静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2018年02月18日 | 天のマナ
「過去の踏み直し」  
  
 誰でも人生を振り返ってみると、喜びの出来事だけではなく、痛みの出来事をも思い出すのではないでしょうか。痛みの出来事を癒され慰めの出来事として捉え直し踏み直せたらどんなに幸いでしょうか。クリスチャンはそれができるのです。では、どうしたらできるのでしょうか。

 それは、その過去の痛みの出来事の場面に、そこにも共にいて下さったイエス様に目を向け、イエス様がそこで語って下さっていた言葉に耳を傾ける事です。辛い中で痛んで泣いている自分の横にイエス様が立っておられる。ラザロの墓の前で泣いていたイエス様が、この私に寄り添って共に泣いていて下さっている。ただ泣いているだけではなく、慰めに満ちた声で語っていて下さっている。決してそれはもっと頑張れという叱咤激励ではなく、また責める言葉ではなく、主イエスが福音書で痛む者らに語られた、温かく包む慰めと平安と希望の言葉である。また主は十字架の傷の跡が残る手を私の肩に置いて下さっている。しっかりと霊の目を開き霊の耳を傾けてみようではないか。過去の失敗や痛みで縛ろうとするサタンの鎖から解放され、主の恵みの中で自由に生かされていこう。

「その傷によって、あなたがたはいやされたのである」(Ⅰペテロ2:24)
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