佃島特集最終回

 23日から9日間ご覧に頂いてきた「佃島特集」も、昨日の予告通り今日が最後となります。佃島と云いながら後半は「築地特集」となっていましたが、この点はどうぞご容赦ください。

 昔とまったく変わらない下町風情の町屋の向こうに高層マンションが見える今の佃島の風景は、30年振りに佃島を訪れた郷秋<Gauche>にとってはなんとも不思議ものでした。戦火を免れた古い家並みが記憶にありましたが、多くの家が建て替えたれ、趣は少しずつ変わりつつあるようです。勿論そこで日々生活する方がいるわけですから、それをとやかく云うのはまったくの筋違い。写真を撮らせていただくことに感謝せねばなりません。

 今回急に思い立って佃島を訪ねたのは訳があったのでした。実は、同日の午後に築地外国人居留地跡を巡る「明治学院研究Ⅰ(フィールドワーク)」(明治学院大学主催)に参加することになっていたからなのです。遥々横浜か築地まで出かけるのならば、目と鼻の先にある佃島に寄ってみようと。

 今回の「明治学院研究Ⅰ(フィールドワーク)」で、築地が明治初年に横浜の「関内」と同様の外国人居留地になっていた事を初めて知りました。その為に築地には女子学院、青山学院大学、立教上学院、立教大学、雙葉学園、暁星学園、明治学院、関東学院など、多くのミッションスクールの発祥の碑があるのです。それらを見て回る「明治学院研究Ⅰ(フィールドワーク)」でありました。

 午前中に佃一丁目・二丁目を歩き、佃島一丁目唯一の中華料理店で昼食をとり佃大橋を歩いて渡り、聖路加国際病院チャペル搭入り口で「明治学院研究Ⅰ(フィールドワーク)」履修者と合流し、3時間かけて旧築地外国人居留地内の記念碑(慶応義塾の記念碑も築地にあります)を巡り、セントルークスタワー展望台から今の築地を眺めて2Fのコーヒーショップで質疑応答の時間を取り解散となりました。

 佃島(その9)
 
記事本文とは関係なく9回続いた「佃島写真特集」でしたが、後半は「佃島・築地特集」になっていましたね。ところで、予定通り上手く行けばですが、水曜日に「浜離宮」に行く計画を立てています。浜離宮ではカラーでの撮影を予定していますが、後半は月島に渡り、今回の特集同様白黒での撮影が出来るかも知れません。果たして予定通り行く保障はありませんが、どうぞお楽しみに。
 

 隅田川の両岸には遊歩道が整備されており、近所の方の憩いの場となっています。青田・里山も良いものですが、水辺にはまた別の良さがありますね。
 

 「佃島・築地特集」の最後を飾る写真は聖路加国際病院のチャペル。内部は撮影禁止でしたので入り口付近から撮ったものです。聖路加国際病院は聖公会(イギリス国教会)が母体ですのでチャペル内部は聖像・聖画が無いのを除きカトリックの教会とほぼ同じの様式です。
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トヨタ、富士スピードウェイでのF1開催撤退?

 モナコGPでの惨敗を受けてと云うことだろう、トヨタF1撤退の噂がヨーロッパを中心に駆け巡ったようだが、今度は富士スピードウェイでのF1開催撤退との報道。トヨタ側は即座に否定したが、撤退が検討されているのは事実のようである。

 昨日、国内自動車メーカー各社が厳しい状況である事を書いたが、一部には回復の兆しが見えてきているのも事実。実は、郷秋<Gauche>は今週半ばに某トラック専業メーカーのトップ経験された方と1時間ほど直接お話をする機会を得ていた。その際に氏はPPTの資料を示し、要約すると「かつての『失われた10年』は徐々に業績が落ちてきて回復にも長い時間がかかったが、今回の危機が急激であったことを考えると回復も早いはず」との見通しを語られた。

 長く自動車業界にあり幾度もの危機を経験された方の言葉は納得するだけの重みがあった。当然トヨタのトップも同様の分析をしているのではないかと思う。勿論その分析が直接的に楽天的な経営判断に結びつくとは思わない。モナコの惨敗が即トヨタのF1撤退、富士スピードウェイでのF1開催撤退の噂となったのは、やはり相当の危機感を持っているということだと思うが、本業が危うくなればモータースポーツ部門をいとも簡単に切り捨ててしまう、そのような土壌がることもまた確かなことだろう。

 また、そのような噂が形成される下地もあったと云うべきである。それは、ホンダの唐突なF1撤退である。モータースポーツの歴史の短い日本にF1文化を持ち込み(ホントの意味で根付いたとは云えない)、ヨーロッパにおいても「F1クラブ」のメンバーとして定着したかに見えたホンダの突然の撤退は、ヨーロッパのモータースポーツファンに「信じられない日本」という思いを抱かせたことは容易に想像できるからである。

