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自民・津島雄二氏 引退へ

2009-07-20 09:18:50 | 政治
自民・津島雄二氏、次期衆院選に出馬せず引退へ(読売新聞) - goo ニュース

自民党の津島雄二先生は次期衆議院選挙では「落選の恐れ大」とここ半年位誰かが作る当落下馬評にいつも名前が上がっていました。

その当否を確かめる必要もなく19日夕次期衆院選挙に出馬せず引退を表明したそうです。
そうであるなら16日夕刻の津島派会長として記者会見し「両院議員総会開催」を要求しその旨の文書に署名をした同派の議員に対する恫喝は何であったのでしょう。?

確か向かって左に額賀福志郎元防衛庁長官右が佐田玄一郎元規制改革相。
どうやら二人は軽率にも?「署名をして怒られているらしい」
佐田氏は「麻生下ろしに組するものでない」とか弁明していた。

津島氏は「麻生下ろしに組するなら同派30名?の署名を引き上げる」とかが会見の主旨の様であった。

軽挙にしろ妄動にしろ国民に選ばれた代議士先生が「自分の信念で署名」をしたものを「派閥の会長の命令一下」一括して取り下げると天下に公言する感覚が古いと言うか自民党的と言うか「馬鹿らしさと(時代錯誤的)凄さ」を感じた。

「麻生下ろしに繋がりかねない議員総会」を開催させないとの官邸と党執行部の固い意志があったとして「署名を取り下げなければ次期総選挙に公認しないーーー」とか言っちゃってと舞台裏で圧力を掛ければ充分であってマスコミの前で身内の恥を晒すことはなかったんでないか。

「署名した議員」もそれなら「非公認結構です」と答えて士道充分なのだけど大方が腰砕けとなった。

津島氏は自民党の厚生関係の部会や税制関連の部会や委員会の長を歴任され何か決断のたびに「抜本的ーー」と謳い文句の割りに役人の発想を越えた原案が出たことがない。
最後の記者会見を恥じて引退なのか? あれが晴れの舞台だと思ったのか?
いずれにしても古い自民党の先生が一人減る。


読売新聞:
自民党津島派会長の津島雄二・党税制調査会長(79)(衆院青森1区)は19日、次期衆院選に出馬せず、引退する意向を党青森県連の幹部らに伝えた。

 同日夕、青森市内で記者会見し、表明する。

 4月の青森市長選で支援した現職が高齢多選批判で敗れ、次期衆院選での苦戦を懸念する声が支持者からあがっていた。

 津島氏は当選11回。厚相、衆院予算委員長などを務めた。

写真:時事通信

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