”「ハンセン病禁止」に批判 北京五輪委の入国指針で!
北京五輪組織委員会が今月2日付で公表した五輪期間中の中国への出入国などに関する指針に「ハンセン病患者の入国禁止」が含まれていることが明らかになり、日本の関係者から「医学的根拠がなく、この病気への誤解や差別を助長する」と批判が強まっている。
「全国ハンセン病療養所入所者協議会」の神美知宏事務局長(74)は、「明らかな偏見と差別だ。中国ではそういう誤った認識がまかり通っていたのか」と驚いた。神さんらは16日、厚生労働省に「何らかの措置を」と申し入れたという。
世界のハンセン病医療を支援してきた日本財団の笹川陽平会長も「感染力が弱く、治る病気である実情を考慮していない。患者、回復者、家族への深刻な人権侵害だ」として、組織委などに撤回を求める文書を送った。
問題の指針が入国を禁じたのはハンセン病患者のほか、テロ活動の恐れがある者や精神疾患、性病、開放性肺結核の患者ら。中国の入国管理関係法に基づくとみられる。(2008/06/26 07:53 【共同通信】)
記事としては過去のものになってしまった。
しかし、現実に起きている問題でまだ解決に至っていない。
世界的なレベルでもハンセン病への差別・偏見は根強い。中国の法律を変えないといけないと言うのだからややこしい。でも、トップの決断でいっきに解決へ迎えるような気もする。
人権問題にはやや疎い中国といわれるが、この際に改革をしてもらいたいものである。中国サイドの良識を期待したい。
北京五輪組織委員会が今月2日付で公表した五輪期間中の中国への出入国などに関する指針に「ハンセン病患者の入国禁止」が含まれていることが明らかになり、日本の関係者から「医学的根拠がなく、この病気への誤解や差別を助長する」と批判が強まっている。
「全国ハンセン病療養所入所者協議会」の神美知宏事務局長(74)は、「明らかな偏見と差別だ。中国ではそういう誤った認識がまかり通っていたのか」と驚いた。神さんらは16日、厚生労働省に「何らかの措置を」と申し入れたという。
世界のハンセン病医療を支援してきた日本財団の笹川陽平会長も「感染力が弱く、治る病気である実情を考慮していない。患者、回復者、家族への深刻な人権侵害だ」として、組織委などに撤回を求める文書を送った。
問題の指針が入国を禁じたのはハンセン病患者のほか、テロ活動の恐れがある者や精神疾患、性病、開放性肺結核の患者ら。中国の入国管理関係法に基づくとみられる。(2008/06/26 07:53 【共同通信】)
記事としては過去のものになってしまった。
しかし、現実に起きている問題でまだ解決に至っていない。
世界的なレベルでもハンセン病への差別・偏見は根強い。中国の法律を変えないといけないと言うのだからややこしい。でも、トップの決断でいっきに解決へ迎えるような気もする。
人権問題にはやや疎い中国といわれるが、この際に改革をしてもらいたいものである。中国サイドの良識を期待したい。