 自動車大国になって久しい日本ではあるけれど、本当の意味でのモータースポーツ大国になるためにはまだまだ時間がかかる。あるいは、そうなるために何かが決定的に欠けているが故に、永遠になれないかも知れないな。

佃島(その8) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 佃島から大橋を歩いて渡って対岸の築地へ。これは佃島から遠望していたセントルークスタワーと聖路加レジデンス(上階は東京新阪急ホテル築地)と一階部分にあるピロティ。写真は、幾何学模様が面白いガラス張りの天井を見上げたもの。
 

 昨日も書いた、セントルークスタワー47階にある展望室を内側から。それ程広いものではないこと、築地の市場、浜離宮、遠く浜松町方面と月島とその奥に見えるお台場方面しか見ることができないのは残念であるが、夜7時半まで無料で開放されている。
 記事本文とはまったく無関係に続けてきた「佃島(・築地)特集」は明日で終了予定です。
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7社が前年同月比の下落率が最大に

 今日の新聞各紙に国内の主要自動車メーカー8社の4月の生産・販売・輸出実績に関する記事が掲載されていた。
注:昨日の「デジタルカメラメーカー8社」と同じで、国内に何社ありどこまでを数えるのが妥当なのかはなかなか難しいところがあるが、ここで云う8社はトヨタ、ホンダ、日産、スズキ、マツダ、三菱、ダイハツ、富士重工(スバル)のことである。トラック・バス専業のいすゞ、日野、日産ディーゼル、自社ブランドのクルマを生産しているが既述の8社に比し生産台数が著しく少ない光岡やトミタ夢工場、大手系列のチューンドカーメーカーなどは除外して考えるのが妥当である。

 各紙の記事を総合すると、8社中ホンダを除く7社の国内生産台数の前年同月比が過去最高の下落となっている。三菱の64%減を筆頭に、トヨタ56%減、日産50%減、マツダ47%と続く。スズキは29%減、ダイハツは11%減と軽自動車が主力のメーカーは下落率が小さい。

 国内販売台数もマツダの33%減を筆頭に軒並み大きく落としているのだが、その中で光るのがホンダの1.8%増である。これは本年2月に発売したハイブリッドカー、インサイトの販売が好調であることによるものであるが、今後注目すべきはホンダがこの数字が5月以降も維持できるかどうかである。

 今やGMに代わり世界一の自動車メーカーとなったトヨタの5月の数字にも注目する必要がある。それは、5月18日に発表された新型プリウスが僅か1週間で10万台も受注しているからである。今後は徐々に生産台数が増えていくとしても勿論1ヶ月や2ヶ月で10万台の納車は無理なわけだが、おそらくは宿敵ホンダのインサイト「打ち落とし」も遠からず現実のものとなるだろ。

 もっとも、ホンダにしてもトヨタにしてもハイブリッドカーだけが売れても他の従来型エンジン搭載車がそれなりに売れなければ業績の大幅改善は望めないし、取り分け原価を無視し、インサイトを狙い打ちにした低価格で対抗するトヨタが、台数はいっても果たして利益が出るのかどうかにも注目する必要がある。

 しかしだ、早くも消耗戦の様相を呈しているホンダとトヨタのハイブリッドカー対決は、業界全体の業績回復や新たな低燃費・低公害車の展開を考えたとき、良いことには思えないんだけどなぁ・・・。

佃島(その7) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 佃島から対岸の築地方面を見る図。手前の端は勿論佃大橋。一番高いビルが221mのセントルークスタワー、重なって見えているのがその隣なりに建つ146mの聖路加レジデンスと云う名の超高級(=高価格)老人施設。23日に掲載した佃一丁目鳥瞰の図はセントルークスタワー47階にある展望室から撮影したもの。
 

 築地側から佃島方面を見渡すとこんな感じ。築地も佃島もいまや日本有数の高層ビル街。
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7社が営業黒字を見込む

 昨日の日経によれば、デジタルカメラメーカー8社中HOYA(ペンタックス)を除く7社は今年度の営業黒字を見込んでいるという。
注:8社とはキヤノン、ソニー、ニコン、オリンパス、パナソニック、富士フイルム、カシオ、HOYAのこと(出荷台数順)。出荷台数から考えてほとんど無視してよいシグマとエプソンが入っていないのは当然としても、リコーを除くのはまずいんじゃないか、日経。

 面白いのは、キヤノン、ソニー、ニコンの上位3社が前年度比9~3%の出荷台数減を見込んでいるのに対して、下位の5社は増加を見込んでおり、特に前年度110億円の赤字(カメラ部門)を出しているカシオが出荷台数23%増により10億円の黒字を見込む強気の計画を立てていること。

