王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

暇人の話

2006-11-10 08:00:18 | 生活(地域)
落語に暇な人の話がある
確か 「世の中には暇な奴がいるもんだねー」
「どうしたい?」
「小半時(今の30分?)も釣りをしていてなーんにも釣れやしない」
「どうしてそれが分かった?」
「なーに 俺はそれを見ていた」

さて 横浜はこの頃朝は10度前後昼は20度一寸で秋たけなわである

昨日の昼は特に暖かで風も無い 爺は昼過ぎ一寸散歩に出た
弘明寺の仕事場の近くに大岡川が流れている ちょうど引き潮時で20メートルほどの川幅の水深が15センチから30センチ位に減っており川底まで良く見える
この時期はぜ(と思うのだが)小魚が50匹から100匹ほどの群れを作って水たまりの深みで泳いでいる
なんとそれを狙って大きな「サギ」がじーっと群れから2メートル程の石の上に立っている 群れの中から2-3匹が飛び出して1メートル位まで近づくけど口ばしで捕まえるには一寸遠い
爺が子供の頃は洋光台の辺りは森でサギがこの辺りに来る事は無かったし川にはめだか、ふな、はや等もいた 上げ潮がきつい日には淡水魚が潮にやられて沢山浮いて流れてきたもんだ 川には護岸がなく「アメリカざりが」の大きな真っ赤な奴がいた 我々はそれをマッカチと呼んで糸に煮干をつけて吊り上げ鶏の餌にして遊んだものだ
さて「サギ」のそばまではぜは来るのだけどもう一寸で間合いに入らない
手に汗を握って眺めていたら30分経っていた
「サギ」も学習してジャンプをして群れに飛び込んだら効率が良かろうと思うのだけどそういう漁労法を取らないのであろう あの体(背丈は3-4歳児位ある)を維持するのにははぜ数匹は食わないとやってゆけ無かろうに

さてさて話はとんで「必修科目の未履修」のエントリーでも書いたが「ゆとり教育」を主導した文部省の役人がいたよね
今朝のニュースを見たらその一人と思われる人物の消息が乗っていた
「ゆとり教育」の旗振り役を務めた文部科学省の寺脇研・大臣官房広報調整官(54)が10日付で辞職した。
 1975年、入省。広島県教育長、官房審議官などを歴任した。90年代に「ゆとり教育」を推進し、スポークスマン的な役割を果たした。
(2006年11月10日5時6分 読売新聞)
旧陸軍といまだに同じ 少壮の少佐中佐級により作戦が立てられ失敗しても誰も責任を取らない これが官僚の一典型である

写真はその「サギ」
コメント (4)
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