ゾンビ・アルカトラズ

RISE OF THE ZOMBIES
２０１２年
アメリカ
９０分
ホラー／アクション
劇場未公開



監督：ニック・リオン
出演：
マリエル・ヘミングウェイ
ダニー・トレホ
イーサン・サプリー
ヘザー・ヘメンズ

＜ストーリー＞
ゾンビに支配された世界で、生き残った人々はアルカトラズ島に逃れていた。ゾンビウイルスのワクチン開発を進めるも、ゾンビの群れは海を渡り押し寄せて来て…。



－感想－

全編が監獄島を舞台にしているんかと思ってたんだけど違うんやね。
監獄島の戦いはオープニングのみで、他は島を離れての市街地での攻防戦でした。
まぁそれはそれで良いんですけど、なんだろうなぁそんなに面白くないのよねぇ。
多分、似た様なシーンが繰り返し続くからかも。
逃げて襲われてゾンビになってと、こういうのばっかりやから飽きてくる。
展開に目新しさがないってのはいかんなぁ。

トレホ兄貴は意外としぶとく生き残ってたんやけど、やっぱ殺られる時はすっげぇあっさりですわｗｗ
もう少し女ゾンビに対して反撃はして欲しかったなぁ。
ゾンビ化してからのトレホ兄貴もイマイチ。
役として余り美味しくなかった。

それと結構えげつない描写が出てきます。
黒人の研究者がゾンビとなった娘に自身の腕の肉を食べさせようとする場面はエグかったぁ。
直視出来ない程に痛みと吐き気が同時に襲ってきましたから。

後、橋の上での戦いは色々とやる事が酷い＾＾；
青年が放置された車の中に非難してんのに、何の躊躇もなく車目掛けて手榴弾投げてます。
車の中に居るというのが分かってるのにだよ？
幾ら車がゾンビに囲まれているとはいえそれは流石に非道過ぎ。
黒焦げになった青年が哀れ過ぎだよ。

続け様に救急車に隠れていた妊婦を見つけたのは良いが、「もう大丈夫だよ」と言って車外へ連れ出したら、即効で足をゾンビに噛まれてやんの。
何処が大丈夫なんじゃいっ！って妊婦の叫び声が聞こえてきそうでしたわ。
で、ゾンビ化しそうだったので呆気なく射殺。
すると１人の女が赤ちゃんを助ける為に妊婦の腹を裂いて取り出すのですが、赤ちゃんも感染しちゃってどんどんゾンビになっていくのです。
それを見たもう１人の女が「キャー」と慌てふためいて地面に叩きつけてグチャグチャに踏んづけてしまうというこの無茶苦茶さ（笑）。

オープニングが全てでしょうね。
ここが一番の見せ場というかハイライトシーンになってました。

掴みはＯＫやったのに、その後が駄目。
面白かったのは最初だけでそれ以降は意外性が欠けてました。

海を泳ぐゾンビ、橋げたをえっさほっさと登ぼってくるゾンビといった発想そのものは好きだけど、別の所にもユニークさが欲しかったです。

評価：★★☆
１３／０８／０４ＤＶＤ鑑賞（新作）
そのバナーは監獄島にある！
にほんブログ村
レンタル開始日：2013-06-05
メーカー：ニューセレクト