 前年度赤字であったオリンパスは新製品投入で、富士フイルムはコスト削減で黒字化を目指すが、HOYAはリストラを進めるも今年度も前年度同様赤字の見込み。8社の中では出荷台数が最低の237万台(内DSLRは34万台)のHOYAはキヤノンの1/10とスケールメリットも無く、今後も苦戦が続くんだろうな。

佃島(その6) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 築地と佃島は隅田川を挟んで約200メートルの距離。いまでは佃大橋を歩いて渡ることも出来ますが、大橋が出来る1964年(昭和39、東京オリンピックの年)までは渡し舟があったとのこと。
今日の一枚目は佃一丁目から佃大橋を見たもの。佃大橋の奥に見えているのは勝鬨(かちどき)橋、遠方中央より右側は浜松町辺りですね。
 

 こちらは佃島(正確には月島)の対岸、築地七丁目から佃大橋を見たもの。バックはリバーシティの高層マンションです。
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上には上が

 昨日、郷秋<Gauche>がそこそこの数のレンズを持っていることを書いたが、当然何事にも上には上がいて、数百本のレンズを所有している人もいるし、そういう人は当然カメラ本体も沢山持っている。知人のKさんなどはその類で、お子さんが大学に入学する時、結婚されるときにライカやツァイスを中心にしたカメラ・レンズコレクションを売却してその費用に当てたことをお聞きしたことがある。当然100万円単位の話だと思うが、それでもK氏のコレクションはほんの僅か少なくなっただけであったとのこと。

 K氏はレンズマニアである。写真を撮ることよりもレンズそのものの愛しているかに見えるが、それももちろん一つの趣味だからとやかく云うべきものでは無い。郷秋<Gauche>はそのコレクションの全容を見せていただいたことはないのだが、見た人によれば、ちょっとした博物館が出来そうな程だったとのこと。MF(マニュアルフォーカス)レンズは今や絶滅危惧種と云っても良いほどだから、こういうコレクターがきちんと防湿庫で保管管理されているのは産業・文化遺産保護の観点からすれば良き事と云うことが出来るだろうな。

佃島(その5) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 日本人なら知らない人はいない「佃煮」はもちろん佃島が発祥の地。魚介類を保存の為に塩で辛く煮付けたのがオリジナルで、その後千葉の醤油が入ってくるに至り醤油で甘辛く煮付けるようになり今の佃煮が出来上がった。佃島には今でも3軒の佃煮屋があり、これはそのうちの「天安」の店頭。漆塗りの深盆に各種の佃煮が盛られており、100グラム単位で注文するとビニールの袋に入れてテープで封をして紙で包んでくれる。今ではめったに見かけなくなった販売方法がここでは健在である。
 

 住吉神社にて。佃島の住吉神社は、徳川家康の江戸に呼び寄せた摂津国佃の漁師33人と神職の平岡権大夫好次が故郷の住吉社を分祀して創建したと伝えられている。因みにこの漁師達が自ら埋め立てて出来上がったのが現在の佃一丁目に当たる佃島である。
 写真の親子は地元の方だろうか、手水舎で手と口とを清め「二礼二拍手一拝」と、実に正しく参拝していた。鳥居前まではキックスクーターで来たお嬢さんも、お母さんに習い行儀よく参拝していたのが印象的であった。
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あなたは交換レンズを何本持っていますか?

 写真は道具、つまりカメラとレンズが無いと撮れない。そして写真愛好家の多くは、より高価なカメラやレンズを使うと、廉価なカメラやレンズを使って撮る写真よりも良い写真が撮れると思い込んでいる。だから、良い写真が撮れないのを、自分のカメラやレンズのせいにして、今よりも良い(大抵の場合は高価)カメラやレンズを手に入れようとする。

 郷秋<Gauche>の場合は良い写真が撮れないのをカメラやレンズのせいにはしないけれど、やはり今使っているカメラやレンズよりも良いと云われるものには興味があるし、出来ることならは使ってみたいとは思う。実際に買うかどうかは別にして、新しいカメラやレンズの情報は出来る限りキャッチしておきたいと思うから、時々、ほんの時々、例えばデジカメWatchのような、カメラ情報のサイトを見る。

 つい今しがたも、見た。欲しいと思うカメラやレンズの情報は無かったけれど、面白い記事を発見した。それは週間アンケートであるが、郷秋<Gauche>の興味を引いたのは今週のお題、「絞り優先とシャッター速度優先、よく撮るのはどちら? 」(因みに郷秋<Gauche>は専ら「絞り優先」である)ではなく、先週のお題である「所有するすべての交換レンズの本数をお答えください」の結果である。世の写真ファンあるいはカメラファンはいったい何本くらいのレンズを持っているのか。

