NHK朝の連続テレビドラマ「芋たこなんきん」を毎日楽しんで見ています。主題歌の出だしの「ひとりよりふたりでいま」というのを聞いて、
もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。(伝道者の書4:12)
という聖書の言葉を思い浮かべていました。
原作者の田辺聖子さんがクリスチャンかどうかわかりませんが、主人公の町子たちが教会を訪れるところが今日放送されたので嬉しくなりました。
テレビドラマといえば、先日三浦綾子の「氷点」が放送されましたね。わたしは朝くらいしかテレビを見ないので、夜の番組で興味をひくものがあると録画をし、それを食事時、何日にも分けて見ています。(チャングムの誓いもそうやって見ていました)時間を有効に使うためです。
主人がいるときはテレビはつけっぱなしですが、主人の帰宅は遅く、わたしが寝るころ帰ってくるので一緒にテレビを見ることは稀です。
ニュースもあまり見ないし、コマーシャルはビデオの場合、早送りするので世間に取り残されることも……。(いえ、娘いわく、取り残されています)
遅ればせながら、昨日「氷点」を見終えました。今回の「氷点」は2001年に放送されたものより、原作に近かった気がします。前回は時代を現代に置き換えていたので、復讐のために陽子を夏枝に育てさせたことを夏枝はメールの記録で知ることになっていました。今回は、時代も原作どおりだったし、罪と赦しのテーマもはっきりえがかれていました。
でも、やはり物足りなさを感じます。ドラマ化されると原作の持ち味が薄れてしまうように思います。でも、この放送をきっかけに原作を読む人が増えることでしょう。どうか多くの人が「氷点」を通してキリストを知ることができますように。