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重度心身障害者の医療費助成 根室市が3年間支給せず!

2008-04-07 16:46:37 | 障害者自立支援法って!なに?
長谷川(広)1勝、木佐貫(巨)1勝、キニー(西)2勝、坂本(巨)1号
「重度心身障害者の医療費助成・・根室市が3年間支給せず」
 【根室】根室市は4日、2005年度から3年間、重度心身障害者の高額な医療費に対する助成金84人分計142万8千円を支給していなかったと発表した。

 同市によると、助成は2004年10月から始まったが、担当した男性職員が2005年4月分から2008年1月分まで、処理を怠っていた。1日付でこの職員が異動になり、引き継ぎの際に申告して発覚した。

 重度心身障害者で市民税を納めている人の医療費が月額、通院で12000円、入院と通院で44000円を超えると、市が超過分を計算して通告。対象者が申請すると、超過分の払い戻しを受けることができる。

 しかし、市によると、男性職員は度重なる制度改正で仕事量が増え、後回しにしているうちに、気づいたときにはたまってしまったという。

 市は早急に該当者を訪問、謝罪し、未支給分の支払い手続きを進める。既に死亡した九人は、家族に助成金を支給する。

 長谷川俊輔市長は記者会見し「不適切な処理で大変申し訳ない。再発防止に努め、職員に対しても厳正な処罰を考えたい」と陳謝した。(2008/4/5 地元紙)

重度心身障害者の医療費助成は、年金1級の障害者が対象になって、支払いの時に申請書を提出して、一旦窓口で支払い、後日、助成金が振り込まれる。
貴重な収入になるので生活費に困難をきたした方々もあったのではないだろうか。残念な出来事である。行政が細心の注意をして確認さえすれば防げたはずである。どこかに傲慢な姿勢があったのではないか?反省して頂きたい

コメント (2)
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