 0本(0.6%)という摩訶不思議な方はさておき、1本(0.9%)と云うのはいかにも少ない。写真やカメラが好きなら標準ズームレンズ1本きりと云うことはありえないのである。2本(4.8%)、標準ズームにお子さんの運動会用の望遠ズームだ。3本(7.6%)、更にマクロレンズ。4本(10.1%)、更に更に広角ズーム。5本(10.9%)、更に更に更に2本目の望遠レンズか。この5本が最も多くの方が答えた所有本数。

 あとは6本(9.8%)、8本(4.6%)と減っていく。10本で5.9%とちょっと盛り返すが、その後は12本(2.6%)、15本(2.0%)、19本(0.5%)とどんどん少なくなる。それはそうだろう。19本も交換レンズを持っている人がいること自体にも驚くが、大体一度にそんなに沢山のレンズを持って撮影には行けないしその必要も無い。

 と思いながら次ぎの行、20本以所有者の割合を見て郷秋<Gauche>は驚いた。20本以上の交換レンズ所有者、17.8%!

 確かに色々な焦点距離のレンズがあれば表現の幅が広がるし、同じ焦点距離のレンズでもF2.8(大きく重い)とF5.6(小さく軽い)があれば、歩いて行く時とクルマで行くときに使い分けることが出きる。それにしても20本は必要ないだろう。あるいはニコン用、キヤノン用各10本なのか。郷秋<Gauche>はいくらなんでもそんなに持っていないぞと思いながら、試しに防湿庫の中のレンズの数を数えてみてギョッとした。

 その数36本。いくらなんでも20本も必要ないだろうと思ったのに、郷秋<Gauche>自身が36本も持っていたとは。いや、36本のレンズには1本ずつ、それぞれの用途があるんです。MF(マニュアルフォーカス)でフィルムで撮る時に使うレンズと、同じフィルムでもAF(オートフォーカス)で撮るときに使うレンズは異なるし、DSLR(デジタル方式一眼レフ)には専用レンズがあるし、修理に出している間のバックアップも必要だし、同じ焦点距離でも・・・。言い訳をするのは止めましょう。他の誰かに迷惑をかけるわけではないですから(^^;。

佃島(その4) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 一昨日、やけに人通りが少なかったと書きましたが、実は絵を書く人と写真を撮る人、住吉神社で見かけたロードバイクの一団など「島外」から来たと思われる人は随分と見かけました。舟溜まりの辺りには熱心に絵を書く中高年の方がホントに沢山いました。写真の方は高校・大学の写真部の生徒・学生ではなく、郷秋<Gauche>よりずっとずっと年上の方々が目立ちました。20人程の団体で郷秋<Gauche>は思わず距離を取ってしまいましたが、やはりと云うべきか、レンズフードを収納状態のままで撮っているフィルムカメラの「おば様」が多(おお)御座いましたです。はい。
 

 今日の二枚目は、かつて墨田川の三角州であった佃島で咲く「墨田の花火」。この花を見つけた時、花の写真を白黒でどう撮るべきかという思いが一瞬過ぎりましたが、肩に掛けたカメラを手に取った時には何の迷いも無くフレーミングしシャッターボタンを押していました。カラーで撮る時とまったく同じです。出来上がった写真が白黒だというだけのこと。
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ブラウンGPに死角なし

 モナコGPは、またしてもブラウンGPの1-2フィニッシュで幕を閉じた。ブラウンGPの1-2フィニッシュはオーストラリア、スペインに続き今期3度目。今季6戦を終了した時点で、全戦でポイントを獲得しているのはブラウンGPの二人だけ。

 これまでのところ、所謂高速サーキットでのレースは無いが、中高速タイプと云われるアルバートパークで速く、低速サーキットの代表格であるモンテカルロでも速やく、高温のセパンやバーレーンでもマシンは安定しているブラウンGPに死角は見当たらない。

佃島(その3) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。


 今日の一枚目は「立ち話」。果たして単なる立ち話なのか誰かを待っているのかは不明。
 

 二枚目は多分佃島唯一の銭湯、日の出湯の煙突。バックは勿論リバーシティ21地区に建つ高層マンション。1644年に、隅田川河口の三角州を基に100間四方を埋め立てて作られたと云われる佃島(今の佃一丁目に当たる)は本当に狭い。狭いところにぎっしりと家が建っている。庭も無い。内風呂の無い家も多いのだろう。だから銭湯がある。果たして今も営業しているのかどうか確認し忘れたが、銭湯の煙突は5階立て程の古いマンションの上に立っていた(昨日掲載の2枚目参照)。
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goo blogのアクセスカウンターが変

 今月半ば頃までは閲覧数(ページビュー)が700~800、訪問者数(ユニークアクセス数)が200~250だったのが、20日頃から急増し、それぞれ1500~1700、330~390ほどになっている。調べてみると特定のページにアクセスが集中していたり、ページビューが3時間毎に急増していたりと、どうもおかしな具合なのである。

