静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2020年05月01日 | 天のマナ
 「選ぶことによって愛され愛する」            
 少し前に、お笑いタレントの方が、「35億(世界の男性の総数)」というフレーズで人気を得ていました。世界の女性の総数も同じくらいでしょう。結婚は、その中からお互いが選ぶのです。35億の中から選ばれた喜びは大きいのです。「選ぶ」ということに相手からの愛を体験するからです。
 「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだのである」(ヨハネ15:16)。まず、愛なる神に選ばれた喜びを感じます。
 神によって造られた最初の人アダムとエバは、麗しいエデンの園に置かれました。神はその中央に、命の木と善悪を知る木をはえさせられました。そして、神は人に命じて、「あなたは園のどの木からでも心のままにとって食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取ってたべてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」と言われました。なぜ、神はそのような木をはえさせ、命じられたのでしょうか。その木がなければ、人は失敗をしなかったのではないでしょうか。しかし、善悪を知る木をはえさせた神の行為は、非常に大切な意味があります。①善悪を決めるのは不完全な人ではなく、完全なる神であること。人は高ぶらず人でありなさいとのメッセージがあります。②人は神により自由意志が与えられていることです。人は神のロボットではなく、自由意志を与えられた存在であります。ロボットには自由意志がないので、命令者に完全に従いますが、それではうれしくありません。しかし、人が「神に従う、神に従わない」の選択ができる中で、「神に従う」を選ぶ時、神への愛があらわされますし、神はどんなに大きな喜びを抱くでしょうか。神は人間を愛の対象として造られ、神は人からの愛も求めています。今週も神に従いましょう。神との愛の関係に生かせていただきましょう。
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