「主はわたしの助け主である」 ヘブル人への手紙13章1~17節
主のみ名をほめたたえます。新年のみ言葉をいただきましょう。
この章は、どのようにキリスト者生活をしていくのかが記されています。それは、兄弟愛に努め(1~3)、肉欲や金銭などの地上のものに心を奪われず(4~5)、教会生活を喜び永遠の都を目指して歩む(6~)ことです。このように歩もうとするキリスト者に主イエスはどのように自らをあらわしてくださるのでしょうか。
まず、主は共にいてくださるのです。「わたしは、決してあなたを離れず。あなたを捨てない」(5)と主は言われています。続いて「主はわたしの助け主である」と記されているように、主はわたしたちを助けてくださるのです。そして「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない」とあるように、変わらない方であります。聖書の時代、おぼれるペテロを助け、迷えるザアカイを導き、求めるニコデモに与え、反発するサウロを救われた同じ主イエスが、きょうも、明日も、いつまでも私達一人一人を助け導いてくださるのです。
今年も一年、この主が共にいてくださり、助けてくださることを信仰により体験させていただきましょう。
2013/1/1 説教者 杉本守