 今のところ所謂スパムコメントやTBが増えているというようなことは無いけれど、知らないうちに「アタック」を受けているような気がして余りいい気分ではない。どういうことなんだろうか。

佃島(その2) 記事本文とは関係なく、写真の方は「佃島特集」が続きます。
 

 今日の一枚目は今の佃島の最も象徴的な一枚。佃小橋から見たリバーシティ21の高層マンション群。
 

 佃島を歩いていて気がついたのは、やけに人通りが少ないこと。地方都市を歩いて感じるのと同じ事、東京都中央区を歩いていて感じるのはなんとも不思議な感じです。
 昨日は「ロケハン」と書きましたが、実は地下鉄の下車駅を調べただけでほとんどぶっつけ本番の「ロケハン」でした。島の成り立ちやら歴史を少しずつ調べ始めたところですが、なかなか面白そうです。
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佃島

 突然「白黒の写真で撮ってみたい」と思った郷秋<Gauche>は、デジタルカメラ全盛、つまりフィルム写真文化崩壊寸前の今、どうしたら白黒の写真を創ることが出来るかについてのメモを書いて一昨日に掲載した。で、郷秋<Gauche>には珍しく早速実行に移した。「でも」と云うべきか、コアな「白黒写真派」からはお叱りを受けそうだが、結局は白黒フィルムでの撮影ではなく愛用のD300での撮影となった。

 今どきのデジタルカメラには必ず「白黒モード」がある。勿論D300にもある。カラーで撮影した後にPC上で白黒にするのと、撮影時に白黒モードを選択して撮影するのとの違いがいまひとつ判っていないのだが、撮影時に白黒モードを選んだ場合には、おそらくは白黒フィルムで撮影したに限りなく近い、あるいは同等の色合い(白黒のグラデーション)で記録されるような設定なのだと思う。

 D300の白黒モードの場合にはコントラストや明るさの設定だけではなく、フィルター効果を設定することが出来るようになっている。つまり、Y(黄色)、O(オレンジ)、R(赤)やG(緑)と云ったフィルターを付けて撮影した時と同じ効果を反映させた撮影データを記録することが出来るのである。もちろん撮影した後にPC上でこれらの効果をコントロールすることの出来るソフトウェアもあるが、郷秋<Gauche>は今日の天気に合わせて、撮影時点でYもしくはRを使って撮影した。

注:Y、O、Rのフィルター(いずれも白黒撮影専用)にはコントラストを強調する効果がある。カラー撮影におけるPLフィルターのような効果があるものと理解していただいて良い。またGは、郷秋<Gauche>は使ったことが無いがポートレート撮影などの時に使うもので、肌や唇の色をしっとりと落ち着いた感じにする効果があると云われている。デジタルでカラー写真を撮るのが当たり前になった現在、「物としてのカラーフィルター」は絶滅危惧種と云って良い。

 さて、若かりし日の郷秋<Gauche>は撮影のために佃島に数回足を運んだことがある。当時はまだ有楽町線の月島駅はなかったはずだから、銀座辺りから歩いたのかも知れないが、その辺りの記憶はまったく無い。

 白黒で撮ってみたいと思ったのは、佃島を撮ってみたいと思ったのと、実は同義でであった。白黒で撮るなら佃島だし、佃島を撮るなら白黒だろうと。足は遠のいたままでも新聞・テレビなどで開発が進んで今や高層マンション街になっている事を知っているから、かつて歩いた佃島の古い町並みがどのように変わっているのがわからないため、次に行く機会があるかどうかはわからないけれど、今日は「ロケハン」のつもりで出かけていった郷秋<Gauche>であった。
 

まず最初にご覧頂くのは佃一丁目・二丁目鳥瞰の図。手前に見えているのが佃大橋、左奥にあるのが佃小中学校。ご覧の通り、佃の古い町並みが残されているのは僅かにこれだけである。
 

 佃島寸景。家並みの間の狭い路地の向こうを見る。

 さて、佃島と橋を渡った築地とで撮った写真は400枚を超えた。これをすべてフィルムで撮ったとするとフィルム代と現像代とで1万円を超えてしまう。撮ったその日に見ることもできないし、ベタ焼きを作る、CDを作る、プリント用に高画質のスキャンをするなどすれば更に費用がかかりかつ相当の時間を要することになる。そんなことを考えると、今となってはデジタルカメラの白黒モードで撮影するというのが、白黒写真を創る最も現実的な方法だということになるんだろうな。

 先に書いたように、かなりの枚数を撮ってきましたので、今日から一週間程度は記事内容にはお構いなく、写真の部は「佃島」と「築地」のものが続くことになることと思いますがお付き合いいただければ幸いです。
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クルマとPCが無いと友だちができない?

 今日の読売新聞、人生相談の欄に「人と同じことをしないと普通の人間には見られないのでしょうか。誰にでも個性はあるはず。私の個性は認められないのでしょうか」という相談が載っていた。

 相談者は40歳代の男性で両親と三人暮らし(と云うことは独身なのでしょう)。どこに行くのも自転車で、遠距離は電車。PCを持っていないからメイルのやり取りも無い。携帯電話は2年前に買ったけれど通話の相手がいないのであまり使っていない。何よりも友だちがいないのだそうです。

 この方、何か勘違いしているんじゃないかと思うんですね。自分の個性が認められないのは「クルマもPCも持っていないから。どこにでも自転車で行くから」だと。そうじゃないですよ、きっと。だって、世の中にはクルマやPCを持っていない人はいくらでもいるし、ケータイ電話を持っていない人だっている。さすがにケータイを持っていない人は少ないけれど、だからと云ってその人が認められていないとか友だちがいないというようなことは、少なくとも郷秋<Gauche>の周りにはない。

 郷秋<Gauche>だって、テレビを見ない、映画を見ない、いまだかつてレンタルビデオ(DVD)を借りたことが無い、ゴルフをしないことなどを口にすると半ば変人扱いされることもあるけれど、別に気にならない。だって自分は自分、他人は他人だからね。思うところがあってクルマを持たない、PCを持たない生き方を自ら選んでいるならば、自信を持って我が道を行けばいいでしょう。それでも人から奇人変人されるのが嫌なら、クルマはともかくPCくらいは買ってみたらどうですかね。周りが変わらないなら自分が変わるのも方法かも。
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、RICOH GX200とNikon COOLPIX S52。一口にコンパクトタイプのデジタルカメラ(世の中では普通「コンデジ」と呼ばれているが、郷秋<Gauche>はそうは云わない。だから変人扱いされる?)と云っても色々ある。「コンパクト」と云う以上、小さくて軽い越したことは無いと思われる方もいるかも知れないが、そう云う方は一度、たとえばGR Digital IIやGX200を手にとってみて欲しい。COOLPIX S52と比べると容積も重さも倍はあるけれど、手に馴染む形・大きさと程よい重さから、他のカメラが頼りなく思うこと請け合い。定額給付金であるいは夏のボーナスでコンパクトタイプのデジタルカメラを買おうと考えておられる方は是非お試しを。
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今どきの白黒って

 突然、「白黒で撮ってみたい」と思った。もっとも、厳密に云うと「白黒の写真(プリント)を創ってみたい」だ。かつて、つまり写真はフィルムで撮って印画紙に焼き付けていた時代には、「白黒で撮る」イコール「白黒の写真(プリント)を創る」であったが、デジタルが主流となった今は、「白黒の写真(プリント)を創る」方法がいくつもあるのである。

 デジタルカメラを前提に考えれば、すぐに思いつくだけでも4つや5つの方法を思い浮かべることが出来る。

方法その1:一番簡単なのはカメラの撮影モードを「白黒」にして撮影する方法。白黒の写真が撮れる(データが出来る)から、あとはインクジェットプリンターを使って自分でプリントするか、ネットプリント(あるいはお店プリント、以下同様)でプリントするかだが、ネットプリントの場合にはカラーペーパーに「白と黒のデータだけの写真」をプリントすることになる。

方法その2:次に考えられるのは通常のカラーモードで撮影しておいて、PC上で色のデータを落として白黒の写真を創る方法。白黒のデータを作ればその後のプリントは第一の方法と同じだ。

方法その3:第三の方法はカラーフィルムで撮影し、現像と同時にCDを作成してもらう。ただしフィルム1本を500円程度でデータ化してもらえるのは200万画素程度のデータで、600万画素程度の高画質のデータ作成は基本料金の他に1コマ50円くらいするらしい。これ以降は第二の方法と同じ。

方法その4:カラーフィルムと同じ現像処理が可能な白黒フィルムで撮影し、現像と同時にCDを作成してもらう。これ以降は第二の方法と同じ。ただし、これが可能な白黒フィルムの入手が困難になっている。

方法その5:白黒フィルムで撮影して、写真店で現像してもらい、プリントも写真店に依頼する。白黒の現像が出来る写真店はもうほとんど無く、ラボに送って現像することになる。アナログプリントも同様。現像が終わったネガからCDデータを作ってもらいインクジェットプリンターでのプリントも可能。

方法その6:自分で現像して、自分ですスキャンする。究極の自家現像だ!自家プリントも不可能ではないが、暗室や引き伸ばし機など施設・機器がないと出来ない。データ化すればカラーペーパーへのネットプリントは可能。

 まっ、ざっとこんなところが考えられる。でもね、白黒の作品を創るのって、やっぱり、撮影者の満足度の点から云えば白黒フィルムで撮らないとだめなんだと思う。そう考えると、白黒フィルムで撮ってラボで現像してもらい、同時にCDも作ってもらう。大伸ばしする作品は自分で高画質スキャンして白黒専用インクジェットペーパーでプリンするのが一番簡単な方法のようだ。

