佐倉市の音楽ホールから名称変更した佐倉ハーモニーホールでさくら防犯パトロールネットワークの総会を開きました。対面の総会はコロナで中止していましたが感染対策を十分いとって昨年から再開していますので、議事もスムースに進みました。
ハーモニーホールについてはなぜ名称を変更したのだろうという疑問を持っていましたが、ハーモニーホールでの掲示を見てとりあえず理解しました。ただ、納得したわけではありません。
掲示によると市はネーミングパートナー制度(施設命名権)を導入しているそうで、その一つとしてハーモニーホールが誕生したことが分かりました。説明では良く分からないのですが、「民間事業者との協働により、持続可能な施設運営につなげるとともに、施設の魅力や市民サービスの向上を図ることを目的としている」そうです。
ハーモニーホールのネーミングパートナーは佐倉整形外科眼科病院だそうで、今年の4月1日から令和10年3月31日までの5年間です。パートナー料金は1年間に100万円です。良く分からないのは運営を外部委託したのではないようです。
美術館もネーミングパートナーが(株)ジー・シー企画という会社で、呼称は従来の美術館のままですが、書類等では「佐倉美術館!…GC」になったようです。このパートナー料は10年契約で年に130万円だそうです。
野球場などの施設命名権は聞いていますが、音楽ホールや美術館を安い金額で変えるメリットはどこにあるのでしょう。