静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2022年05月01日 | 天のマナ
「神に従う者か、神を従わせようとする者か」
 エフェソ書6章は、「教会の戦い」であります。教会の戦いは、血肉(人間)による戦いではなく、国と国、民族と民族、人と人との戦いでもありません。そして力(武力)によるものでもありません。教会の戦いは、悪魔(悪魔の策略)に対しての戦いです。そして神の武具(真理、正義、平和の福音、信仰、救い、神の言、祈り)による戦いです(エフェソ6:10~20)。さらにはイエスの愛による戦いです(ローマ12:9~20)。これが神に従う信仰者の戦いです。しかし、そうでなく神を従わせようとする戦いをしている者がいます。つまり神の名を利用して自分の思想や主義主張や欲望を成そうとする者のことです。先週のニュースで、ロシアのプーチン大統領が、ロシア正教会でイースターの礼拝をささげている映像が、各テレビで放映されました。今回のウクライナ侵攻も、まさしく血肉(人間)の戦いであり、力(武力)によるもので、ロシア正教会の一部の聖職者らが抗議しているように、神のみ言葉に反しています。今回の事に限らずこれまでの人類の歴史においても、神の名を利用して自分の思想や主義主張や欲望を進め、誤った行動をした結果、大きな痛みを残してきました。もう繰り返してはなりません。私たちももう一度、自分を点検し、神に従い平和を造る信仰者でありましょう。「平和を造る人々は、幸いである。その人たちは神のこと呼ばれる。」(マタイ5:9)。
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