「神の義による支配」 詩篇64篇1~10節
この世の中では理不尽な事が起こり私達は嘆きます。私達は、思いをどうしたらよいのでしょうか。
Ⅰ 理不尽さの中で
詩人も理不尽な経験をしました。自分は悪くないのに、根拠のない中傷にあっていたのです。仕えれば仕えるほど悪く言われるほど辛いものはありません。「どうしてこのようなことが、どうしてこのようなことに」と嘆くことしかできません。
Ⅱ 神の義による支配
神はこの状況をなんとも思っていないのでしょうか。いいえ違います、神は義なる方であります。神はすべてをご存知で、かすみ網にかかったご自身の愛する小鳥達をお見捨てにはなりません。神は悪者らを必ずさばかれます。彼らが掘った落とし穴に、彼ら自らが落ちるようにされるのです。
神との関係が正しい者は、神に身を避けましょう。神の守りの中にあって必ず喜び誇る者とされるからであります。
2010/10/28 説教者 杉本守