私たちの為のミサ曲

 学生時代に4年間お世話になり、その後も折に触れてご指導いただいて来た恩師に、「私たちが歌う為のミサ曲を作曲してください」とお願いしたのが5年前。4年にKyrie、3年前にSanctusとBenedictus、2年前にGloria、そして昨年Credoが出来て、いよいよ今年、終曲のAgnus Daiが出来上がり、全曲完成となりました。

 なぜ5年がかりの作曲となったかと云えば、歌うのが年に一回、毎年河口湖畔の「堀幸」で11月に行われる一泊二日の合宿だけだから。その合宿に合わせて毎年少しずつ作曲していただいて、そして歌ってきたのです。

 これまでも全て”Finale”で綺麗に清書された楽譜を頂いておりましたが、今回はこれまで頂いたBenedictusまでの楽譜にも多少手が入ったとの事でした。勿論曲は完璧に出来ているのですが、歌って初めて気が付くのが、言葉(歌詞)の付き方なのです。歌詞とは云ってもミサ曲の場合には決まった典礼文がありますから、音符と典礼文の一つ一つの文言(単語)をどう結び付けていくかと云う事になる訳ですが、これがなかなか難しい訳です。

 さて、これまでは合宿の度に歌う分の楽譜を人数分コピーして配布していたのですが、全曲出来上がったのを機に全曲分を印刷・製本することにしました。巻末に「ミサ」についてと、この曲についての解説を加えて本文全71ページ。どうしても背表紙に曲名を入れたかったことから本文にも厚手の紙を使い無線綴じ。表紙は数ある見本から手触りの良い厚手の紙を選んで使う事として出来上がったのが、これ。


Yoshifumi Takamori
MESSE für Tamagawa Universität Chor Grauduirte

 「作ってください」と気軽にお願いしてしまう、常識では考えられない図々しさ。その図々しいお願いを形にしてくださり、仕上がるまで丁寧にご指導くださる高森先生。これこそまったく「有り難い」ことと、厚く厚く厚く、お礼を申し上げます。11月に全曲通しで歌いますが、先生への一番のお礼は、作曲の意図の通りに「上手に」演奏すること。難しいけれど、頑張らねば。

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ケンコーから発売のストロボ用アクセサリが面白そう

 まずはこちらをご覧あれ。ほらね、色々あって面白そうでしょう。すぐにでも使えそうなのは「ソフトボックス」だけれど、ガンマイクよろしくピンポイントで光を届ける「スヌート」も面白そう。全部で6点ものアクセサリがキットになって、それで実売7,000円弱は安いよね。実際に使うかどうかは別にしても、何だか欲しくなる「おもちゃの詰め合わせ」だね(^^)。

 実売3,000円弱のTTLコードもメーカー純正よりずっと安い。サンデープロ?の郷秋<Gauche>の場合、室内での撮影は多くないけれど、頼まれた時にために必要最低限度の機材をそろえておきたいとは思う訳ですよ。だからこう云う、廉価で役に立つんだか立たないんだかわからないアクセサリは買って手元において置きたいと思っちゃんだな。

 ところで、タイトルに「ストロボ」と書いたけれど、「ストロボ」はストロボリサーチ社(U.S.A.)の登録商標。だから各メーカー苦労して別の名前を考えているけれど、何故かニコンとキヤノンは同じく「スピードライト」と呼び、オリンパスが「エレクトロニックフラッシュ」、ソニーが単に「フラッシュ」、ペンタックスは「オートストロボ」と呼んでいる。なんだかややこしいけれど、登録商標とはそう云うものである。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、これから暫らくの間、「柿-->残り柿」として絶好の被写体となってくれるであろう、柿の実。

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真のチャンピョン、フェルナンド・アロンソ

 戦闘力が劣るマシンながらもこれまでドラーバーズランキングトップを維持してきたアロンソだが、韓国GPの結果により、トップの座をセバスチャン・ベッテルに譲ることとなった。その差は6ポイントだが、レース後のフェルナンドのコメントが素晴らしい。

 「確かにベッテルはいま絶好調で、今回も最高の週末を送ったけれど、でもこうしてすべてが順調に進んでいる時には必ず落とし穴があるものなんだよ。そうした時には着実にポイントを重ねていたほうが優位に立つ、そんな例をこれまでいくつも見てきたからね」
 「このレースを前に4ポイントリードしていたのが大きな意味を持たなかったのと同様に、6ポイント上回られたことも大した意味はない」
 「これから100ポイント獲得可能だし、すべては僕たちが今後のレースでどれだけ改善できるかにかかっている。僕たちは決して最速ではないマシンで、タイトル争いの真っただ中にいるんだ」

 まっ、このくらいじゃないとF1のチャンピョンは務まらない。チャンピョンにはチャンピョンの風格が必要なんだよ。自分に不都合なことが起こるたびに同僚や他のドラーバー、チームを批判するようなドライバーはチャンピョンにはなれない。この超ポジティブな、大人なコメントを見れば、実際の結果がどうなろうとも、2012年シーズンの真のチャンピョンとして相応しいのはフェルナンド・アロンソ以外には考えられないだろうと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、「コスモスが咲いていました」と云う証拠写真(^^;

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来週V2が発表?

 来週の火曜日もしくは水曜日にNikon V2発表との噂。残念ながらD7000後継機の発表は2013年1月31日から開催予定のCP+辺りになりそうですね。大幅改良がなされたD7100を待つのも良いですが、その分価格も大幅に上昇するのも必至。となれば、リーズナブルなになっている現行D7000を今すぐ手に入れて使い倒すのも一つの手かと思います。

 しかしV2、先のJ1-->J2と同じ程度の進化だとしたら、郷秋<Gauche>はまったく欲しいと思わないぞ。狙うはV3か。って、それまでこのシリーズが続けばの話だとは、云ってはいけないことか。

注:来週とは10月21日(日曜日)から始まる1週間の事です。


 落葉の早い柿は残っている葉はもうほんの少し。実もあらから熟して落ちてしまいました。

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秋の光


 稲刈りの終わった田んぼで暑かった今年の夏の疲れを癒す山羊。長閑です。長閑過ぎますが、ここは横浜です。

 ところで、横浜でも東京でも福島でも良いのですが、ホワイトバランス(WB)「晴天」で撮ったこの写真ですが、夏の間に撮ったものと比較すると微妙に色合いが違って来ていますね。何が違いのかと云えば、高度が下がって来た太陽から地表に降り注ぐ光の色温度が低くなってきているのです。だから真夏と比べると心もち黄色かかって来ています。

 もしここで、撮影前に白い紙を取り出してWBデータを取得して完璧なWBで撮影したとしたら、(上の写真の絵柄はともかくとして)いかにも秋らしい柔らで穏やかな光を表現することはできないでしょうね。WBが合っていないと酷い写真になる訳ですが、だからと云って合い過ぎると、その場の雰囲気をまったく伝えない冷淡な写真になってしまうと云うことを肝に銘じなければならないのです。

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ボディキャップレンズ

 
 OLYMPUS BCL-1580 15mm f8.0。メーカー純正でF8のレンズなど今どきない。だから、レンズではなくてあくまでもボディキャップ。そのボディキャップの真ん中に「おまけ」のレンズが付いている。ピントは手動です。リングじゃなくてレバーで合わせる。無限大の隣にあるクリック点に合わせると、ほぼパンフォーカスになる。F8で室内撮影はちょいと厳しいけれど、ISOを1段上げれば、F5.6相当、もう一段上げればF4相当となる。ISO800にセットしておけば普通に使えると云う寸法だ。

 レバーでピント合わせって、昔もあったよなと思いだしたのが同じサロンパスのXA。手前でボケちゃっているけれど、ほら、そっくりでしょう。オリンパスは技術やデザインの使い回しが上手い会社だなぁとつくずく感心する。こんなに面白い、オリジナリティあふれる「カメラメーカー」をダメにしたらただじゃおかないよ、ソニーさん。

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村上春樹氏、落選

 昨日、「村上春樹氏がノーベル文学賞の最有力候補か?」と書いた以上、その結果について書かなければ、無責任との誹りを受けることだろう。と云うか、既に本日の小文のタイトルに書いた通りである。今日は本分なしのタイトルだけでも良い程か。ところで一番がっかりしたのは本人だろうか、あるいは出版社だろうか。やっぱり本人なのだろうな。

 ノーベル文学賞が取れなかったことで思い出すのは故井上靖の逸話である。彼は毎年この時期になるとそわそわし、発表があると云う晩は仲間と共に前祝をしつつ電話のベルが鳴るのを待っていたとは有名な話であるが、ついぞベルは鳴らないまま彼岸に旅立ってしまった。

 いや、村上春樹氏が井上靖と同じようになると云っている訳ではない。郷秋<Gauche>の考えとは勿論無関係に、遅くとも数年の内には受賞することだろうと思いはするが、そうなれば郷秋<Gauche>の中でのノーベル文学賞の定義は、「上出来の娯楽小説を書く作家に与えられえる賞である」と、書き換えなければならないことになるなぁ。まっ、村上作品のファンとしては氏がますます面白い作品を書いてくれるのなら、それはそれで良しと云うことなのではあるが・・・。


 お口直しになるかどうかは判らないけれど、例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は先週金曜日に撮った昭和記念公園の秋桜。お目当ての黄色いコスモスはまったく期待外れだったが、なかなか良い公園であることを確認することが出来たのは収穫であった。

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村上春樹氏が最有力候補?

 山中伸弥氏にノーベル医学生理学賞が贈られることで大いに盛り上がり、関連株価もストップ高との報道。誠に同慶の至りであるが、今度は日本時間の明夜発表される文学賞候補者筆頭が村上春樹氏であるとの話題が沸騰。村上氏は既に2005年頃から候補者として名前が取りざたされているが、2009年の「1Q84」の世界的大ヒット以降「候補者序列」はうなぎ上りで、今年は複数の大手ブックメーカーで首位に立っているとのこと。

 最初に云っておくが、郷秋<Gauche>はかなりヘビーな村上春樹作品の読者だと自認している。このことはこれまでblogに書いて来た氏の作品に関する拙文をご覧いただければご理解いただけることと思うが、その上で、郷秋<Gauche>は氏が、つまり氏の作品がノーベル文学賞に相応しいのかと疑問を抱いていることを告白する。

 ノーベル文学賞の選考員が何を基準の受賞者を選んでいるのか知る由もないが、郷秋<Gauche>は、純文学作品、つまり、読み終えて「あ~面白かった」で終わるのではない、時に読後に世界の成り立ちについて考え、あるいは人の生き様、自分の生きようについて考えたくなる、小説の形式こそとってはいるけれど、その奥には哲学書とも云える程の深い思想性を忍ばせている作品、そのような作品の著者にこそノーベル文学賞が与えられるべきだと信じている。

 その意味では、村上氏の作品は純文学の対岸に位置する娯楽(=大衆)小説であると、実に芸術性の高い極めて上質な娯楽小説であると郷秋<Gauche>は云いたい。「あ~面白かった。終わり」と、氏の作品読後には常にそのように感じるのだ。

 いや、ノーベル文学賞はお前が思っているようなものではないと云われれば、反論出来るような材料は何も持ち合わせていない郷秋<Gauche>ではあるが、村上作品について語れと云われれば三晩は語れるだろうと思うぞ。もっともそんなものに付き合いたい変人はいないことだろうから、その代わりに、これまで村上作品に縁の薄かった方のための読書ガイドとして、郷秋<Gauche>がこれまでに書いた村上作品に関する拙文の幾つかを列記しておく。興味を持たれた方は、特に氏の作品を読む順序(物事には順序ってものがある)をチラ見の上で、氏の作品を手に取ってお楽しみいただけたら幸いである。

郷秋が書いた、村上春樹及びその作品に関する記事
村上春樹氏、原発を語る
村上春樹氏、落選
『1Q84』は比喩の見本帳もしくは『水戸黄門』
1Q84
村上春樹氏、記者会見に登場
ノーベル文学賞
物事には順序ってものがある
東京奇譚集
本というよりは、読書について


 今日の一枚は、郷秋<Gauche>の書架にある村上作品を積み上げてみた図。7年前に書いた物事には順序ってものがあるに掲載した写真の再掲であることをお許し頂きたい。

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今日から「ノンレフレックスカメラ」と呼びませう

 デジカメWatchの「週刊アンケート」で「いわゆる『ミラーレスカメラ』を普段どう呼んでいますか?」と云うアンケート調査をしていたので、面白「全部」で回答してみたのだが、一週間の調査機関を経ての発表された結果はと云えば、郷秋<Gauche>が回答したCIPAの分類である「ノンレフレックス」と答えたのは僅か2.0%で最少数派であったぞ。

 一番多かったのは「ミラーレスカメラ」の69.6%だが、「ミラーレスカメラ」とはミラー、すなわちレフレックス機構を持たないカメラすべてを指すことになるから、レンズ交換ができない所謂「コンデジ」もレンジファインダーを持つライカのような超高価格(あえて高級とは書かない)のカメラをも含むことになるから、カメラの形状・形態を正しく表現できていないことになる。

 次に多かったのが「ミラーレス一眼」の17.9%だが、意味するところは「ミラーレスカメラ」と同じ。強いて云うなら二眼じゃないと云う事になるわけだが、郷秋<Gauche>が知る限りでは、二眼は(撮影のために構えた時に上に来る)ファインダー用のレンズにすべからくレフレックス機構を持っている。だからこれも、アウト。

 三番目に多かったのがその他(どんな呼び方か想像もつかない)の8.4%で四番目が「デジタル一眼カメラ」だが、この言葉の意味するところは「デジタル方式で撮影用のレンズを一つだけ持つ」だから(二眼レフのデジタルカメラの存在を郷秋<Gauche>は知らない)、すべてのデジタルカメラがこの範疇に入ってしまうのでこれまたアウト。

 それじゃぁ「ノンレフレックス」はどうかと云えば、CIPAの分類ではレンズ交換式のカメラの内、一眼レフ以外を指すこととなっているから、これこそが所謂「ミラーレスカメラ」を正しく指していることになる。形式的にはレンジファインダー式も含まれることにはなるが、無意味に高価なライカは幸か不幸か日本製ではないのでCIPAの統計には関係がない(はず)。

 と云う訳で、所謂「ミラーレスカメラ」の事を「ノンレフレックスカメラ」と呼ぶのがその構造上の特徴を最も正確に表現していることになる訳です。ですから皆さんも今日からは、所謂「ミラーレスカメラ」のことを「ノンレフレックスカメラ」と呼ぶようにいたしませう(^^)

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2012年日本GPの結果を読む

ポイントリーダーのアロンソ危うし
 アロンソはリタイヤで0ポイント、対するベッテルは優勝し25ポイントを上乗せ。その結果、アロンソの194ポイントに対してベッテルは4ポイント差まで詰め寄った。もともと戦闘力の劣るFerrari F2012で良くもまぁここまでと云ったアロンソの戦い振りであったが、それもここまで、と云う気配が濃厚。唯一の望みは、エースがリタイヤした後一人気を吐いたマッサ。シーズン終盤に来て、ひょっとするとマシンのポテンシャルが上向いてきた「かも」知れないと云う事。でも、マッサの快走が「まぐれ」にしか見えないのが寂しいい。

頸の皮一枚でタイトル争いに留まるバトン
 開幕戦で優勝したものの、その後はイギリスGPまでまったく良いところが無いレースが続いたバトンだが、ドイツGPでの復活以降は81ポイントを上乗せし、現在ウェバーに3ポイント差の131ポイントまで復活。厳しいとは云え残り5戦のリザルト次第ではチャンピョン争いのダークホースともなりそうな勢い。トランスミッション交換による5グリット降格、あるいは最後のタイヤ交換でもたつきが無ければ表彰台は間違いなかっただろう事を考えると、残り5戦をより面白くしてくれる役者の筆頭と云えるだろう。

小林3位はめでたいが問題は今後
 鈴木亜久里、佐藤琢磨以来の日本人表彰台は同慶の至りではあるが、同じマシンで3度表彰台に上がっているペレスの存在を考えると、喜んでばかりもいられない。鈴鹿での勢いに乗って韓国、インド、UAEと続けて表彰台をものにでもしなければ、鈴鹿の表彰台は「フロック」であったかと、むしろ評価を下げるのがオチ。現在16ポイントあるペレスとのポイント差をインドGP終了時点で逆転し、2013年シーズンにペレスを迎え入れるマクラーレンに、その判断が間違いであったことを教えてやる必要がある、小林可夢偉である。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、「秋のきらめき」。

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次はV2ですか?

