昨日2日三菱電機は本社で記者会見し、、ここをクリック⇒鉄道車両向け空調装置などの検査不正問題の責任を取って取締役代表執行役社長 杉山武史(すぎやまたけし)氏は 辞任すると表明しました。
引用記事の写真はたまたま「頭を下げている?」のでどんな顔をした方かと思い正面からの写真をネットで探しました。同日記者会見のそれです。
別紙の情報によれば「不祥事のデパート」とありました。2017年に社長に就任していますから、名目上の責任では無く実質上の責任を取っての辞任ですが先月末の株主総会で「不正がバレているのに株主に説明もなく」選任を受けたのは無責任の極みでしたね。2019年には若い社員のパワハラによる自殺が有って当時社長であった杉山氏は労災認定を受けて基本給50%の削減(2か月)の社内処分を受けていました。それはそれで「鉄道向け空調機器の検査不正は35年にわたる」そうですから、よほどの手段を取らないと変わらないでしょうね?! 三菱グループの不肖のメンバーなのか三菱そのものが古すぎてやり直しの時期なのか?判りませんが、このまま変わり得なければ「東芝」の二の舞になりかねません。検討をお祈りします。
写真:三菱電機の杉山武史社長(写真)は2日、東京都内の本社で記者会見し、鉄道車両向け空調装置などの検査不正問題の責任を取って辞任すると表明した。杉山社長は「誠に申し訳なく、深くおわびする」と謝罪した。【時事通信社】
時事通信:
三菱電機の杉山武史社長は2日、東京都内の本社で記者会見し、鉄道車両向け空調装置などの検査不正問題の責任を取って辞任すると表明した。杉山社長は「誠に申し訳なく、深くおわびする」と謝罪し、「新たな体制で信頼回復に取り組むことが必要」と語った。今月の取締役会で後任などを決める見通し。一連の問題は経営トップの辞任に発展した。
問題が発覚して以来、同社が会見するのは初めて。杉山社長は「顧客との関係より自分たちの論理を優先する業務の進め方をしていた」と説明。その上で「組織的な不正行為だったと認めざるを得ない」と述べた。
同社は、2日付で社長をトップとする緊急対策室を設置。外部の弁護士による調査委員会とともに問題の全容解明と再発防止策策定を急ぎ、9月に結果を公表する。
これまでの調査によると、空調装置は1985年から2020年にかけて約80社に約8万4600台、ブレーキなどに使う空気圧縮機はこの15年間で約20社に約1500台をそれぞれ納入した。会見に同席した福嶋秀樹常務執行役は、顧客に無断で検査方法などを変更したことについて「契約違反に当たるが、法令違反にはならない」との認識を示した。
不正判明後、同社は約160人の従業員に聞き取り調査を実施。このうち少なくとも2割が不正を把握していた。
三菱電は16年度以降、品質不正について3回にわたり全社点検を実施していた。杉山社長は「教訓を生かして自らを正すべきなのに、部門ごとにうまく連携できなかった」と話した。
同社の長崎製作所(長崎県時津町)では、空調装置や空気圧縮機ユニットの製造過程で、顧客の指示とは異なる性能検査をしていたことが発覚。偽装数値を自動的に作成するプログラムも使われ、不正は少なくとも85年ごろから約35年にわたり繰り返された。6月14日に社内調査で判明したが、29日の株主総会では一切説明していなかった。
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