Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

安倍元総理不在につけ込む?中・露・朝

2022-07-22 22:40:56 | 国際・政治

故・安倍元総理の国葬日程と場所が固まった様だ。直近の閣議決定により、9/27火曜に都内・日本武道館にて執り行われる予定。決定を尊重し、改めての弔意を表したい。国費投入への不興から 国葬反対表明の挙に出る勢力もあるとかで、表明自体は自由だが、くれぐれも心からの弔意を表す国民多数の邪魔だてはさせぬ様 警備関係各位には願いたい。国民多数はこの決定尊重の姿勢。明らさまな反対は、大声を発する少数派「ノイジー・マイノリティ」に留まるというのが実態だからだ。

その安倍元総理の不在で 我国社会がどの位動揺するかを試す様な出方が、中露両国により行われている様だ。沖縄・尖閣水域への中国大陸、北方領土近辺へのロシア国艦船の出没はしばしばだが、それ以外の海域での不審行動も指摘される様だ。安倍元総理の訃報以来 ピタリと沈黙を続ける北鮮の動向も疑問だが、それらの事共を 一部を除く既成メディアは取り上げを避けている印象もある所。以下 昨日の夕刊紙「フジ」のネット記事を引用して、みて参ろうと思う。「日刊ゲンダイ」と並び 二流の誹りも受ける同紙だが、そこは「敢えて」という事で。

「中露艦艇、屋久島に領海侵入、海自の補給艦と P 1哨戒機が警戒監視。『安倍氏死去で 日本に動揺あるかチェック』軍事ジャーナリスト」

防衛省は 7/21、中国(大陸)海軍の測量艦 1隻が 7/20夜、鹿児島県の屋久島から口永良部島にかけての日本領海に侵入したのを確認したと発表した。中国(大陸)海軍の艦艇による領海侵入は、今年 4月に同じ付近で測量艦が入って以来で 6度目となる。外交ルートを通じ、同国側に懸念を伝達した。防衛省は、中国(大陸)が領海侵入を繰り返している意図を分析している。

同省によると 中国(大陸)海軍のシュパン級測量艦 1隻は 7/20の 6:50pmごろ、屋久島南方の領海外側の接続水域を北寄りに進み、8pmごろ、領海の内側に入った。領海を出たのは 11:30pmごろで、口永良部島の西側から西向きに航行した。測量艦は海底の地質を調査する能力があるとされる。今回の行動に対し、海上自衛隊の補給艦「ましゅう」と、鹿児島県・鹿屋航空基地に所属する P 1哨戒機が情報収集や警戒監視に当たった。自衛隊による限定的な武器使用が可能な海上警備行動の発令はなかった。

中国(大陸)艦による前回の領海侵入は 4/26夜、口永良部島西の日本の接続水域から侵入し、約 3H後の 4/27未明に屋久島南から領海を出て南東へ向かった。一連の行動をどう見るか。軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「安倍晋三・元首相が暗殺されたことで、中国(大陸)が『日本国内に動揺があるのではないか』と海軍艦艇を領海侵入させてチェックしてきた可能性がある。中・露両国による対日威嚇の一環とも考えられる」と語っている。(引用ここまで)

世良さんのご見解を十分踏まえた上で、中国大陸はその他 この所ウクライナ危機に伴なう対欧対策で余裕がなく、アジア地域の安保影響力プレゼンスが低下気味の米合衆国の様子をみて、日米の安保上の連携を試した線も考えられよう。露骨な領海侵犯こそ見られずも、この所我国近海出没の度を増す 露海軍艦艇の動き共々「ポスト安倍」の我国内情勢観察を図った疑いはあろう。

同時に 安倍元総理の逝去以来沈黙を保つ北鮮の動向も、こうした動きと何らかの関連がないとはいえないだろう。折しも安倍元総理を斃した山上容疑者の供述にもある 旧統一教会の「行き過ぎた献金行為」他の人権にも関わる諸問題から、我国各政治勢力との選対面を含めた関連の再点検を進める動きも広まっている様だ。かつてのオウム真理教にも通じるカルト教団の動向は、それは明らかにする必要が大きいだろうが、同時に北鮮を利する様な影響があってはならないのも事実。微妙な所もある様だが、必要な実態の解明も 慎重を期しながらの進行を望みたい。

それを踏まえるにしても、中・露・朝各国の動向は 十分な注視監視を望みたいもの。中国大陸艦艇の 我国近海での出方は、前述に加えて 本来は我国領有の海底資源の掠め取りを図る様な所もあり、事実が明らかになれば、生ぬるい「懸念表明」レベルで済ませてはならないだろう。露側艦艇も 今後の情勢によっては領海侵犯の挙に出る可能性があり、同様の警戒を求めたい。

同国は又 今春知床半島付近で生じた 客船遭難事故の犠牲とみられる方々の遺体対日引き渡しを渋っている模様との情報もあり、ウクライナ危機に際しての我国制裁姿勢への反感と並び、中朝両国と歩調を合わせる形での「嫌がらせ」の意味もあるかも知れない。この件はあくまで人道優先の見地から、遺体返還実現を強く進める様願いたい。

と共に、自衛隊側も かつての不良除隊人物などがあった場合、事件などに関与する事のない様 追跡権限トレーサビリティの確立を願いたい。必要な立法を施し、警察とも連携して 信頼性向上を図って頂きたい。元隊員による殺人事件は 今夏の安倍元総理遭難以外にも生じており、放置すれば自衛隊の名誉と信頼を大きく損ねる事となりかねない。中・露・朝各国との必要な対峙の為にも この方の改善も必要と思うがどうだろう。今回画像は今春、岐阜・滋賀県境付近で捉えた JR東海道線下り貨物便の様子を。自衛隊による鉄道貨物への期待も表明され、有事の為の輸送のあり方も議論されている様で 一鉄道ファンとしても関心ある所ですが、その辺りは又後日触れたく思います。

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2 コメント

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Unknown (のん子)
2022-07-23 11:53:22
全く、油断も隙もあったもんじゃありません。

嫌われ者の北・中国・露は気が合うんでしょうかね。

安倍さんが危惧していた通りになるかもです。岸田さんに頑張って貰わねばです。
多くの国民の支持を得たのですから、アジアの平和を守るべくリーダーとなって頂かないとね。
返信する
岸田総理の踏ん張り所 (HAKASE(jnkt32))
2022-07-23 14:36:59
のん子さん、今回もご見解を有難うございます。中露
の連携した様な、キナ臭い対日軍事行動は仰る通り
「油断も隙もない」と思った方が良さそうです。

結果的にせよ 両国の相性が何となく良さそうな所へ
来て、西側盟主の米合衆国が ここの所は西太平洋辺
りの軍事影響力プレゼンスを弱めている感がするのに
反応した所がある様です。

事実なら、正に故・安倍元総理の懸念通りという事
になりますね。これもお言葉通り、岸田総理はある
意味で踏ん張り所だと思います。第二次安倍政権下
で数年に亘り外相を務めたのですから、勇気と信念
あらば不可能てだはないはずでしょう。
まずは お礼まで。
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