夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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知的障害者:職場増へ 「できる作業」集約

2008-04-04 10:54:59 | 障害者自立支援法って!なに?
岩隈(楽)、ダルビッシュ(日)、石川(ヤ)共に2勝目。山崎(楽)通算300号巨人、広島共に初勝利
知的障害者:職場増へ
      「できる作業」集約 県が実習結果を基に有効策 /岩手
 知的障害者が働ける職場を増やすには、通常業務の中から「できる作業」を切り出して、それを数多く集める手法が有効--。県は知的障害者の職場実習からこんな結論を導き出した。

 県内企業の障害者雇用率は07年6月1日時点で1・72%。法定雇用率(1・8%)を下回る。県は知的障害者の雇用分野が清掃作業などに偏っている点に注目し、事務分野ではどんな仕事ができるかを検証しようと、県庁初の職場実習を実施した。

 昨年10月に5~10日間、盛岡高等養護学校高等部生徒3人が、労政能力開発課▽県教委学校教育室▽障害保健福祉課--で実習。各課では実習に先立ち、文書の開封からシュレッダーかけ、パンフレット類の発送準備やごみ出し、パソコンによるデータ入力などの仕事を用意した。

 実習の結果、夕刊の受け取りや会議の会場設営作業などのほか、難易度の高い各職場のごみ出しやパソコン入力などにも適応力があることが分かった。

 一方で、パソコンで原稿通りの文書作成はできても、定型の変更など応用には課題が残った。また仕事を細切れにすると、複数職場の作業を合わせなければ1人分の仕事量として不十分なため、中小企業での普及には工夫が必要だ。

 労政能力開発課の寺本樹生特命参事は「個人差はあるが、仕事内容を詳細に見直せば、知的障害者が対応可能な仕事をもっと切り出していける」として、作業の習熟度向上が見られるような長期実習の実施や、実習受け入れ先の拡大を検討している。(全国紙地元版)

特別に新しい事ではないが、「気付き」に。知的しょう害者の特性とか、可能性とか、能力を伸ばすとか、できる事を見つけて引き出すとか・・・・これまでも長い間現場、施設、作業所、雇用した職場では、様々な実践を積み上げてきた訳である。そうした成果を評価した上で、一段と前へ進めていただきたい分野である障害があっても、それなりの力を発揮して社会のために役立ちたいその思いは共通である。安心して働ける仕事、職場環境は必要である。永遠の課題かも知れない

コメント
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