銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア

2016年03月08日 20時40分00秒 | 邦画ホラー
2015年
日本
75分
ホラー
劇場公開(2015/09/12)



監督:
寺内康太郎
『口裂け女2』
脚本:
寺内康太郎
出演:
朝倉あき
五十嵐令子
中西哲也
布施紀行
Erina
北河多香子
岸慎介
福田悠里
堀口恭平
原田紗緒里
江口亜細衣子
深川圭
田口ゆたか
吉田絵美




<ストーリー>
出版社で働く紗季は、担当する雑誌でハロウィン特集を組むことになり、取材をすることに。だが、取材を進める中で殺人鬼の影が忍び寄り…。

-感想-

またいい加減な作りのホラー映画かと思っていましたが、結構丁寧なストーリー構成になっておりました。
一種の都市伝説ホラーですけど、誰が“ヤツ”を操っているのか、目的は何なのか、その全ての裏に隠されている真実は何なのかを、60分弱使って詳しく説明しているので、物語に深みが生まれていて面白かった。

“ヤツ”に襲われる時は周囲の環境が異次元に変わるというのも良い。
だから幾ら人の多い所に居ようとも、別の空間でターゲットは殺されて、その後現実世界に戻りその死体がゴロンと転がっている仕組みとなる訳。
そりゃあ警察も難事件として解決出来ぬまま処理するしかないわなと納得。

黒魔術を使って“ヤツ”と契約した人間は、自身の魂を奪われる代わりに他の人間を生贄として捧げなければいけない。
1番初めの殺しは契約した人間の恨みつらみが原因だったのだけれど、その後の殺しは単なる「逃げ」。
要は2年目以降に殺された人は、何ら契約した人間とは無関係の赤の他人でとんだとばっちりを食らったという事になる。
それは主人公・紗季も同様。
取材目的で近づいてしまったが為に、真相が暴かれない様、契約者の策略によって“ヤツ”のターゲットにされちゃうのです。

“ヤツ”が現れるのはハロウィンの日のみ。
「今から死の鬼ごっこよ!」
果たして紗季はハロウィンが終わる夜の0時まで逃げ切れる事が出来るのか!?
因みに、“ヤツ”にお菓子をあげても効き目ゼロです!!

今作の美女図鑑

雑誌記者紗季役の朝倉あきさん。
可愛かったな~。
顎にあるホクロがチャームポイントですね。

髪を束ねた時もそうでない時もお美しい。
一つ一つの表情の作り方も凄く上手い。
恐怖に慄く顔が絶品(全速力で追いかけてくるおばさんが怖かった)。
ジブリアニメ『かぐや姫の物語』でかぐや姫の声を担当したのがこの朝倉あきさんですよ。
紗季の上司の編集長、ありゃあ何様だよ。
同僚が危険な目に遭いそうになっているのにまるで他人事のような素振り。
腹立つわ、この糞上司!

評価:★★★☆
16/03/08DVD鑑賞(旧作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2015-10-02
メーカー:ブロードウェイ

関連作:
『HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア(2015)』(第1弾)
『HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア2(2015)』(第2弾)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スウィート・ホーム | トップ | 5 FEARS/ファイブ・フィアーズ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふじき78)
2016-04-01 21:41:52
寺内康太郎監督はちょっと買ってる人材なので、見れれば見たいんですが、辻斬りみたいに一週間レイトとかでやられると劇場でなかなか見れないよなー。
才能がある監督なんだけど、ずっとローバジェットでお金に恵まれないですね(そんな監督いっぱいいるけど)。
返信する
>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2016-04-02 14:27:45
こんにちは!
コメント&TBありがとうございます。
寺内監督は多くの作品を手掛けておりますが、きちんと仕事している点は評価してあげるべきですよね。
この作品も低予算で製作しているにも関わらず、観れるホラーとして完成させているのですから、そういう意味でも立派な監督さんだと思いますよ。
返信する

邦画ホラー」カテゴリの最新記事