Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

鳥越俊太郎サンに、レッド・カードだ!

2017-03-23 19:12:35 | 社会・経済

大阪の学校法人 森友学園の、土地取得に関する疑惑などの話題が続く。今日は、籠池理事長の国会証人喚問が実施され、良心に基づく誠実な証言をされたと信じたい。この問題の背後には、同法人の小学校認可(後取り下げ)などに絡んで、担当省庁関係者の、立場を逸脱した忖度(そんたく)があったのではとの指摘もあり、それら各位の参考人招致も実施されそうな気配。勿論、真相の究明は必要だが、先の文科省天下り斡旋問題共々、背景に、我国の文教及び科学研究予算が削減の一途である事も、無関係ではあるまい。この発案者の引責を、強く求めたい。

欧州の著名な科学誌によると、近年、我国発の科学論文は、ジリ貧と言って良い程減少し、又、対米留学の人数も激減。中国大陸やインド国などに、大きく水を空けられていると言う。想えば、最近のH2Aロケットの成功も、久々の準国産旅客機MRJやJR各新幹線の開発進展にしても、昭和末期のバブル時代、潤沢だった学術研究予算の賜物で、今の状況では、とてもこれを上回る技術など得られないのではないか。誰の発言かは知らないが、文教予算の削減に歯止めをかけないと、希望なき状況からの出生減を克服できないなど、我国の将来にとり、リスクを増やす事となりかねないのではないか。

前置きが長くなった。本題へ。本日、東京地方検察庁は、報道家(元職と言うべきか) 鳥越俊太郎 元東京都知事選候補より出されていた、対週刊文春編集長他の刑事告訴を、嫌疑不十分として、不起訴処分とした由。まずは、この決定を尊重し、敬意を表したい。

昨夏の東京都知事選に際し、週刊文春他が載せた、鳥越元候補の女性交友関係についての芳しくない内容記事が、公選法違反と名誉棄損に当たるとして、刑事告訴の挙に出たものだったが、文春他の記事は、あくまでも事実に基づいたそれである事が認定され、鳥越元候補が、或いは感情的に主張した、名誉棄損でもなければ、公選法にも抵触していないと言う事だ。文春他の各位は「当然の判決」と、冷静な受け止めだそうで、拙者も、今回に関してはその通りと理解するものだ。

考えてもみられたい。火のない所に煙は立たないと言うではないか。様々な芸能記事などで、週刊文春などは「文春砲」などと大袈裟な反応で迎えられたものだが、今回に関しては「Good Job!」と申して良いレベルだろう。当時の記事は、拙者も一通りは目を通したが、決して誇張などはなく、事実に基づく記述であったと心得る。対する鳥越元候補の出方は、正直「醜態」とも言えるレベルで、日頃「基本的人権や、言論の自由が大事」とか声高に主張している人物が、一度暗部を表にされると、掌を返した様に、言論封じに狂奔する悪しき姿を曝け出したものと言える。いかに事実に基づく正当な見解でも、不都合なら握り潰そうとする。こんな思考は、高齢、重病療養中たる事を差し引いても、全く支持できるものではない。

鳥越さんの、芳しからぬ告訴姿勢は、そのまま民進、日共、社民、自由の野党四党の姿勢に当てはまる。「初めに批判ありき」の不良思考、森友学園問題を巡る対応も、反安倍政権志向が優先する印象が目立つ。更に昨日、拙個人は、戦後の日共が起こした悪業疑惑に接する機会を得た。終戦直後、旧ソ連邦シベリアに抑留された、数万の同胞の戦後帰国に際し、ソ連共産党と結託した、当時の徳田球一日共最高幹部らが、我国への出発妨害を図っていた疑いがあると言うのだ。これで又一つ、同党の反日性と、破防法に定める、要監視団体の根拠がはっきりした。こうした勢力も、鳥越元候補を応援していた事実を、我々日本人は、然と心に刻んでおきたいもの。鳥越元候補は、勿論我国社会から永久追放の「レッド・カード」に値する。二度と、TVメディアとかへの復帰などない様願いたいものだ。此度の決定は、メディア同士の泥仕合の側面があるのも事実だが。

今回画像は、10年後のリニア中央新幹線開業を睨み、今から盛んな再開発が進む、JR名古屋駅界隈の様子。折しも、鉄道線路資材を運ぶ工事列車が接近中。忙しい地上施設の土木建築工事の合間を縫い、列車の安全を守る、レールなどの重要資材の正確な搬送も欠かせません。それにしてもこの工事列車、先頭のディーゼル機関車は勿論、続く資材車も、実は各々がディーゼル機関と運転装備を持ち、自走できる様になっているのが、どうも意味不明。或いは、当地愛知の鉄道交通七不思議に入るかも知れません。毎週、一度や二度は観られる珍景であります。

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