毎年新年に東京のホテルで行っているある会合が中止になりました。これは新型コロナの感染が広がっているのでやむを得ません。ただある会社を中心にしてその取引先のOBなどが集まっていたので寂しいのです。
平均年齢も75歳を超えているのです。それだけに一年飛ばすと体調不良で参加できなくなる人が出てきます。そこでZoomでの開催を提案したのですが、アプリを扱える人が少ないのではないかという理由で、ペンデイングになっています。
そんな中、Aさんから電話がありました。脊柱狭窄症で手術をしたばかりなのでまだ階段の昇り降りができないそうです。近所の散歩は杖を持てば何とかできるが東京までは無理なので、仮に会合が開けたとしても今年は欠席する予定だった。Zoomでやってくれたら皆さんの顔が見られるので嬉しいと言います。
そのAさんの話に感動しました。2か月ほど入院したのですが手術をした後身動きが取れないときに、熱心な看護婦、介護士の看護、介護に涙が出たそうです。動けないのでトイレには行けませんし、痛さのある患者がいるので夜でもナースコールを押すことが多いのだそうです。
それにもてきぱきと対応してくれる姿を見て、医療従事者のご苦労を感じたのです。新型コロナの入院者増で医療崩壊が心配されている病院は、さらにきつい状態だろうと感じるそうです。
ユーカリが丘の友人に同じ手術をしたBさんも20㍍ほど歩くとしばらく休まなければならない症状だったのですが、手術をして今はゴルフも始めています。リハビリには熱心に取り組んでいるAさんです。ゴルフを始めたよと言う明るい声が聞こえると信じています。