生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

感激旅行記ーおまけの旅

2016-12-15 15:33:35 | 日記
名古屋でろっちの旅は終わりましたが、MOちゃんとわたしは名古屋でもう一泊することにしていました。おまけの旅です

旅の2日目が日曜日だったので、どこかで教会の礼拝に出席できないかと思っていました。クリスチャンは日曜日に必ず礼拝しないといけないという決まりがあるわけではありません。
ただ、日曜に神様をほめたたえたいという気持ちがあるので、礼拝に出たいと思ったのです。

旅行の日程表が送られてきたとき、名古屋で19時に解散することを知り、名古屋で夕拝をしている教会をネットで探しました。そうしたら、一件ありました。そこが以前土浦めぐみ教会でお世話になったH先生の教会(名古屋福音伝道教会)だったのです。
まさに備えられていた!』のです。

名古屋福音伝道教会は、大須の商店街の中にある小さな教会です。商店街の中にある教会は、日本で唯一だそうです。

MOちゃんもわたしにつきあって一緒に礼拝に出ると言ってくれました。
雨が降っていたので名古屋駅でタクシーに乗るのに待たされ、タクシーの運転手さんが道を知らなかったのでちょっと迷って、着いたら7時半近くになっていましたが、温かく迎えていただき、ほっとしました。


礼拝が終わってティータイムにも出させていただきました。翌日、牧師先生ご夫妻がこのあたりを案内してくださるということで感謝しました。

ホテルでは、オートロックなのにカギを持たずに部屋の外に出てしまい、あせりました。
「ふたりいれば、なんとかなるよ」と言うMOちゃんの言葉に目がうるうるしました。

翌日H先生ご夫妻と大須商店街を歩きました。歩いていると、いろいろな人がH先生に声をかけ、先生は手を振って答えておられました。(まるで映画を見ているよう)

大須観音のある町なのに、教会の牧師先生がこんなに受け入れられているとは、すごい!と、神様が生きて働いておられることを目の当たりにして感激しました。

H先生は9月に土浦めぐみ教会に来られて、メッセージをしてくださいました。その時の感想を9/14のブログに下記のように書いています。

『商店街で「金の大玉祝祷祭」が開催されるとき、祈祷をしてほしいと頼まれて、引き受けたというのを聞いて驚きました。金の玉を拝むのではなく、そこに集まる人、通る人たちに神様の祝福があるようにと祈られたそうです。
宗教観、価値観の違う人たちに対して、拒否するのではなく、また妥協するのでもなく、人が作ったものに対して祈るのではないことを、地元の人たちに説明しながら、キリスト教の祈りをするとは、なんと大胆な、そして柔軟な対応なのでしょう。』




大須観音の境内では市が開かれていました。

さて、この旅行でろっちの仲間の温かな人間関係を改めて感謝しました。学生時代からそうだったのですが、わたしたちは仲間うちで喧嘩したことがなく、悪口も言ったことがなく、ひとりがつらい思いをしたら、みながつらくなり、ひとりが喜んだら、みなで喜ぶような関係です。
聖書には「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。(ローマ12:15)  」とあります。

人見知りで引っ込み思案だったわたしは、子どものころ、自分から友達を作ることができなくて誰かに誘ってもらうのを待っていました。いつも受け身でいやなときでも拒否できず、空気が読めず、人間関係を築くのが苦手でした。今だったら、心療内科に行けば立派な(?)病名がついたことでしょう。
そんなわたしが、10人の友達を得たということは驚きです。前にも書いたように「ろっち」に入ってから人格が形成されたように思います。

ろっちの仲間には、つらい時は「つらいんや」と言え、こんなこと言ったらばかにされるかな? という心配はしなくていいのです……。
この旅行で、何年も会わなくても、住んでいる場所が離れていても、友情は変わりないことを再確認しました。

さて、思い出は語り合いましたが、未来の夢は語りませんでした。60歳にして夢を語る? と思う人がいるかもしれません。でも、老人は夢を見ていいのです。「青年は幻を見、老人は夢を見る。(使徒2:17)」

わたしは6年前に書いた友への便りで「ファンタジー小説を書いて、それがアニメーション映画になって多くの子どもや若者たちに見てもらうこと。物語を通して、あなたの存在は高価で尊いのだということ。あなたは愛されるために生まれたということを伝えたいのです。」と夢を書きました。それはまだ実現していませんが、まだその夢を持って書き続けています。

年をとっていくばかりで、外側は衰える一方ですが、心はいつも若々しくありたいです。
「ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。(Ⅱコリント4:16)」
                                  おわり


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ろうそくは間もなく4本 (izukun)
2016-12-16 21:35:34
こんばんは

「みんなのブログ」から来ました。
カテゴリーの「キリスト教」には行ったことがないので、キリスト者のブログに出会うことは稀です。

亡母はフェリスから父親の故郷土浦一女に学びましたので、茨城のお方にはとても親近感があります。母の実家は鉾田です。

私のブログは世間の雑事専門ですので、たまーにおいでくだされば御の字ということになりましょう。今後とも、よろしく!
返信する
izukunさんへ (文香)
2016-12-17 16:41:16
izukunさん。はじめまして。

よくきてくださいました。ご両親が茨城の方なのですね。土浦一女は近くです。(学校名は変わっていますが)

よかったら、またおいでください。
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