生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

16歳の犯罪……どうして人を殺してはいけないのか(2)

2005-11-13 17:18:24 | CS(子供伝道)
神さまなんてウザイ、ばかじゃないのとのコメントをいただきましたが、わたしも以前は神さまという言葉を聞いたり、宗教の話しを持ち出されると鳥肌がたつほどいやでした。だから、書いた人の気持ちがわかります。

「あなたのために神さまに祈っていますよ」と言われたときは、祈って下さいなんて頼んでないのに……神さまなんかわたしには関係ないと腹をたてていました。
目に見えない神さまを本気に信じている人などいないと思っていました。もし本気で信じている人がいれば、その人は狂っているか、大バカだと……。
 
 でも、今のわたしはたとえ人から「大バカ」と言われても、「神さまって本当にいるんですよ」と言います。「それなら証明して」といわれても、それはできません。風は目に見えませんが、風がふくと木の葉が揺れたりしてわかりますよね。神さまの存在も、目には見えないけれど感じられるのです。そして、どうして人を殺してはいけないのか?という問題を考えるとき、神さまの存在を否定しては、正しい答えが出せないのです。

【わたしたち人間を造られた神さまは、ひとりひとりをとても愛しておられます。でも、最初の人間アダムとエバが神さまの言いつけにそむいて木の実を食べてしまってから、人間は罪を犯すようになりました。罪というのは法に触れるものだけをさすのではありません。憎しみ、嘘、嫉妬等、心の中で抱く醜い思いも罪といいます。

神さまは、人間に永遠の命を与え、エデンの園のような天国に住まわせたいと思っておられます。でも、罪のある者は天国に入ることができません。人間は、自分の力では、自分の罪を消すことができないので神さまは、人間の罪を赦すためにご自分の一人息子であるイエス・キリストを地上におくりました。イエスはマリヤの胎をとおして人間の赤ちゃんとして生まれました。

イエス・キリストが生まれて約30年たったとき、十字架につけられて死にました。このことは、イエスが生まれる前から計画されていたことでした。イエスは神の子ですので罪がありません。罪のない者が、罪のある人間の身代わりになって死んで下さったのです。イエス・キリストは死んでから三日目によみがえりました。

イエス・キリストが十字架にかかって死んでくださったおかげで、罪のある者でもイエスを信じるだけで罪赦され、永遠の命をいただけるようになりました。】というのが下記の聖書の言葉の説明です。

「神は、実にそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子(みこ)を信じる者がひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためある。(ヨハネ3:16)」
神さまはひとり子のイエス・キリストを十字架につけるほど、わたしのことも、あなたのことも、あの人のことも愛して下さっています。
だから、このような(神さまに特別に造られ、特別に愛されている)人間を(自分も他人も)殺してはいけないのです。
イエス・キリストは、心の中でも人を殺してはいけないといわれました。それは、すべての殺人は、憎むこと、嫌いになること、腹をたてること、赦せないという感情から起こるからです。
人を殺したら神さまはとても悲しまれます。死んでしまった人の家族や多くの人が悲しみます。自分の一生を苦しめます。
殺してしまった人にどんなにあやまっても、その人は生き返りません。でも、殺人者を赦すことの出来るお方(神さま)がおられることを忘れないでください。
人を殺さない(心の中でも実際にも)ためにはどうしたらいいでしょう?
1)赦すこと、愛することをイエスさまから学ぶ。2)友達の悪いところばかり見るのではなく、いいところを見つける。3)暴力的なビデオや漫画、ゲームなど見ない、やらない。4)友達に対して思いやりの心、優しい心を持つ。etc……。
これらのことを心がけることが大切です。以上が昨年夏に教会学校で小学生に話された内容です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。