王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北朝鮮 6カ国協議に復帰

2006-11-01 08:39:15 | 政治
北朝鮮が6カ国協議復帰に合意、米国は具体的進展を期待(ロイター) - goo ニュース

昨日夜11時頃ニュースを見ていると突然「北朝鮮が6カ国協議に復帰に合意した」との話題が飛び込んだ 
北京で米国のヒル国務次官補が記者会見する様子と中国のTVが国内向けに流す北の6カ国協議復帰の画面を映し出していた
どうやら突然の事の様で「北朝鮮問題のお決まりコメンテーターの登場と解説」は無かった

爺の様な素人が考えてもこれで何が変わるわけではない
表面上は「北朝鮮が1年ぶりに6カ国協議の場に戻る」だけで「米による金融制裁の解除」が約束されたわけでもないし「北朝鮮の核(原爆)開発計画の廃棄」が確約されたわけでもない (裏で何かがあったかも???)

つまり北は今月行われる米国の中間選挙を睨み「これ以上の緊張を米中ロとの間で高めない」事とし共和党優勢であれば少しおとなしく民主党優勢なれば更に核カードを弄ぶかもしれない
いずれにしても民主党のクリントン政権でカーター元大統領を送り「核開発計画廃棄の見返りに軽水炉を提供」なんて時間稼ぎの間に金将軍にシコシコと核開発を進められてしまったのだから今度はそんな甘い話は無しにして欲しい あの時は日本の援助も500億円も行ったのでないか?

今日の午後のワイドショーには北に関する専門家がいろいろ見込み違いを釈明するかとぼけて別の解説をするであろうか
一寸楽しみだよ!
まあそれにしても北朝鮮はしたたかだよね
悔しいけど日本政府の首脳がこの半分くらいでもタフだと米国向けに垂れ流される税金が少なくて済む気がするのだけどな

ロイター:
[北京 31日 ロイター] 北朝鮮は31日、同国の核問題をめぐる6カ国協議への復帰に合意した。これを受けヒル米国務次官補は、6カ国協議で「具体的進展」が見られることを期待している、との考えを明らかにした。

 中国外務省はウェブサイトで、北朝鮮、中国、米国の当局者が北京で非公式会合を実施、6カ国協議再開で合意したと発表した。

 ヒル国務次官補は当地での記者会見で、次回の協議での「急速な進展」を望んでいるとし、協議はおそらく11月か12月に開催されるが、こう着状態にある同国の核問題の完全な解決は忍耐を必要とする可能性が高いとの認識を示した。

 同次官補はまた、米国の金融制裁、北朝鮮の軍縮のコミットメントをいかに確実にするかなど、問題が依然が山積していると指摘した。

 また、北朝鮮は今後核実験を行わないことを確約していないと述べ、北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議は引き続き有効であると指摘。北朝鮮が新たな実験を行うことについて「そのような挑発行為をすべきでないことは自明だ」と語った。 引用終わり
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする