杉の次は檜

 既に杉が飛び始めているようですね。杉の次にはこの檜が控えております。 

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは1月28日に撮った写真を、5点掲載いたしております。寒風吹きすさぶ森の様子をご覧いただければ幸いです。

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「官製はがき」ってなんだ?!

 今日の神奈川新聞22面に「官製はがき、切手を転売したとして免職」と云う小さな記事。海上自衛隊横浜地方総監部が、倉庫に保管していた「官制はがき」や郵便切手を転売したとして、同総監部勤務の一等海曹を懲戒免職処分にしたと云う記事である。

 郷秋<Gauche>が気になったのは事件そのものよりも「官製はがき」。官製はがきって一体なんだ?

 「官製はがき」は郵便事業が国営だった頃の、宛名面(表面)の左上に切手擬きの絵柄と料金の額が印刷(料額印面と云うらしい)されていた「はがき」のことだ。はがきの価格に郵送料金相当額が含まれているので切手を貼らなくても差し出しすることがでるもので、いわゆる郵便はがき。

 切手を貼る必要がある代わりに裏面に絵柄や写真が印刷されている事もある「私製」はがきに対する「官製」であったが、小泉純一郎氏の旗振りの元で郵政事業が民営化された今となっては、郵便事業行う「日本郵便」は一民間(私)企業であり、その私企業が販売するはがきが「官製」はがきと呼ばれる筋合いは全くないのが今の郵便はがきが置かれた状況であるはずだ。

 件の記事を書いた神奈川新聞社の記者は一つの時代を揺るがした「郵政民営化」を知らなかったのか。だから「郵便はがき」と書くべきところを「官製はがき」と書いたのか。郵便事業が民営化されたのは、今となっては12年も前の2007年と承知している。昔の尺度である「十年一昔」さえも超えて、半ば歴史上の出来事になっていると云うのに、さすがの神奈川新聞、愛すべき神奈川新聞であるなぁ。

 と、今日は言葉のお遊び的駄文。blogに書くべきことの見当たらない時には愛読する神奈川新聞の粗を探してネタにするのが常であったが、残念ながら今月末をもって購読を取りやめることとした。今後は全国紙一紙のみとなるのでblogのネタに困ることになるかも知れない。全国紙ともなれば、さすがに郷秋<Gauche>に突っ込まれるようなヘボな記事は多くないだろうから。散々コケにもしてきたけれど、思えばやはり寂しい。それだけ愛着をもって読んでいた神奈川新聞である。

 と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない早春の野の花、仏の座(ほとけのざ)。春の七草の一つに数えられる仏の座は小鬼田平子(こおにたびらこ)のことであり、本種のことではないので注意されたい。

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アナログレコード、フィルムカメラそしてMT車

 「やっぱりマニュアルが好き!たった50万円でMTと走りが楽しめる中古モデル4選」と云うWEB CARTOPの記事の中に「いまだにアナログレコードやフィルムカメラの愛好家がいるように(MT車愛好家もいる)」と云う記述を見つけた。

 ちょっと待て。「いまだに」と云うのは違うと思うぞ。フィルム(銀塩)の時代から撮っていた根っからの写真愛好家はとっくの昔にフィルムに見切りをつけてデジタルに移行。今どきフィルムにはまっているのは、写真と云えばフィルムの時代を知らない若い世代である。アナログレコードも同様。今どきLPレコードを買うのは生まれた時からCDがあった、LPを新しいメディアと捉えている若い世代である。

 「いまだにアナログレコードやフィルムカメラの愛好家がいるように」と書いたのは、物心ついた時には既にCDとデジタルカメラの時代となっていた世代の人間だろうと、郷秋<Gauche>は確信する。

 しかしだ、郷秋<Gauche>はアナログレコードもフィルムカメラも好きだけれど、いまさらMT車に乗りたいとは思わない。そもそももう何年もクラッチペダルを踏んでいないんだからMT車に乗れるかどうかだって怪しい(^^;

 と云うわけで今日の一枚は、例によって記事本文とは何の関係もない、昨日友達になった恩田の森の半野良猫。

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4日で37km

 皆さんは一日のどのくらい歩かれているのでしょうか。地方にお住いの方はどこに行くにもクルマなので意外と歩いていない、むしろ都会に住んでいる人の方が最寄り駅まで、さらには駅構内の階段の上がり下りを含めてかなり歩いていると良く云われます。まぁ、人それぞれだとは思いますが。

 週末の散歩では8〜10km程度歩いている郷秋<Gauche>ですが、それはせいぜい週に一度のことですが、ここ数日は何故か随分たくさん歩いておりました。

 金曜日(25日)9.4km、土曜日10.2km、日曜日8.1km、月曜日(今日)9.3kmと、4日の合計37km。平均すると毎日9.25km歩いていたことになります。さすがに連続してこんなに歩いたのは久し振り。距離だけではなく登った階段数も、土曜日には40階相当、今日は37階相当と、結構上っておりました。


 と云うわけで今日の一枚は、ここ数日良く歩いたことの証拠写真。歩くは健康の本なり。皆さん、歩きましょう!

