銀幕大帝α

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デイ・オブ・ザ・デッド

2009年02月08日 19時57分17秒 | 洋画ホラー
DAY OF THE DEAD/08年/米/85分/劇場公開
監督:スティーヴ・マイナー
出演:ミーナ・スヴァーリ、ヴィング・レイムス、ニック・キャノン、マイケル・ウェルチ

<ストーリー>
謎のウィルスが猛烈な勢いで町中に広まり、ほどなく、感染者たちがゾンビ化して人々を襲い始める。そんなゾンビの襲撃をかいくぐりながら州外への脱出を試みる兵士サラ達だったが…。
<感想>
ジョージ・A・ロメロの『死霊のえじき』のリメイク作品と位置付けられている本作だが、全く別物映画、完全なオリジナル作品として観るべし。
『死霊のえじき』は殆どが地下での出来事を描いていたのに対し、こちらは主に地上での惨劇を描いている。
病院内、ビル内、駐車場と場面は目まぐるしく変わるが、結果的に地下基地が出てくるのは後半だけだしね。

また感染した人間がゾンビへと変貌する時間も早い。

咳をし出して、鼻血を出し白目を剥いたら、はいゾンビの出来上がり!

という瞬間芸を披露。
そしてそのゾンビたちは、近年流行っている猛ダッシュタイプで、時には天井を四つん這いで移動したり、ガラス窓を勢いよく突き破って階上から飛び降りてきたり、挙句の果てには銃を乱射しまくったりするので、滅茶苦茶たちが悪い。

更に『死霊のえじき』で、人間に近い勉強能力を得たゾンビ・バブが本作ではベジタリアンという特殊だがどうしようもなく頼りないゾンビとして形を変え登場する。
当然ベジタリアンだから人肉どころか人間にすら興味なく、結果的には恋する女性兵士を助けたが為に、仲間のゾンビの怒りを買って八つ裂きにされるという泣くにも泣けないキャラクターを創立。

てな感じで全然オリジナルに忠実でないリメイクなので、観るときは完全に『死霊のえじき』の事は忘れておきましょう。
そうすると、ゾンビ映画としては前述したようにそれなりに楽しい描写が多く、特にラストでのゾンビ一掃シーンはバカバカしくて面白いので、程好く堪能出来るはずです。

関連作:『死霊のえじき』(オリジナル)

評価:★★★☆
08/09/21DVD鑑賞

追記
ようやく日本版を鑑賞しました。
やっぱり面白いよ、これ。
ゾンビが色んな動きをするのがいいよね。
人間並みの行動しているから、何か場面が騒がしくて盛り上がっている!って感じで楽しかった。
ラスト、もうすっかり忘れていたけれど、あぁ、あんな終わり方だったんだ(笑)。
俊敏ゾンビもそう悪くないって、最近、そんなゾンビばかり観ているから、頭の中が麻痺しちゃっているよ。
久々にロメロゾンビ観て、リセットしなきゃ!

評価:★★★★
09/02/08DVD鑑賞

オフィシャル・サイト(日本語)

ゾンビ・ホラー スティーヴ・マイナー 病院 ミーナ・スヴァーリ 死霊のえじき リメイク R-15 DVD輸入
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悪魔の棲む森

2009年02月08日 19時34分34秒 | 洋画ホラー
ESKALOFRIO/08年/スペイン/91分/劇場未公開
監督:イシドロ・オルティス
出演:フニオ・バルベルデ、ブランカ・スアレス、ヒミー・バルナタン、マール・ソデュープ

<ストーリー>
病気療養のため、母親と共に人里離れた村へやってきた主人公。だが村で惨殺死体が発見され・・・。
<感想>
森の中に潜むモンスターとかそういう類のホラーかと思っていたら、全然違うんだもんなぁ。

ホラー要素もチラホラとあるけれど、結局はある男の悪事によって引き起こされた事件みたいなものだったし。

主人公は光に当たると皮膚が爛れる病気なんだけれど、それが本編に深く関わっているのかというとそうでもない。
別に皮膚病じゃなくても、例えれば喘息でもいいじゃないかって位、どうでもいい設定。

