校舎内に飾った新米
玄米ベースで233Kg。今年のおだけっ子米は前年より67Kg、22.6%も少ない収穫だった。このため地域で手伝った人たちに対する配分は無しとなった。無農薬で作り3日間天日干しした新米は、炊き上がりのつやも違い美味しいので楽しみにしていただけに残念だ。
配分の価格は昨年の場合6Kgで2000円だった。この売り上げは次年度の米作り予算に組み入れていただけに、来年は費用の捻出に工夫が必要だ。もっとも11月にユーカリが丘社会福祉協議会が行う「ふくしまつり」に小学校も参加して、おだけっ子を販売する。
新米は全校児童の給食に1回使い、5年生が家庭科実習を兼ねて手伝いをした地域の人たちを招待する食事会がある。実習が主目的なら良いのだが、地域の人に対する気配りだったらこれも中止して販売額を増やした方が良い。
おだけっ子米は無農薬に加え出来るだけ肥料も使わないようにしているが、これが減収に影響していないのか?佐倉市、特に小竹地区の出来具合は分からないのだが、周囲の田が平年作だとしたら検討の余地がある。
米作りの先生Tさんの話では、5月末から6月初めの日照不足と低温が原因だという。悔しいのはこんな話を聞いてもこの時期の気象は覚えていないこと。夏が暑かったし井戸水を使えるので水不足ということはないので豊作を期待していたのだが―。
今年は野菜も不足して高値が続いている。天候の影響が大きいのは仕方がないので、少ない時は無駄の出ないような調理を考え、大きさにばらつきがあっても、見栄えの悪いものがあっても受け入れる賢い消費者になりたい。