夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

「ハンセン病禁止」に批判 北京五輪委の入国指針で!

2008-07-02 10:23:53 | ハンセン病ってなに?
”「ハンセン病禁止」に批判 北京五輪委の入国指針で!
 北京五輪組織委員会が今月2日付で公表した五輪期間中の中国への出入国などに関する指針に「ハンセン病患者の入国禁止」が含まれていることが明らかになり、日本の関係者から「医学的根拠がなく、この病気への誤解や差別を助長する」と批判が強まっている。

 「全国ハンセン病療養所入所者協議会」の神美知宏事務局長(74)は、「明らかな偏見と差別だ。中国ではそういう誤った認識がまかり通っていたのか」と驚いた。神さんらは16日、厚生労働省に「何らかの措置を」と申し入れたという。

 世界のハンセン病医療を支援してきた日本財団の笹川陽平会長も「感染力が弱く、治る病気である実情を考慮していない。患者、回復者、家族への深刻な人権侵害だ」として、組織委などに撤回を求める文書を送った。

 問題の指針が入国を禁じたのはハンセン病患者のほか、テロ活動の恐れがある者や精神疾患、性病、開放性肺結核の患者ら。中国の入国管理関係法に基づくとみられる。(2008/06/26 07:53 【共同通信】)

記事としては過去のものになってしまった。
しかし、現実に起きている問題でまだ解決に至っていない
世界的なレベルでもハンセン病への差別・偏見は根強い。中国の法律を変えないといけないと言うのだからややこしい。でも、トップの決断でいっきに解決へ迎えるような気もする。
人権問題にはやや疎い中国といわれるが、この際に改革をしてもらいたいものである。中国サイドの良識を期待したい


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差別の過ち忘れまい「ハンセン病の碑」建立

2008-07-02 10:09:28 | ハンセン病ってなに?
清水(ロ)6勝、小野寺(西)3勝、小松(オ)5勝、大竹(広)3勝、川島亮(ヤ)3勝、渡辺(神)4勝ラミレス22号ブラゼル(西)20号

”差別の過ち忘れまい「ハンセン病の碑」建立”
ハンセン病患者の強制隔離を全国に先がけて進めた県が、差別や偏見を助長したことへの反省を込め、鳥取市尚徳町の県民文化会館前に「ハンセン病の碑」を建立した。30日に除幕式があり、収容された国立療養所「長島愛生園」(岡山県瀬戸内市)で70年以上暮らす元患者の加賀田一(か・が・た・はじめ)さん(90)=鳥取市用瀬町出身=も駆けつけ、郷里へ帰ることなく亡くなった療養所の仲間の無念を訴えた。

大理石で造られたハンセン病の碑は高さ2・6メートル、横1・3メートル、幅0・65メートル。元患者らと交流のある野の花診療所(同市行徳3丁目)の徳永進医師らが「ハンセン病問題を風化させてはならない」と呼びかけ、昨年9月、建立を検討する懇話会が始動。想定の3倍以上の寄付金が県民から集まり、150万円の県費と合わせて計約570万円で建てられた。

除幕式で平井伸治知事は、ハンセン病患者を県外の療養所に強制収容させ、県内から患者を「一掃」することを目的とした「無らい県運動」に加担した県の歴史に触れ、「ハンセン病を患った人に対する仕打ちは人権を否定するものだった。過ちを悔い改め、今後、人権を蹂躙(じゅう・りん)することのないよう誓いを新たにしたい」と反省の言葉を語った。

 いつの日にか帰らん――碑の正面に大きく刻み込まれた言葉について、懇話会のメンバーを務めた加賀田さんは「故郷に帰ることを夢見ながら遠い療養所で亡くなった、大勢の患者らの無念の思いが込められている」と語る。

 長島愛生園の納骨堂には現在も、県出身者の遺骨だけでも100柱以上が納められている。県は01、02年度、遺骨の引き取りを仲介すると新聞広告でPRしたが、問い合わせは1件もないという。

地元の招きで00年に用瀬町に帰郷し、2年後に自らの墓を建てた加賀田さんは「遺骨になっても郷里に帰ることができないという不条理は絶対に許されない」と憤る。「自分の場合は人知れず入所したから近所にも知られず、結果として偏見も解消しやすかった。警察によって強制収容さされた場合は、すべて白日にさらされて家族もひどい差別に遭った。そのような場合には遺骨の引き取り手がいまだに出てこない。この碑は、過去を反省することはもちろん、二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓うための碑でなければならない」と語った。(2008年07月01日全国紙)

加賀田さんの一言一句に共感する。心が揺さぶられる感じがする。
「人」として学ぶ事がいっぱい詰まっている
現実社会で平然と起きる不条理に対して敢然と立ち向かう姿勢と情熱だけは失わないで生きたいと思う

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