(写真1枚目が北原氏、2枚目は八児氏の講演)
9月22日開催された市民公開講座の報告その②です。
「医療の本質について¨健康にまつわる8つの話題¨・・」と具体的なお話しがありました。
①コルステロールはあなたの敵か?
②赤ワイン、日本食は健康に良いか?
③医師は本当に信頼できるか?
④糖尿病はなぜ治らないか?
⑤ストレスは最大の死因?
⑥医療行為は本当に正当化されるか?
⑦健康に良い唯一の食べ物は?
⑧飢餓のすすめ?
1つ1つ項目に沿って、医師として体験や真実について鋭い視点で解説がありました。
これまでの「思い込み」が一掃されてスッキリしたような気もします。
私的な感想になりますが、
病気の主たる原因はストレスで、これを上手くコントロールできれば健康に生きられ、良い死も選べる。
こうした構造というか、本当のところが理解できることが大切である。
しかし、言うのは簡単なようで最も難しいことです。
まあ、病気にならないよう工夫や衣・食・住に気をつければ、医療の本質も見えてくる。
次に、北原茂実氏は、「今、私たちにできること」として6点を上げ、説明されました。
①スカンジナヴィアン・sv・スタディー。
②沖縄とコーカサス(遊牧民)の真実。
③天国にならぶローソクの神話。
④本当に必要な医療とはなにか。
⑤第三の医療→自分を変えること。
⑥自然を処方するという感性。
究極の医療は、救命救急で脳こうそくや心筋梗塞の患者さんを救うことだ。と強調されながらも、
第一の医療は、テクノロジー・西洋医学。
第二の医療は、東洋医学。
第三の医療は、自分を変える・再生医療。を強調されたのが印象的でした。
北原医師としての想いが熱く伝わってきました。難しい医学的な用語を使わず、聞く側にわかりやすく話されましたが、それでも1つ1つ、奥行きの深い内容であり、興味をそそるような提案でもありました。
感想ですが、
北原氏の著書を読んだり、講演テープも聴いて臨みましたが、十分な理解に至らず、次回への宿題も頂いた気がします。
世の中にたくさんの「夢や理想を実現する、想いを現実に変える人」を見てきましたが、北原茂実氏は、正にそうした運命の元に生まれて活動されている。
おそらく3・11の東日本大震災がなければ、会うことも、触れる事もなかった。今そのものが無かったかも知れません。
初めて北原茂実氏に会い、ご挨拶をし、講演も拝聴することができましたが、この取り組みは間違いなく、多くの被災者や住民が望んでいることだと確信し、さらに3・11以後の出逢いを大切にしていきたいと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます