悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

気持ちの余裕

2011-03-29 19:34:33 | Weblog
 15度を超える暖かさになった。ステイヤング(健康体操)会は地震の被害でコミュニティセンターのホールが使えないため南公園で行った。2週続いて流れているので久しぶりに会った会員の挨拶は地震被害の話になる。ほとんどの人は食器が割れた程度の被害で、大きな被害はなかったという。

 我々のメンバーではないが、その例会をしているときに公園で、男性の高齢者二人が大きな声で罵り合いを始めた。仲裁に入ったコーチの話によると、散歩させていた犬が男性とすれ違うときに吼えたことが発端らしい。

 吼えたのは白い小さな犬で鎖につないでいる。犬が好きでない私でも恐怖を感じることはない。二人の間に何があったのかは分からないが、第3者が見たら大人気ない姿だ。交番に行った2人は私たちの帰るときにまだもめていた。二人とも気持ちに余裕がないのだろう。

 ひょっとするとテレビで災害の被災地の画面ばかり見ているからだろうか?市が企画している行事もすべて中止になっているし、サークルの飲み会なども被災者のことを思いキャンセルしているので、ストレスが溜まっているのだろう。

 余裕がないといえば次のような記事もある。「(計画停電の)対象だったはずの佐倉市では、停電が起きない地域が発生。中志津のスーパーKの店長は「冷凍食品など解けないよう、冷気を閉じ込めるふたを用意するなど手間が掛かる。人員配置や営業時間の変更も必要になるため、東電に電話するがつながらず、毎朝市役所に確認していると」と不満そうだった。

 もっともこの店長の発言は多分「停電の行われなかったことはうれしいのですが……」のような言葉が付いていたのだろうと思う、いや思いたい。それにしても余計なことを言うから、記者にとって都合の良いところだけを記事に使われてしまったのではないか?

 被災地の方々を助けるためにも、できるところから普通の生活に戻ることが必要だと思う。もちろん節電は別にして―。
コメント
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