 もっともフィルムで撮ることに固執しなければ、撮影時に白黒モードで撮影するのが、簡単と云えば一番簡単である。

 フィルムに拘るのだとすると、自家現像も選択肢に入るかな。これを書きながら思ったんだけど、引き伸ばし機が無くても「ベタ焼き」までは作れるかも知れない。ベタ焼きを見て選んで、大伸ばしするものだけをスキャンしてインクジェットプリンターでプリントする手だ。

 こうして考えてみると、白黒プリントを作成する方法は結構沢山あることに気付く。どの方法が簡単かつ満足感を得られるかと云うことだな。
 

 今日の一枚は、フィルム現像のためのステンレスタンクとフィルムを巻きつけるリール。35mmフィルムを2本、フィルム背中合わせにしてリールに巻き付ければ最大4本まで同時に現像が可能だ。ダークバッグがあれば暗室は要らず、現像液、定着液さえ用意すれば、後は温度計と洗濯バサミがあれば現像が可能。最小限の道具で処理が出来る。今では売っているところもかなり限られているフィルムの現像タンクだが、郷秋<Gauche>は若かりし日に使っていたものを今でも後生大事に持っている。ステンレス製だから今でもピカピカの33年物である(^^;。上の写真は勿論デジタルカメラ(GX200)の白黒モードで撮影したもので、実に簡単に白黒写真、しかも66ばりの真四角写真を創ることが出来る。やっぱりこの手かな?
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フィルカメ?

 昨日の記事の6行目に「カメラを買いました」と書いたものだから、「郷秋<Gauche>の独り言」のファン(郷秋<Gauche>のファンに非ず。トホホ)から、「また、使いもしないカメラなんか買ったのかと思いました」と云うお叱りのメイルを頂いた。

 面目ない。でも、「カメラを買った」と書いた2行後にはちゃんと「デジタルカメラ」と書いている。郷秋<Gauche>としては、今どきカメラと云えば当然「デジタルカメラ」のことだと云う前提で単に「カメラ」と書いた訳なのだが、どうやら世間では「カメラはカメラ」、つまり「カメラ」と云えばフィルムを使う「カメラ」のことであり、デジタル方式のカメラは「デジカメ」であるということになっているらしい。でも、それって変だろう。

 デジタルカメラ黎明期・普及期にはフィルムを使う「従来型」のカメラと「新方式」のデジタルカメラを区別する必要があったから「デジカメ」と云う言葉を使って区別していた。でも今は、カメラと云えば事実上ほとんど間違いなく「デジタル」なんだからわざわざ「デジタル」とつけなくてもいいはずだ。むしろ圧倒的少数派となったフィルムを使うカメラを区別する言葉を考えた方がいい。例えば「フィルカメ」とか。でも流行らんだろうな、「フィルカメ」。

参考:因みに「デジカメ」は、実は三洋電機株式会社(サンヨー)の登録商標(注)であり、厳密にはサンヨー製以外のデジタルカメラ以外を「デジカメ」と呼ぶことは出来ないはずなのだが、太っ腹と云うのかどうか判らないが、他メーカーのデジタル方式カメラを「デジカメ」と呼ぶことについてもサンヨーは自社に直接的な悪影響が及ばない限り容認しているらしい。
 
 「デジカメ」とはつまり、実は特定の企業が持つ登録商標なのだが、例えば「クリープ」「宅急便」「ゼロックス」「エレクトーン」「ボンド」「セロテープ」「プラモデル」「サロンパス」「フリスビー」「バンドエイド」(以上、順不同)と同じように、ほとんど一般名詞化してしまった登録商標(商品名)なのである。

注:一般的には「デジタルカメラ」の存在なんて誰も知らない1989年に取得している。カシオがQV-10(25万画素、1.8インチモニター、定価65,000円)で「デジカメ」の存在を世に知らしめたのはその5年後の1994年のことである。
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、今どきあちらこちらの空き地の隅で咲いている、桃色昼咲き月見草(ももいろひるざきつきみそう)。
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定額給付金でこれ、買いました

 我が家は裕福という訳ではないけれど、定額給付金をもらわなくても何とか生活は出来ています。全国民に一律に給付するのではなく、もっと良い使い道があるのではないかと思わないわけではないのですが、正しく納税している善良な市民としては国が決めて給付すると云うならば、受け取らない理由は何もありません。

 と云うわけで、カメラを買いました。12,000円で買えるカメラです。14日掲載の写真の画質が余りにも酷かったことを書きましたが、普段の持ち歩き用にしてももう少しマシなものをと思い、コンパクトタイプのデジタルカメラを買うことにしました。しかし、今どきとは云え12,000円で買えるまともなカメラは、ちょっと無いなぁ。

