王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

注意した自治会長を高校生が襲う!!

2014-03-22 07:42:27 | 社会
1年に及ぶ迷惑行為を注意した自治会長に逆ギレ 都立高校生らの蛮行(産経新聞) - goo ニュース

命がけの自治会長のお仕事でした。
1月4日の未明調布市の都営住宅内で自治会長に殴るけるの暴行を加えた高校生ら17歳の少年4人を2-3月にかけて傷害容疑で逮捕したそうです。
1年に渡りバイクの空ぶかし、大音量の音楽、ごみの放置等 傍若無人な振る舞いを自治会長と目にが入ったそうです。
4日自治会長はバイクの1台にしがみつき逃走を止めたそうです。バイクは転倒。自治会長は高校生4人に襲われ殴るけるの暴行を受けたそうです。
不幸中の幸いは自治会長のけがは「全治2週間」だったそうです。
運が悪いと殴り殺されたり、重傷の後死亡何て例は数々あります。
くそ餓鬼4人は家裁送致、審判をまっているそうです。
取り巻きの悪もその後は都営住宅には顔を見せないそうです。
もう少し所轄の警察が抑止に機能しなかったのか疑問です。なんにしても命がけの自治会長のお勤めでした。
悩ましい問題です。


産経新聞:
 迷惑行為に耐えかねて注意した自治会長に、逆ギレした少年らは4人がかりで襲いかかった。東京都調布市の都営住宅で自治会長に殴る蹴るなどの暴行を加え、けがを負わせたとして、都立高校2年の男子生徒ら17歳の少年4人が2~3月、傷害容疑で警視庁少年事件課に逮捕された。バイクの空ぶかし、大音量の音楽、ごみの放置…。1年間にわたって傍若無人な振る舞いを続けてきた少年らは、住民の平穏な生活を守ろうと立ち上がった自治会長の“決死”の行動にも牙をむいた。(荒船清太)

■バイクにしがみつき制止も…4人がかりで暴行

 「いい加減にしろ! 何時だと思っているんだ!」

 正月三が日が明けたばかりの1月4日未明。調布市国領町の都営住宅で、自治会長の男性(61)の怒声が響き渡った。都営住宅の駐輪場でバイクを空ぶかしするなどし、大声でわめき散らしていた不良グループを注意したのだ。

 だが、不良グループが素直に騒音を出すのを止めることはなかった。自治会長の姿を見つけると、男子生徒ら8人は次々にバイク4台にまたがり、逃走を始めた。自治会長はそれにもめげず、男子生徒のバイクの荷台にしがみつき、止めようとした。一緒に転倒すれば、大けがをしかねない。決死の行動だった。

 10メートルにわたって荷台にしがみつき、走りながらバイクを止めようとする自治会長。バランスを取りながら、バイクを運転し続ける男子生徒。我慢比べに勝ったのは自治会長だった。男子生徒はバイクとともに転倒した。

 「この野郎!」

 男子生徒はこう叫んで自治会長に殴りかかり、他の3人も加勢した。胸ぐらをつかみ、体当たりをし、足を引っかけて投げ飛ばす。さらに、転倒した自治会長に馬乗りになって腕や腹を殴り、蹴り、踏みつけた。自治会長は全治2週間のけがを負った。

 少年事件課は2月に調布市に住む17歳の双子の少年2人を逮捕。3月には新たに双子の知人の男子生徒ら2人を傷害容疑で逮捕した。男子生徒らは「バイクを倒されて腹が立った」と容疑を認めている。その後、4人とも家裁送致され、少年鑑別所などで審判を待っている。

 事件当時、他に4人の少年が自治会長に暴行を加える様子を止めることなく見守っていたという。

■110番は72回…駐輪場でバイク改造 盗難被害?も

 自治会長はなぜ、“決死”の行動に出たのか。実は、自治会長と不良グループは事件当時、すでにお互いの顔を知っていた。現場の都営住宅は暴行を見ていた少年の1人が住んでいることもあり、1年以上前からグループのたまり場となり、数々の迷惑行為が繰り返されていたからだ。

 バイクの空ぶかし、改造バイクに付けたスピーカーなどを通した大音量の音楽、さらにごみの放置…。グループにからみ、住民から警視庁に寄せられた110番通報は、昨年1年間で72回を数えた。

 未成年者のたまり場といえば24時間営業のファミリーレストランなどが定番だが、男子生徒らは「ファミレスはたばこが吸えないところがあり、カネもかかる」と供述。都営住宅の駐輪場ならば「夜も電気がついているし、カネもかからない」という身勝手な理由を挙げているという。

 住民の迷惑も顧みず、度重なる注意にも耳を貸さず、駐輪場に自慢のバイクで乗り付けてバイクの改造作業まで行うなど、グループの蛮行はエスカレート。グループの関与は不明だが、近くにあったバイクの部品の盗難被害まで発生した。住民らの不満はピークに達しつつあったのだ。

■「住民のために」と被害届提出…防犯カメラが決め手に

 捜査関係者によると、自治会長は昨年4月に就任した。すでにグループの迷惑行為が続いており、同5月にはたまり場の駐輪場周辺に複数の防犯カメラを設置するなど、迷惑行為の根絶に意欲を燃やしていたという。

 それでも迷惑行為は収まる気配を見せず、会長の任期満了が今年3月に迫っていた。捜査幹部は「任期満了を迎える前に、長年の懸案だったグループの迷惑行為を止めなければならないとの思いが強かったのではないか」と推測する。

 ただ、自治会長は1月4日未明に暴行を受けた後も、すぐには被害届を出さなかった。グループはバイクで逃走したが、間もなく現場に戻り、謝罪をしていたからだ。自治会長の110番通報を受けて現場に駆けつけた調布署の警察官は被害届の提出を勧めたが、自治会長は一旦保留。警察官は少年らの身元を確認した上で自宅に帰したという。

 自治会長が調布署を訪れたのは数日後。「事件化した方が住民のためになる」と判断し、被害届を提出したという。

 集団での暴行事件は誰が、どの時点で、どんな暴行をしたかの立証が難しく、立件のハードルは高いとされる。決め手となったのは会長自らが設置した防犯カメラだった。カメラの画像には馬乗りになって自治会長を殴る様子がつぶさに写っていたという。

 「もうやりません」

 「今後は気をつけます」

 「反省しています」

 少年事件課の取り調べに、逮捕された男子生徒ら4人はこう反省の弁を並べている。1月4日以降も、少年らはたまり場で騒いで110番通報されていたが、少年事件課が少年2人を逮捕した2月以降、逮捕されなかったグループのメンバーもたまり場からすっかり姿を消したという。捜査幹部は真顔で言う。

 「ごめんで済んだら、警察はいらないんだよ」
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする