アイスランドの火山噴火

　自然の力の凄まじいものです。火山灰でほぼヨーロッパ全域の飛行機が飛べなくなってしまうのですから―。もっとも韓国でも中国の黄砂で航空便が欠航したり学校が休みになることがあります。ただ影響する範囲が違います。

　心配なのは現地に旅行中の人たちです。帰国できずに足止めされているのですが、ホテルや食事などはどうしているのでしょうか。私の場合はツアー利用ですが、このようなアクシデントの時はツアーを主催する旅行会社や利用する航空会社によって対応が大きく違うようです。

　同じ飛べないのでもいつ飛べるのかがはっきりとすれば、開き直って観光を楽しむことも出来ます。飛ぶのか飛ばないのかわからない、毎日飛行場に詰めるというのが困ります。海外旅行のときに掛ける保険は傷害保険なのでケガをしなければ補填の対象にはならないので、ホテルの確保や他国を迂回して帰国などの費用はどうなるのでしょう。

　お金の問題は幸いに現在はカード時代ですから、現金の持ち合わせがなくても不自由はありません。ヨーロッパ線も今日の午後から一部ですが飛ぶ始めました。友人に今回の噴火で足止めされた人がいたら、旅行社、航空会社の対応を聞いてみたいものです。

　テレビによると輸入品の遅れが問題になっているそうです。バラの花が間に合わないとか生サーモンが間に合わないと言っていますがこれは仕方のないことです。物流がいかに重要かをしる良い機会でしょう。

　火山の噴火や強い地震多いことが気になりますが、とりあえず海を越える旅行には、こんなリスクのあることを覚悟しておかなければならないのでしょう。