 結局中古(程度「A」ランク。新品ではないけれど、外観に使用した形跡が少なく、キズが無くきれいな状態で、正常作動する「美品」)のCOOPLPIX S52を買うことにしました。受け取りに指定した店で現物を見たところ、モニター部にもまったくキズが無く、ハンドストラップもビニールに入ったままの新品同様のものでした。メーカー保障は今年の8月までですが、販売店の保障が6ヶ月付きますので、まずは安心して使うことが出来ます。ちなみのお値段は税込11,800円。おつり200円(^^)。

 これまで使っていたCOOPLPIX S3は2005年に発売になりましたが、今回購入したS52は2008年発売。3年間の間に画素数は600万から900万(1.5倍)、ISO感度は最高400から3200(実際に使いものになるかどうかは別にして3倍)になっています。その他、レンズシフト方式のVR(手振れ補正機構)が搭載され、S3の時には思い付きもしなかった「顔認識AF」(最大5名)まで搭載されています。まずは上物を廉価に手に入れることが出来たということいなるでしょうか。

 カメラやレンズを「買いたいけれど予算が足りない」と云う方には上物中古をお勧めします。コンパクトタイプの中古の流通量は余り多くないようですが、DSLR(デジタル方式一眼レフ)は相当な量が中古で流通しています。人気モデルがモデルチェンジした後などは、下取りに出された前モデルを廉価で入手することが出来ます。

 カメラボディ本体よりもモデルチェンジのサイクルの長い(つまりスペックの相対的低下の少ない)交換レンズは中古を選ぶメリットが多いように思います。ただ、ボディにしても交換レンズにしてもチェックしたほうが良い点が幾つかありますので、自信のない方はカメラに詳しい方に選んでもらった方が良いかも知れませんね。
 

 と云うわけで今日の一枚は、手前が今回購入のニコンCOOLPIX S52、奥がこれまで常時持ち歩きしていたCOOLPIX S3。最新のCOOLPIX S60からはバッテリーが若干大型になったようですが、S3とS52はバッテリー、チャージャー、ACアダプタ共に共用することが出来るますので便利に使えそうです。
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「学内拡散」じゃないだろう、神奈川新聞

 新型インフルエンザの感染が留まるところを知らぬ勢いで拡大している。今日の新聞もWebも、新型インフルエンザ一色である。あおりを食ったのは小沢さん?いや、助かったと云うべきか。

 ところで、今日の神奈川新聞23面にこんなタイトルの記事が。「国内発生の衝撃(中)―渡航なし、生んだ油断―“学内拡散”」。大学生は中・高校生よりも更に活動範囲が広い。大学生の感染者が出れば一気に感染エリアが広がるぞ、と思って良く記事を読むと大阪・兵庫地区の高等学校における感染のことについてしか触れられていない。

 この記事は「無記名記事」である。おそらくは複数の地方紙に掲載されている記事だと思うが、いったい誰が書いた記事であるのかまでは判らない。言えるのは、筆者が、高校や小学校・中学・高校の組織や敷地の内を現す「内」という言葉と、大学の組織や敷地内(つまりキャンパス)を表す「内」という(それが幼稚園なら「園内」)、二(三)つの言葉の違いを知らない、あるいは気付いていない方であるということである。

 繰り返すが、「学内」とは大学について使う言葉であり、高校のそれをさす言葉は「校内」である。ただし、「校内」「学内」の使い分けは慣例上のものであり、学校教育法の記述に従い中学生、高校生を「生徒」と呼び、大学生を「学生」と呼ぶのとは少し意味合いが違う。けれど、慣習として「学内」は大学について、「校内」は小中高校について使う言葉であることに変わりは無い。新聞記者なら当然知っているべき使い分けである。

 あるいは神奈川新聞の記者が書いた記事ではないかも知れないが、間違った言葉を使った記事をそのまま神奈川新聞が掲載したのならば、神奈川新聞が間違ったのと同じことである。

参考:学校教育法の定めにより、小中高校のCEOは長と云い、大学のそれは長と称する。「校内」「学内」の使い分けはこれに符合する。
 

 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、水の入った田んぼと、これでもかと云う程にいじめられても、それで葉を出す逞しい生命力の桑の木。
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モミジの花?

 

 いえいえ、これはモミジの種。翼が付いています。遠くに飛ぶようにということなのだと思いますが、植物も動物も、種の保存のためのホントにいろんな工夫をして、その工夫が実った主だけが生き延びることが出来ているということなのでしょうね。

 ところで、種が出来たということは、その前に花が咲いたと云うことだと思うのですが、モミジの花って、ついぞ見たことがありません。来年は注意して是非ともモミジの花を見てみたいものです。
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