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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

菅首相、初外遊スタート 19日に日越首脳会談

2020-10-19 10:53:08 | 外交
18日午後羽田をたつ菅首相

空港でも自ら話されましたが「自由で開かれたインド太平洋を実現するため、ASEANは重要なカギ」との文脈から考えれば、同様の趣旨でここをクリック⇒6日午後ポンぺオ米国国務大臣の呼びかけで東京で開かれた日本、米国、オーストラリアそしてインドの外相による会合を、より細かく詰める内容に違いありません。日本では4か国外相会議の内容が明らかに成りませんが、「自由で開かれた太平洋の実現を阻害する中国を対象とした4か国包囲網の構成」だろうと思われます。そしてその作戦のpivot(中心点、要点)として台湾の独立と中国による侵攻を防ぐ事が問題となったと思われます。インドは太平洋の安全のため、基地の提供とここをクリック⇒北部ラダック方面からの紛争地区で中国に対する警戒を強めています。豪州も太平洋の安全のためポートダーウインはじめ各地の軍事基地の提供をしています。日本は第7艦隊の基地であり米軍の後方兵站部です。海自はあまり報道しませんが第7艦隊には日本の加賀をはじめ護衛艦が訓練名目で随伴しているようです。その様な枠組みの中でASEANでのインド大平洋に重要な関係を持つヴェトナムとインドネシアに協力を要請する事になるわけですから大任です。戦後憲法で「専守防衛」を建前としている日本がどんなアプローチを見せるのか興味があります。
それは両国との共同声明なり報道を見てから、コメントしたいと思います。

写真:菅首相の外遊日程:

時事通信:
【ハノイ時事】菅義偉首相は18日、就任後初の外国訪問先となるベトナムとインドネシアに向けて政府専用機で羽田空港を出発し、ベトナム・ハノイ入りした。今回の訪問では、南シナ海への進出で周辺国との摩擦を強める中国をにらみ、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を訴える考え。安倍政権の外交姿勢の継承もアピールする。
菅首相、外遊前に散歩
 出発に先立ち、首相は同空港で記者団に「東南アジア諸国連合(ASEAN)は『自由で開かれたインド太平洋』を実現するために極めて重要な鍵だ。この地域の平和と繁栄に貢献する決意をしっかり示したい」と述べた。
 首相は19日午前にベトナムのグエン・スアン・フック首相との会談に臨む。同国が中国の動きに懸念を深める中、安全保障面の連携を確認。新型コロナウイルス対策に関し意見交換する。
 20日午後にインドネシアのジャカルタに入り、同国のジョコ大統領と会談。新型コロナ対応や北朝鮮の拉致問題をめぐり協議する。21日に内外記者会見を行った後、帰国する。
(引用終わり)
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