夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

ソーシャルワークの価値と理論(IFSW)

2009-04-25 11:20:16 | 復興まちづくり・ソーシャルワーカーとは?
涌井(西)3勝、ダル(日)3勝、三浦(横)2勝、能見(神)2勝

【価値】

ソーシャルワークは、人道主義と民主主義の理想から生まれ育ってきたのであって、その職業上の価値は、すべての人間が平等であること、価値ある存在であること、そして、尊厳を有していることを認めて、これを尊重することに基盤を置いている。
ソーシャルワーク実践は、1世紀余り前のその起源以来、人間のニーズを充足し、人間の潜在能力を開発することに焦点を置いてきた。人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。
ソーシャルワークの専門職は、不利益を被っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに務め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包括(ソーシャル・インクルージョン)を促進するよう努力する。ソーシャルワークの諸価値は、この専門職の、各国別並びに国際的な倫理綱領として具体的に表現されている。

【理論】

 ソーシャルワークは、ソーシャルワークの文脈でとらえて意味のある、地方の土着の知識を含む、調査研究と実践評価から導かれた実証に基づく知識体系に、その方法論の基礎を置く。
ソーシャルワークは、人間と環境の間の相互作用の複雑さを認識しており、また、人びとの能力は、その相互作用が人びとに働きかける様々な力ーーそれには、生体・心理社会的要因が含まれるーーによって影響をうけながらも、同時にその力を変えることができることを認識している。
ソーシャルワーク専門職は、複雑な状況を分析し、かつ、個人、組織、社会、さらに文化の変革を促すために、人間の発達と行動、および社会システムに関する理論を活用する。


ソーシャルワークの「価値」と「理論」について、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)の定義から引用している。前回は「定義」と「解説」を投稿した
社会福祉士であり、会員である以上、理解に努め、誠実に受け止めていかなければならない。繰り返し、時には疑問をもちながら、学ぶよう心がけたい
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