銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ウルフ・オブ・リベンジ 復讐の狼

2019年09月01日 13時52分22秒 | 洋画アクション
AVENGEMENT
2019年
アメリカ
88分
アクション
劇場未公開



監督:
ジェシー・V・ジョンソン
出演:
スコット・アドキンス
クレイグ・フェアブラス
トーマス・ターグーズ
ニック・モラン
カーストン・ウェアリング




<ストーリー>
元ボクサーのカインは、闇組織のボスである兄・リンカーンの企みにより監獄に囚われ、兄の放った殺し屋たちに命を狙われる日々を送っていた。ある日、母の訃報を聞いたカインは脱獄に成功し、兄と組織へ復讐に向かう。

―感想―

銀歯を無理矢理付けられたスコット・アドキンスの兄に対する復讐心が暴走し、刑務所内と会員制ダイナー内で大暴れする

だけ

の映画。

ストーリー?
あるよ。
ほぼカインの回想として暴露されていく各々の話は時系列がバラバラ。
しかしこれが凄く分かり易い様に構成されており、きちんと点と点が結びつき納得のいく流れに。
このカインが辿って来た人生を自らの口で語らせる事で説得力が生まれ、そしてカインに対しての感情移入も強く生み出す。

しっかりとカインの復讐する意味が分かった上で後は視聴者は延々と繰り広げられるスコット・アドキンスが持つ抜群の格闘スキルを爆発させた1対数人の戦いを堪能するのみ。
相手複数に対してよくまあそこまで体力持つな、て位に暴れまくる姿が爽快であり痛快でもある。
耐久力がまるで衰えないてのも、独房の中でひたすらトレーニングしていた、向かってくる囚人に決して臆することなく立ち向かっていたという描写がある為に違和感すらも無い。
ボコボコにしてしまうのが兎に角楽しいのだ。

話の組み立てが上手いと思う。
仮にもしダイナー内だけの一点集中型だったら飽きてたかも。
一息入れる形で刑務所に入れられた経緯、刑務所で過ごした時間や脱獄する際の映像等を挟んだ事が物語性に深みを与え、アクション性に幅を広げさせていたように感じる。

面白いのか?と聞かれたら面白かったと俺は答える。
どういった場所、シチュエーションでもその時の状況を考えた戦闘スタイルを発揮し自身が持つ潜在能力をまざまざと見せつけてくれた本作はスコット・アドキンスにとってもこれからの俳優人生を変える1本になったのでないかな、いやそうなって欲しいわね。
回し蹴りだけが十八番じゃねえんだぞ、てのを証明してくれた怪作、もとい快作。
allcinemaにはデータがない、ゲオ先行レンタル、このまま埋もれさせてしまうには惜しい映画だよなあ、皆ゲオに行ったら借りてあげてね。

評価:★★★☆
19/08/31DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2019-08-21
メーカー:プルーク

コメント

切り株画像はこちら

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 切り株画像(映画『ウルフ・... | トップ | あの頃、君を追いかけた »
最新の画像もっと見る

洋画アクション」カテゴリの最新記事