自転車に乗るときのヘルメットが努力義務化することが決まりました。警察庁の資料によると過去５年間で自転車に乗っていて死亡した人の60％が、頭部損傷が致命傷になっているそうです。他の自動車事故に比べて圧倒的に高いのです。
現在は13歳未満の子供にヘルメットを着用させることが保護者の努力義務になっていますが、 来年４月からは全年齢者が対象になります。ただ車に張る高齢者マークと同じで、努力義務ですから罰則はありません。
今日はしづの里の大掃除だったのですが帰りがけに私の被っているヘルメットを見て、ヘルメットを着用しなければならなくなったら自転車の利用を止めるという女性がいました。今でも女性用にはデザインの良い帽子型のヘルメットがありますし、利用者が増えれば、さらにヘルメットには見えないようなお洒落なものが出てくるでしょうから大丈夫です。
私は2年ほど前からヘルメットを利用していますので努力義務とは言え、着用が推進されることは追い風になります。というのは慣れないうちは被っているのが恥ずかしい時もありました。
最近はホームセンターやドラッグストアなどはヘルメットのままで買い物もできますが、それでも知った人に会う機会の多いイオンなどのスーパーには脱いで入ります。４月からヘルメットの着用者が急激に増えるとは思いませんが同志が少しずつでも増えて、万一の時でも死亡事故とならないように備えをしたいものです。
