悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

美味しくなった水道水

2009-08-26 19:52:04 | Weblog
 畑からの帰りに文化放送を聴いていたら水道水の広告をしていた。美味しくなった水道水を飲んでほしいというもので、スポンサーは東京都水道局だった。最近水道水が美味しくなったという話を聞くし、新聞でも読んだ。

 佐倉は水道水に占める井戸水の比率が60%と高いし、消毒に使う塩素の量が東京に比べると半分なので、東京から来る人たちには美味しいと評判だった。私も水は水道水で大丈夫。昨夜の飲み会でも水の話題の時に「水道水しか飲まない」という仲間がいた。

 8月23日の讀賣新聞によると、東京都水道局では2004年から「安全で美味しい水プロジェクト」に取り組んでいる。美味しい水道水をつくる切り札は「高度浄水処理」。オゾンの酸化力、活性炭の吸着作用、微生物の分解作用を組み合わせ、従来の浄水処理では対応できない、カビ臭の原因物質やカルキ臭のもととなる物質を除去しているという。

 ただ費用もバカにならず都内5ヶ所の浄水場では、06年からの3年間で324億円もの費用をかけている。水道水の大半はトイレ、風呂、選択に使われ、飲み水にされるのは1~2%しかない。巨額の費用を掛けて、美味しさを追求する必要があるのか。そんな議論があるそうだ。

 東京都水道局も飲み水をミネラルウオーターから水道水に変えてほしいとPRする気持ちが分かる。都が行ったミネラルウオーターと水道水との飲み比べでも、42%が水道水に軍配を上げ、24%がどちらも同じくらい美味しいと評価するという。

 普段ラジオはNHKしか聞かないが、東京都の候補者の選挙番組になったのでチャンネルを変えた。たまには局を変えることが必要かも。
「蛇口から直接水道水が飲めるというのは、日本が世界に誇る水道文化」だと言われる。東京に出かけたら水道水を飲んでみよう。
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