う~ん、これと言って見せ場もないし、視聴者は“森に潜むモノ”の正体が知りたい事だけに興味が出てくるだろうけど、それほど期待しない方がいいかもよ。

評価:★☆
09/02/07DVD鑑賞
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切り株画像(映画『フロンティア』より)

2009年02月08日 13時46分45秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
逃げたヤスミンをエレベーター内に追い詰めた、警官という名の鬼畜野郎が頭部に銃口を向けて、今にも発射しそうな瞬間!
切り株完成。

彼を撃ったのは、同じ捕らわれの身となっていた少女だった。
鬼畜野郎の最期のセリフは
「死にやがれ!」
・・・お前がな。
切り株度

レヴュー『フロンティア』
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フロンティア

2009年02月08日 13時09分01秒 | 洋画ホラー
FRONTIERE(S)/07年/仏・スイス/劇場公開
監督:ザヴィエ・ジャン
出演:カリーナ・テスタ、サミュエル・ル・ビアン、エステル・ルフェビュール、オレリアン・ウィイク

<ストーリー>
右傾化したパリからの脱出を図る移民の少女が、国境近くの小さな宿で想像を絶する狂気の罠に・・・。血みどろ地獄から脱出なるか!?
<感想>
いやもう、絶対俺無理だし。
豚の糞尿水の中潜るくらいなら死んだ方がマシだよ。
結局連れ戻されるんだから、苦労が水の泡・・・。

本作は良民が巻き込まれるタイプじゃなくて、犯罪者がキチさんたちに殺される映画なので、主人公たちにあまり同情出来ない所がミソやね。

この映画も『悪魔のいけにえ』からの影響をモロ受けているって感じがする。

狂人一家。

ナチ残党。

「ヒトラー万歳!!」

おやっさんの狂いっぷりが尋常じゃないですよ。
仲間が早々退場しちゃって、後はどうなるのかと思っていたら、頭髪切られたヒロインがそりゃもう、ヘロヘロになりながら戦うんですよ。

立っているのも歩くのも大変そうな位ヘロヘロなのに、女ってのは窮地に陥ると火事場のクソ力ってのがいきなり爆発するんですねぇ。

最近のフランスホラー映画を継承したかのように、結構スプラッターやってますが、それでもこの作品は大人しい目ですよ。
いかに『屋敷女』が鬼畜過ぎたのかが良く分かりましたね。

監督が『ヒットマン』撮った人だから、やっぱり冒頭と終盤でドンパチ入ってました(笑)。

この映画に関しては、内容や、グロさ、面白さ云々よりも、ヒロインの女優の演技が素晴らしく良かったっていうか、何か迫真過ぎて不気味過ぎました。
だって前半と後半の彼女の行動・表情、全然違いすぎますもん!!

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(仏語)

評価:★★★☆
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切り株画像(映画『ゴースト・ナース』より)

2009年02月08日 12時34分01秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
(1枚目)
黒衣の天使が過食症のナースを操って、自ら剃刀を大量に口に押し込みモゴモゴさせた結果
切り株完成。

顎が外れて、アウアウア~。
『呪怨』でも、こんなシーンみましたよ。
切り株度

(2枚目)
頭からすっぽり、巨大なバッグを被った女がトコトコ登場。
それを見た同僚ナースが、苦しそうなので外してあげようと、首に縫い込んであった糸を抜いてあげると
切り株完成。

「え!?糸は・・・糸は抜いちゃダメ~~」
という叫びを虚しく、首チョンパ。
ねぇ、隣で絶叫している美女ナース、誰かに似てない?
切り株度

(3枚目)
レズの2人のナースを操る黒衣の天使。
2人はのこぎりの端をお互い持つと、体の四肢をギーコギコして
切り株完成。

真っ赤な浴槽に浮かぶバラバラになった四肢。
切り刻まれる時は恍惚の表情を浮かべていたのに、殺された後の絶望顔と言ったらもう・・・。
美人人間達磨、ここに誕生!
切り株度

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