼ばれ ていたと有りました。容疑ですから決めつけてはいけませんが、何とも有りそうな話です。どうなって行きますかね?
写真:AOKIの横浜港北区の本社
朝日新聞:
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之元理事(78)が代表を務めるコンサルタント会社が、大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」(横浜市)から計約4500万円を受け取った問題で、元理事がAOKI側に五輪のスポンサーになるよう提案していたことが、関係者への取材でわかった。
提案に応じたAOKI側はスポンサーに手を挙げて選ばれ、公式ライセンス商品も販売した。東京地検特捜部は、提供資金は五輪事業への参画をめぐる元理事への賄賂の疑いがあるとみて詰めの捜査をしている。
関係者によると、高橋元理事が代表の会社「コモンズ」(東京)は2017年秋、AOKIとコンサル契約を締結。大会が閉幕した21年夏までに、毎月100万円を基本としたコンサル料を受領し、総額は約4500万円に上ったという。
高橋元理事はAOKI創業者の青木拡憲(ひろのり)・前会長(83)と以前から親しく、「東京五輪のスポンサーをやったらどうですか」と提案。青木前会長は「やりましょう」と応じたという。
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