生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

例外はない

2019-06-05 16:48:13 | 日記
孫たちが帰って、ほっと一息つきました。
娘から「ソウクンは新しいおもちゃに囲まれて機嫌がいいです」とメールが届いたので、またおもちゃを買ったの? とあきれていると、「家にあったおもちゃを出したら、覚えていなかったようです」と追伸が届きました。

3か月もじいちゃん、ばあちゃんの家で暮らしていたのだから、それ以前のこと(もの)は、忘れて当然ですね。まだ2歳にもなっていないのですから。
ということは、おじいちゃんやわたしのことを忘れてしまうかも……。
わたしのことを「こちゃーん」(ゆこちゃんの「ゆ」はまだ言えない)と呼んでくれるようになったのに……。そして、帰る1週間ぐらい前から「おとうしゃん」「おかあしゃん」と言えるようになっていました。
あ、また孫のことを書いてしまいました。

わたしは、新聞を読むとき、いちばんに読むのは「こどもの詩」です。(読売新聞)
幼児から中学生までの投稿作品が掲載されています。
はっと胸を突く詩もあれば、ケラケラ笑い出してしまう作品もあり、とてもおもしろいです。

2、3週間前だったか自分のホクロについて書かれている詩があって、強く心に残っています。
インターネットで探してみましたが見つかりません。もっとも「こどもの詩」をブログに書くのは著作権違法になってしまうそうです。

自分にはホクロがあっていやだったけど、お父さんとお母さんが神様にたのんでつけてもらった。ホクロはわたしという印。という内容です。
すばらしいという評があり、自分の子が褒められたようにうれしくなりました。

わたしは5年生のとき、自分の顔に無数にあるそばかすが、いやでいやでたまりませんでした。「そばかすがあるのは美人の証拠」「そばかすは色白の人に多いんだ」と両親に言われても納得できませんでした。

中学一年のとき「赤毛のアン」を読んで、そばかすがあってもこんなに生き生きと明るく過ごすことができるのだと知り、そばかすがいやではなくなりました。でも、ホクロの詩を書いた子どもは、ホクロを受け入れているだけでなく、喜んでいます。ホクロのある自分の存在を喜んでいます。

自己価値が低い子どもが多い中ですばらしいことです。ご両親の価値観が反映しているように思います。

聖書には「あなたの存在は高価で尊い」と書かれています。すべての人の存在が尊いのです。例外はありません。



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