王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ロシア外相“停戦協議をアメリカが妨害”

2022-03-20 09:07:04 | ロシア関連
今朝も8時からTVニュースショー「サンモ二」を見てました。この番組は「手書きのフリップを使い」会話より図示で理解しやすく構成されていますが、それでも映像が少なく、刻刻変化する問題に迫力が不足しています。
今朝は冒頭からウクライナ情勢でした。すでに昨日までにウクライナはロシア軍の再攻勢で首都キエフ、第2の都市ハリコフ、避難民の居た劇場が爆撃された東部の要衝マウリポリ、そして西部の要衝にして第3の都市オデッサに攻撃が掛けられているようです。しかしロシアの地上軍の進出ははかばかしく無い様で。長距離砲或いはミサイルによる無差別攻撃が一段と激しいようです。
昨日夜見た台湾系youtube 関鍵時刻 その他によれば、ロシア軍はついに「超音速ミサイル キンジャール を西部の軍事基地に発射したそうです。
キンジャールを下から見る〈ネットより)

話はロシア軍の攻勢に戻って、youtube によれば キエフ、マリウポリはまだ抵抗していますし、新たにクリミヤ半島から西のオデッサに向かった軍もその途中へルソン市近郊で迎撃が続いていると写真入りで報じています。
へルソン市周辺のロシア軍装甲車の残骸
ロシア軍の装甲車の部隊を半減させたとする中年の民間人3人

又開戦以来のロケット攻撃によりロシア軍の車載ミサイル イスカンデルの発射は1000発を超えいまや在庫がなくなっていると語っています。
youtube の画像より

車載ミサイル イスカンデル〈ネットより)

この文脈の上で、イスカンデルが玉切れの為、より高価なキンジャールを使わざるを得ないと言いたい様です。只、心配なのはプーチンが和平交渉成立の為、何とかロシアに有利な状態で主要都市を攻略したい。その為に戦術核のボタンに手が掛かるのが心配です。

この日テレニュースの様にロシア外相の「和平の中断はアメリカの妨害」とラブロフ外相が言ったと有ります。そうでも言わないと首が繋がらないかも知れません。「無差別民間人攻撃」に対し「ロシア国内での反戦/反プーチン運動 と経済制裁の結果としてロシア市民の生活苦に対する怒り」の我慢のしどころと見えます。もう少し辺りをきょろきょろ見回さないといけなさそうです。

写真:超音速ミサイル キンジャール 〈ネットより)

日テレニュース24:
ウクライナ南東部などで戦闘が続くなか、ロシア軍は、迎撃が難しいとされる「極超音速ミサイル」で西部のウクライナ軍の施設を攻撃したと明らかにしました。極超音速ミサイルが使われるのは初めてのことです。
ロシア国防省によりますと、南東部のマリウポリで、ロシア軍は包囲網を狭めながらウクライナ軍と戦闘を行っているということです。
マリウポリ市内には、いまだ市民らおよそ35万人がいるとされ、中心部で本格的な戦闘が始まれば、犠牲者がさらに増えることが懸念されます。
北東部のハリコフでは18日、大学が砲撃をうけ、建物が崩壊しました。がれきの中から男性1人が救出されましたが、1人が死亡、複数のけが人がでています。
こうしたなか、ロシア国防省は、ウクライナ西部の軍事関連施設に対し、戦闘機に搭載した極超音速ミサイル「キンジャール」で攻撃を行ったと発表しました。ウクライナへの侵攻後、極超音速ミサイルの使用が明らかになったのは初めてです。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ビデオメッセージを公開し、ロシア側に会談による解決を呼びかけました。
ゼレンスキー大統領「特にモスクワの人たちに聞いてほしい。話し合いの時がきた。いまこそ話し合うべきだ」
ゼレンスキー大統領はまた、ロシアに対し、交渉こそが自らの過ちによる損失を減らすための唯一の方法だと訴えました。
これに対しロシアのラブロフ外相は19日、ウクライナとの停戦協議について、アメリカが妨害していると主張しました。
露ラブロフ外相「ウクライナとの交渉において、ロシアの最低限の要求さえ認めさせないよう、アメリカがウクライナの代表団をおさえ込んでいる」
ラブロフ外相はこう述べたうえで、「ロシアは中国との協力を強化していくだけだ」と述べ、経済制裁などで圧力を強める欧米諸国をけん制しました。
(引用終わり)
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