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仙台市、保育士確保ピンチ 臨時職員の雇用不安定!

2012-03-07 12:36:48 | 児童福祉に関する日記
確定申告は昨日、無事に終了
「お客様」に関しては、8名の代理申告しました。これをやらないと「課税証明書」がもらえず、負担金減額等の申請ができなくなります。また、障害1級年金収入しかないのに「国保税」も満額の請求が来てビックリしますので、必ず申告が必要です

仙台市、保育士確保ピンチ 臨時職員の雇用不安定
 仙台市立の保育所で、4月から勤務する臨時職員の保育士の確保が難航している。
1年後に雇用が打ち切られる不安定な条件に加え、首都圏の民間保育所による採用攻勢もあり、市は例年になく苦境に立たされている。
 市によると、市内48の保育所で必要な臨時職員は約170人。
登録者を随時募っているが、現在100人しか確保できていない。
 2月に開く登録者説明会には、例年180人程度が参加していたが、昨年は約100人、ことしは47人まで減った。

 市は急激な減少の理由として、保育需要が伸び続ける首都圏の民間保育所が近年、地方都市で採用活動を活発化させていることを挙げる。
人手不足を補うため正規雇用を掲げるほか、寮を完備するなど福利厚生面の充実も図り、保育士志望の学生らの関心を引いているという。
 市は保育所の民営化を段階的に進めており、正職員の採用を10人弱に抑制してきた。
ここ数年は各保育所で臨時職員の比率が高まりすぎたことから、一転して20~30人に増やしている。

 新年度は25人の採用枠に200人以上が応募。
地方公務員法の規定で最長1年しか雇用されない臨時職員と違い、正職員人気の根強さを示した。
 市保育課は「将来の民営化を見越せば、臨時職員に頼らざるを得ない。
あらためて求人誌に記事を載せたり、保育士養成校に案内を出したりして、人材確保に全力を挙げる」と話している。
(2012年03月07日水曜日河北新報)

保育士の確保が難しくなっています
私の地元職安の求人情報を見ても保育士の募集が多く、目立ちます。
確かに、臨時職員の採用枠なので応募者がおらず、不人気なことも要因のようです。
正規職員としての採用を求めるのが当然のことです。
保育士は国家資格ですし、児童福祉には欠かせない専門職です。公立、私立(法人)の差こそあれ、保育士としての身分保障は確保されて良いはずですが、なかなか充実されていない現実は残念です。
身分や給与の安定・安心を求めて公立に集中する現状も理解できます。
しかし、職員のための保育所、児童福祉施設であってはいけないわけで、地域で子どもの成長や児童の福祉を願う役割を担う保育所と考えれば、公立・私立の隔てなく保育士の身分を保障する中で給料体系や雇用条件を検討していく必要があるのではないでしょうか
これからは、事業として成り立つための努力、地域に貢献する活動、地域に支えられ、連携しあう活動を実践している等々も評価して「頑張る、元気な保育所」をサポートする体制が期待されています。また運営や経営者の改革も必要になります。
措置から契約制度へのメリットを生かした保育所の改革にこそ、魅力が、希望があるように思います。若い保育士の採用や人材育成、専門職としての能力や成長も、この流れにうまく生かしていく事を願っています
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