静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2008年12月21日 | 天のマナ
 「こころの貧しい人はさいわい」  
 クリスマスおめでとうございます。
 クリスマスとは、神に愛されている私達人間が幸いを得る時であります。

「こころの貧しい人たちは、さいわいである。天国は彼らのものである。」
(マタイによる福音書5章3節)と御言にあります。

 ギリシャ語の「貧しい」と訳せる語は二つあり、一つは「ペネース」で、「余裕のないその日暮らし」という程度の貧しさを意味しています。しかし、ここで使われているのは、「プトーコス」であり、「貧困に打ちひしがれた状態」という強く深い貧しさをあらわしています。もちろんここでは、経済的な貧しさを意味しているのではなく、心の貧しさが語られています。

 つまり、自分の心には、自分をも人をも潤し平安を与えるものがない。私の心は、内側は、渇いていて不安があると認める者のことであります。どうして、このような者が幸いなのでしょうか。それは、真に自分を知って認めている者は、救いを真剣に求めるからであります。神を見い出そうとします。
 
 その結果、神を求める者を神はほっておかず、私達が神を見い出す先に、神が私達を見い出し救いの手を伸べ、神を信じる者を救い、心を神の平安の支配で満たすからであります。これこそ真のクリスマスであり、神の国の到来なのです。

2008/12/21
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