悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

防災情報連絡会

2017-09-16 19:22:01 | Weblog
 防犯活動では横の連携が密なユーカリが丘ですが、防災では初めての「防災情報連絡会」が開かれました。各自治会、自主防災組織、まちづくり協議会、26団体48名、それに市役所の担当課が参加しました。

 それぞれ防災訓練や減災の活動に努力されているのですが、自治会による温度差が大きいのです。一番の問題は毎年交代してしまう防災の担当者では継続が難しいだけではなく、企画が深まりません。

 防犯の活動と違って横のつながりはあまり必要ではないでしょうが、それでも担当者が一堂に会して、情報を交換する意味は大きいと思います。ある熱心な自治会長から質問がありました。市の指定避難所が開設されたときに自治会の役員は駆けつけなければならいのか?でした。

 自治会、自主防災組織の役員もまず守らなければいけないのは自分の命ですし、次に家族の安否確認です。そして無事が確認できたら次にご近所の安否確認です。もし黄色いリボン(無事という意思表示)が出ていない家があったら、声掛けをするのが隣人の務めです(愛として)。

 私たちは消防署や警察、あるいは市役所の職員とは違います。安否確認と言っても義務ではありません。ただ避難所に移動する前にご近所の安否は確認して、被害を受けている人があったらご近所の人たちと協力して救助したいものです。

 質問の避難所に対する答えは、避難場所と避難所の場合で違います。避難所の場合は「駆けつける必要はありません」です。避難所の運営は避難した人の中で選ぶ運営委員(仮称)に任せたらよいのです。避難所としては150人が基本ですから、多くても300~400人が限度です(避難場所と避難所の違いについては後日)。

 地震の被害で避難勧告や避難指示が出ることはないと思いますが、一時避難場所としてとりあえず学校を利用する場合は、自治会の役員の同行が必要でしょう。体育館は1000人でも使えるでしょうし、校庭を使えば2000人程度の避難場所になります(小竹小・まち協の場合)。

 毎年交代の役員ですからやむを得ないのですが現実を知らなすぎます。小竹小学校のまちづくり協議会では今月30日にHUG(避難所運営ゲーム)を、11月23日の防災訓練と避難所運営・体験訓練では模擬運営委員会を開きます。今日の参加者にも見学のお誘いをしました。
コメント
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