 情報によれば、Nikon(ニコン)から年内にもう一つ重要なカメラが発表されると云うのですが、それがこともあろうかV1の後継機、V2なのだと云う噂がしきり。V2も悪くはないけれど、その前にD7100だろうし、D5100だって登場しておかしくないタイミングだと思う。ここはやっぱりV2じゃなくてD7100だろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 ここまで書くと「D300(S)の後継機はどうなっているんじゃい」と云う声が上がるかと思うのですが、郷秋<Gauche>の答えははっきりしています。「D300(S)の後継機はD600です。APS-Cの最上位機種は、今後登場するD7100となります」。(注:ニコンの公式見解ではなく、あくまでも郷秋<Gauche>の独断と偏見に満ちた単なる「憶測」である。)

 ニコンのDSLRベースラインを担当するD3200が2400万画素と思い切ったスペックとなった以上、D5100は当然それ以上のスペックとなります(画素数は同じかも知れないが)。勢いD7100はAPS-Cの最高峰を目指さざるを得ないだろうと云うのが郷秋<Gauche>の読みなのです。D300(S)の後継機をお待ちの方も少なくないとは思われるのですが、ニコンが本気でD300(S)の後継機を作ったらD600よりも高価で大きく重たいものになる。だからD300(S)の後継機はD7100になると云うのが郷秋<Gauche>の読みなのです。

 しかしV2、まさか今どき1000万画素じゃぁないだろうな。画素数がすべてとはまったく思わない郷秋<Gauche>ですが、それでも今どき最低でも1400万画素は欲しいし、そうでないとマーケットでの競争力が大幅に欠けることになるだろうと思わざるを得ない郷秋<Gauche>でありますぞ。


 例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森のまだ青いミカン、色づいた柿そして彼岸花。例年になく開花が遅れ、遅くまで咲いている彼岸花です。

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ご来訪、ありがとうございます。

 このblogはgooのサービスを利用しているのですが、9月5日から一カ月間にわたり1,770,899の全ブログ中(2012年10月5日現在)、アクセス数上位0.1%(1770番)以内をキープすることが出来ました。これもご来訪くださいます皆さんのお陰と厚くお礼申し上げます。

 前にも書いたことがありますが、goo blogのアクセスカウントは実にいい加減に思えてならないのです。一番の疑義は、Yahoo!やGoogleなどのサーチエンジンによるアクセスが異常に多いこと。だから実際にどれ程のリーダーがいるのか、把握のしようもないのが事実です。

 もう一つは、1,770,899と云われているblogの中で、月一回以上更新がされているblogがいくつあるのか不明なこと。本当なら週一回以上更新と云いたいところですが、大まけで月一回以上更新としても、おそらくは1/10程度じゃないかの思うのです。特にここ数年はFacebookのようなコミュニケーション力のあるツールが幅を利かせていますからね。

 勿論郷秋<Gauche>もFacebookを使ってはいますが、あれはやっぱりテンポラリーなツールで、後々自分のアーカイブになるようなものではないと思うのです。だから郷秋<Gauche>は、日々思う、日々考えたことをblogに書き、書いたことをFacebookでお知らせするスタイルを取っているのです。

 しかしまぁ、7年半も、来る日も来る日も書くことがあったものだと我ながら感心もする訳ですが、考えてもみれば、「独り言」だなどと云いながらもご覧くださる方がいるからこそ続けられることでもある訳ですね。あらためて来訪くださる読者の皆さんに感謝申し上げるとともに、読者の皆さんの関心、ご希望などまったくお構いなしにこれからも、来る日も来る日も勝手なことを書き続けるつもりでおりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


 例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、かつらの森で見つけた可愛いキノコ。

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秋、好日

 いささか暑すぎはしたが、その分ビールが美味かったのだからそれは良しとしよう。見る人もない丘で群れ咲くコスモスはさぞ美しいことだろうが、期待するからがっかりする、裏切られる。四季折々の花が美しいことで知られる場所でそれを期待するのが間違っていた。それにしても多過ぎるぞ、サンデー(毎日)中高年写真家。気が付いてみれば、郷秋<Gauche>もその一人ではあるのだが。トホホ。

