王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

細野氏 中国から帰国

2010-10-01 08:24:48 | 政治
細野氏帰国「誰と会い、何を話したか言えない」(読売新聞) - goo ニュース


29日と30日 僅か1泊2日で民主党細野豪志前幹事長代理が北京を往復してきました。
北京空港到着後、日本大使館に寄る事も無く中国側の要人と迎賓用のホテルに直行したようです。

何の目的の訪中かはっきりしませんが民主党内では「尖閣問題での関係修復」のための密使とか特使とか憶測されています。

モナちゃんでも連れて北京空港から市内のホテルにでも消えれば密使でしょうが、中国側と直接接触ですから「密使」とは言いがたいですね。
「個人的つながりでーー」と成田空港で記者団に語ったTV映像を見ました。
総理の「特使」であれ「メッセンジャー」であれ通訳や外務省の人間を帯同しないで中国側と会談をすれば「後にとんでもない事を受け入れたり、認めたりする事」が起きかねません。

日本(政府)には:
日ソ漁業協定の締結をあせり当時の(自民党の)漁業相河野一郎(洋平の父、太郎の祖父)が北方4島の帰属に付きブルガーニン首相の「4島はソ連領だが日ソ国交回復のためあえて日本に譲り渡す」との意見に「理解できる」と発言したため、日本は平和条約締結時に「4島一括返還」の機会を失した苦い教訓がある。

「フジタ」社員の釈放を要請になんて話も有るが「遺棄化学兵器(毒ガス)処理工場」の建設は自社政権時、村山首相・河野外相時に、“中国国内に遺棄された旧日本軍の毒ガス弾の処理において、中国と取り決めを交わした”ためフジタの社員が石家荘に居たのである。
もともと廃棄毒ガスについては「日本軍に遺棄責任は無いもの」を村山河野コンビにより日本は出来ない約束を負った。(2007年までに廃棄完了が期限)

当初処理費用700億円の見積もりが今では4000億円近くに膨れ上がり未だに終わりが見えない。
高橋氏の即時釈放が無ければ「処理案件は暫く中断する」程度のメッセージを持っていったなら少しは評価する。
さて真意は何であったのでしょう?
欧州で菅温会談があるか?あったとして国会を抜けて行くだけ中身が有るか? 
その辺りから推量しましょう。


読売新聞:
29日から北京を訪問していた民主党の細野豪志前幹事長代理が30日、帰国した。

 中国政府関係者と会談し、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で悪化した日中関係の修復を探ったものとみられる。

 ただ、細野氏は成田空港で記者団に、「個人的なつながりで行ってきたので、誰と会ったかは言えない。(会談内容も)控えたい」と述べるにとどめた。

 民主党内では、細野氏の訪中は菅首相や仙谷官房長官の意向を受けたものだとの見方もある。仙谷長官は30日の記者会見で細野氏の訪中について、「間接的には聞いていた。政府として関知しておらず、止めも認めもしなかったということだ」と語った。

 伴野豊外務副大臣は記者会見で、細野氏の訪中が中堅ゼネコン「フジタ」の社員解放につながったとの見方について、「現時点では釈放案件とは全く別物と考えている」と否定した。(引用終わり)

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