夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

無理心中:介護疲れか?

2008-04-28 10:39:40 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
和田(ソ)2勝、帆足(西)2勝、田中(楽)3勝、吉見(中)4勝、小林(横)1勝、久保田(神)1勝

「無理心中:介護疲れか 87歳母と58歳息子死亡 山形」
 20日午後2時40分ごろ、山形市岩波、無職、長橋安男さん(58)方の物置小屋で長橋さんが首をつっているのを訪れた弟が発見、110番。県警山形署員が長橋さんの死亡を確認するとともに、同居の母キミ子さん(87)が寝室のベッド上で死んでいるのを見つけた。

 調べでは、長橋さん方は2人暮らし。キミ子さんには手で首を絞められたような跡があった。キミ子さんは認知症やぜんそくなどを患い、長橋さんが介護していた。居間に長橋さんが親族にあてた遺書があった。母親の病気に触れてあり、同署は長橋さんが母の介護疲れで無理心中を図ったとみている。(全国紙)

この事件、「息子の安男さんは、母親の介護と職探しで悩んでおり、4月に始まった後期高齢者医療制度に伴う不安が追い打ちをかけたとみられている。」、キミ子さんは安男さんの被扶養者だったため、激減緩和措置の対象。免除対象だったが、山形市では「通知など説明などはしていない。」とのことである。地域の関係者は、「介護や仕事の悩みで先走ってしまったのか」、「もう一日待ってもらえれば相談にのったのに・・」と無念の気持ちをにじませた。(4月26日地元紙)折しも、衆院山口2区補選が行われ、投票したほとんどの高齢者が政府・与党のすすめる後期高齢者医療制度の「ノー」と審判した。この重みを真摯に受け止めて再検討して頂きたい。
社会保障制度や医療制度改革は大切な課題であるが、国民にわかりやすく問題提起して、議論し、情報交換しながらすすめていただきたい。納得できれば負担もやむなし自分達のことは自らの責任で決めていく。そんな基本姿勢が大切なはず。
各法律には、立派に理念を掲げておきながら、実際のすすめ方はトップダウン?官僚主導?・・・!政治家の説明では判らないのが実情!さらに丁寧な説明が求められる。国民はいつまでも騙されないぞ
コメント (2)
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