王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

食品の安全 牛肉・ミートボール・明太子

2006-02-03 07:51:12 | 生活(地域)
牛肉・ミートボール・明太子 と三題話のようになったが「週刊ポスト」2月10日号がレポートしている要注意食品名だ
その1 牛肉は米産牛肉の事 成田検疫所の働きで危険部位つき牛肉が輸入される事が辛うじて防がれた しかし輸入以前に現地調査するとの閣議決定が無視され中川農水相の責任問題が煙を立てている よく考えると事前に調査するとして何を調査しようとしたのか?何を調査しようとするのであろうか?

一般的に米国牛は放し飼いだから牛が20ヶ月以下か30ヶ月以下か良くわからない そして米国のルールは30ヶ月以下は危険部位を除かなくて良い 30ヶ月以上は除くであるから調査にならないはずだ(大体めのこで30ヶ月をわけているのであろう) たとえ事前であったとしても米国に行き牛肉処理場で小便をして来ただけでは危険部位除去の確認に何の意味も無い
以下かっこ内は引用「---チェーンソーで牛を頭部から2っに割っていた。周囲には異常プリオンが蓄積する部位として危険だとされる脊髄片が飛び散っていた」これは昨年6月の超党派議員による視察の光景とのこと 引用は以下も昨年の話

よく読むと多少おかしい 頭を2っ割りすれば当然脳みそが割られ飛び散りそうなものであるが辺りには脊髄片が飛び散っていたと 脊髄片は脊髄(背骨の中にある)の処理がいい加減で縦割りにしても横割りにしても飛び散るがこの光景と関係ない 解剖の講義でないから脳みそを脊髄片と言い間違えたか 別に脊髄の処理を見た光景を一つにして報告したのか?

まあ管理不十分と言いたいのであろう
更に「当時の処理ラインは30ヶ月未満と30ヶ月以上にしか別れていない」日本向けの20ヶ月未満のラインは「コストが掛かるから作るつもりは無い」以上引用終わり これは見に行けば3本目が有るかどうかはわかるな
背骨を切る前に脊髄を吸いだす日本仕様で処理するのかな? 問題は危険部位が肉についているか否かで無く危険部位(この場合脳みそと脊髄)を取り除くとき内容物が肉に付着しないことが肝心なのである!
 
しばらくは食べない方が無難であろう
次がミートボール 「食品の裏側」の著者 安部司氏によれば「牛の骨からこそぎとる端肉は形の無いドロドロした状態をしており味も無く食べられた代物ではない それに廃鶏のミンチ肉を加えさらに組織状大豆たんばく、加工でんぷんの他20~30種の食品添加物を混合するとミートボールになる」「食品添加物の中でも万能薬と呼ばれるリン酸塩---工場では滴り落ちた原液が下のコンクリート床面に穴を開けてしまうほどの劇薬なのです---」おえーーー

結びが明太子 本場福岡には明太子を製造販売する業者149社でつくる「全国辛子めんたいこ食品公正取引協議会」が」あるが加盟する製造業者120社の内無添加の明太子を製造しているのはわずか3社のみ その中で無添加の明太子しか作ってないのは1社だけ 世に流通するほとんどの明太子が食品添加物を使用していると言って過言でない 「粒にプリプリ感の無い低級品のたらこでも添加物の液に一晩漬けるだけでつやつやになる 製造過程で次々に白い粉がザーっと投入されているのをみれば誰もが言葉を失うはずです」無添加の明太子を作るメーカーの話「---アミノ酸になれた舌は無添加だと淡白だったり頼りなく感じるようで、実際、無添加を食べたお客さんから“腐っている”とか“味がおかしい”というクレームが来た事もあります」ぞー ぞー

早速 図書館に「食品の裏側」を予約したら10冊あるのに予約待ち47番 爺なんかはもう何を食っても食害が出る頃はお迎えだけど妊婦さんや小さい子供さんにはなるべく手作りのおかずが無難みたい これもスローフードのお勧めになるのか   


コメント (11)
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