 先日、カメラ雑誌のコンテスト入選者が使っているカメラは、報道されるマーケットシェアと比べると異常にニコンが多いようだと書いたが、今日、目にしたカメラは圧倒的にキヤノンが多かった。それにしても白い70-200mm F2.8とフードを着けたキヤノンマクロのカッコイイこと!ここはニコンも見習って欲しいものだぞ。ニコンと云えばF3で撮られている方を数人見かけたが、さすがにフィルムのキヤノンは見なかったのがNとCの違いと云う事か。


 今日の一枚は、群れ咲くコスモス。人が少なくなるのを随分長いこと待ってようやく撮った一枚。

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老兵は黙して語らず、静かに去るのが良い

 かつて、皇帝と呼ばれた男が、二度目のそして最後の引退を表明した。云うならば、そもそもカムバックなどするべきではなかったのだが、本人にしてみれば、まだまだやれるはずだと云う思いもあったのだろう。だがしかし、結果はと云えば多くの予選・本選において若い同僚の後塵を拝することとなったのは周知の通り。

 最初の一年は、進歩の速い現代F1の波に乗れないのかとも思ったが、それが単なる思い違いであることに気が付くのに多くの時間は必要なかった。彼は遠の昔にピークを過ぎていたのである。その事実に最初に気付いたのは勿論当の本人。思いが先行するばかりで前に進まないマシンでのレースは辛かったことと思う。いや、それでも彼にとっては楽しかったのかも知れないな。誰と競う訳でもなく当代一のマシンで、自分のペースでサーキットを周回するのは。真剣勝負のレースに紛れて、一人スポーツ走行を楽しんでいたとでも云えば良いだろうか。

 しかし、すべては終わった。老兵は去るのみ。できれば静かに去って欲しかったのだが、「僕はまだベストのドライバーたちと戦うことができるし、その力があるけれど、ある時点で別れを告げるべき時が来る」。どうして「存分に楽しんだ。ありがとう」と云って去れないのか。それがヨーロッパ人と日本人の違いと云う事なのだろうか。郷秋<Gauche>には到底理解できない、偉大なドライバー二度目の去り際である。

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エス・オー・ネヌ・ワイ、SONY

 ソニーが自社の歴史と製品を展示した博物館(ソニー歴史資料館)を持っていることは以前から知っていたのだが、どうやら非公開らしく見ること適わずと思っていた。ところが、10月1日から12月28日まで、企画展「“デジタルスチルカメラ”のルーツを紐解く -フィルムのいらないカメラを作りたい!-」を完全予約制ながら一般公開するとの情報をキャッチ。

 これは行かざるを得まい。おそらく特別展は展示会場の一部であり、ソニー歴代の製品を並べた常設展部分も見られることと思う。例えば、世界初のトランジスタラジオとか、オールソリッドステートTV(TV8-301。デザイン最高!)とか、初代ウォークマンとかにも再会したいし、勿論ソニーにおけるデジタルスチルカメラの歴史もじっくり見てみたいものである。

 興味を持たれた方はこちらをご覧頂き、予約のご見学ください。えっ、郷秋<Gauche>はって?勿論行きますよ。でも、その前に立川にある昭和記念公園で黄色いコスモスの撮影だな。黄色いコスモスって、珍しいよね(^^)。SONYは年末までやっているからね、黄色いコスモスの方が先だ。


 と云う訳で今日の一枚は、記事内容に沿ってSONYのロゴタイプ。いや、最初はお気に入りのソニー商品と思ったのだが、探せど探せどソニー製品が見つからない。20年前なら家中ソニー製品だらけのはずだったのだが、今は無い。ようやく見つけたのが14年前に買ったTV。勿論アナログ&ブラウン管。我が家ではいまだにブラウン管のTVが現役。ケーブルの「デジアナ」(変換)サービスを利用して見ているのです。だって、TVを見るのは年に20回だけなのですからこれで十分。それにしても、きちゃないTV(^^;

追記:本文に「世界初のトランジスタラジオ」について書きましたが、世界初のトランジスタラジオは1954年にTIが発売。ソニーのTR-55は二番手だった。TV8-301は正真正銘、世界初のトランジスタTV。

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