王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米国イスラエル大使館 エルサレムに移転 死者58人へ!!

2018-05-16 12:23:16 | 米国(トランプ)関連
ガザ衝突でイスラエルに非難拡大 死者58人、安保理会合へ

13日トランプ政権はイスラエルの米国大使館をエルサレムに移転しました。
これをきっかけにパレスチナの自治区ガザで起きた抗議デモとそれに対するイスラエル兵の発砲で(パレスチナ人の)被害者は死者が赤子を含め58人 負傷者は2000名と増え続くています。

こんなことをやれば大騒動が起こるだろうとは識者が予見した通りですがその通りになってしまいました。

トランプ大統領は国内の親イスラエル勢力に対する選挙公約の実行で中間選挙に対する支持率の常勝を期待したのでしょう。
死人が出るにしてもこの程度(100人くらい)で発砲はイスラエル兵がやっている事ですから痛くもかゆくもないのかもしれません???

米国はこれでパレスチナとイスラエルの交渉仲介役を果たせなくなったとの見方があります。
アメリカファーストのトランプ大統領としてはまとまらない話等仲介する気はないのかもしれません??
この前の週にはイランとの核開発の合意から「米国のみ離脱」し実際の禁輸策がとられる前に「原油先物はバーレル70ドル台」に上がっています。
パレスチナに置けるヒズボラに対するイランの強い影響力、そしてイランとサウジの不仲等中東の政治図は混とんとしそうです。
米朝首脳会談でトランプ大統領に「平和賞」をなんてお気楽な声も上がっていましたが一つの顔でいくつもの局面を切り盛りしています。
まさにアメリカファーストでおれば良いわけ何でしょうね??
眉に唾をしながらトランプ大統領のやるところを見ていかないと怖いですね。
しっかり見守りましょう。


写真:ガザ地区での暴動

共同通信:
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで起きた在イスラエル米大使館のエルサレム移転への抗議デモでイスラエル軍の銃撃などにより多数の犠牲者が出たことを受け、パレスチナ自治政府のアッバス議長は14日、「虐殺だ」と糾弾した。フランスのマクロン大統領は「民間人を多数殺傷した過剰な暴力」との声明を発表、国際社会で非難が広がった。

 ガザ保健当局によると、死者は子供を含む58人、負傷者は2700人以上に達した。国連安全保障理事会は14日、緊急会合を開くことを決定。米ホワイトハウスのシャー副報道官はガザを実効支配するイスラム組織ハマスを批判、イスラエル軍を擁護した。
(引用終わり)

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