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証拠写真

 このblogのタイトル「郷秋<Gauche>の独り言」の説明文に「唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言」と書いておりますが、「ホントにお前はセロを弾けるのか?」と云う声がかなり前からあったのは事実です。

 その疑念を晴らすために、今日ここに証拠の写真を掲載することにいたしました。郷秋<Gauche>が写っている写真をblogに掲載するのも初めてではないかと思うのですが、右端で弾いている振りをしているのが郷秋<Gauche>であります。所属する弦楽合奏団の新年会の余興での一コマです。

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蝋梅

 蝋梅(ろうばい)。半透明で艶のある花弁がまるで蝋細工でもあるかのように見えることからの命名。中国からの渡来であることから唐梅(からうめ)の別名もある。いずれにも「梅」の名がつくが蝋梅はクスノキ目 ロウバイ科 ロウバイ属なのでバラ目バラ科の「バラ」とは実は縁遠い。

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「ミラーレス」戦国時代?

 一般紙どころか神奈川新聞のような地方紙にまで「『ミラーレス』戦国時代に」と題する記事が登場。
注:「ミラーレス」とはミラーレスカメラの省略形で、郷秋<Gauche>がカメラ映像機器工業会(CIPA)による分類に基づき「ノンレフレックス」と表記するものと同一の構造を持つカメラの呼称です。

 これまでプロ用とは認識されていなかったオリンパスからOM-Dシステムのプロフェッショナルモデルとしてミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1X」が発売されたことを契機にこのような記事の登場と相成ったようです。

 プロ用と云えば「35mmフルフレームの一眼レフ」であったところにソニーがノンレフレックス機で参入し、そのマーケットにニコンとキヤノンがフルフレームのノンレフレックスを投入、そして今般オリンパスがM4/3規格で参入と云うことで地方紙までがこの話題を取り上げるに至っている訳です。

 ところでプロ用カメラってアマチュア用と何が違うの?と思われる方がおられるかも知れませんが一番わかりやすいのがカメラの形状です。通常のカメラボディーの下に大容量のバッテリー収納部が一体化された大きなボディを有するものがプロ用と考えてまず間違いありません。ニコンのD5、キヤノンのEOS 1Dそして今回登場のオリンパスOM-D E-M1Xがこの形状のカメラです。

 その他にも、プロ用を名乗るためにはオリンピックのような大きなイベントの時に自社のカメラを使用するプロのためにメンテナンスやボディ・レンズを提供する「プロサービス」を展開する(できる)かもその判断基準になりますが、このことについてはまたその内に書くことにしましょう。

 ノンレフレックス形式のカメラはプロ機に限ったわけではなく各メーカーから廉価なものも提供され活況を帯びています。必要悪であったフレックス機構が電子技術の進展によって不要になったことからこれからのレンズ交換式カメラはノンレフレックスがスタンダードになってきますが、そこに行き着くまでの各メーカーのシェア争いの戦略、商品展開が楽しみな数年となりそうです。

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MF Nikkor 最終章

 Nikon(ニコン)は2006年にF6とFM10を除く銀塩カメラの製造・販売を終了した後も13年にわたりMF(マニュアルフォーカス)レンズの販売を継続して来ましたが、さすがにその歴史も終わりに近づいて来ているようです。


https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/#10 

 つい最近まで8本のレンズ(発売開始は35年以上前の1981-1984年)がラインナップされておりましたが、今日確認したところそのうちのAi Nikkor 28mm f/2.8S、同35mm f/1.4S、Ai Micro-Nikkor 105mm f/2.8Sの3本が「旧製品」表示(メーカー在庫払拭)となっておりました。

 カメラはクルマ同様中古市場が確立されておりますから中古カメラ販売店で例えばF3、New FM2、FE2、FM3AなどのMFカメラが少々使い込んだものは廉価で購入できます。名機F3などは球数が多いこともあり程度の良いものでも5万円程度で入手できます。販売終了から13年と一番新しいFM3Aは程度の良いものだと7~8万円しますがその分安心して使うことができるなど、選り取り見取り。

 MFレンズの話にもどしましょう。今回「旧製品」扱いとなったのは既述の3本ですが、他の5本も相当前に製造された物の在庫限りと云う状況かと思います。「旧製品」扱いとなるレンズが今後増え続け、最後の一本の在庫が無くなると同時MFレンズの歴史に幕が引かれることになるのでしょう。

 レンズの供給と云う意味ではボディ同様中古品が大量に流通しておりますし、レンズ専業メーカーからはいまだにFマウントMFレンズの新製品が登場したりもしておりますので当分心配はないでしょう。とは云え新品のNikkorレンズを入手できるのはあと1、2年かも知れませんので気になるレンズがある方はお早めに入手されるのがよろしいかと思います。

 郷秋<Gauche>ですか?はい、50mm F1.2が欲しいです。FマウントNikkorでは新旧を問わずもっとも明るいレンズです。遠からずZマウントの58mm f/0.95が登場することとは思いますが、このレンズをFマウントのボディで使うことはできませんので、「Fマウントで最も明るいレンズの座」は今後も揺るぎません。
注:これまでで一番明るいNikkorは、レンジファインダー用SマウントのNikkor N 5cm F1.1です。

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初梅

 今年初めて見た梅は紅梅でした。幸先が良いよのか、今までボーッとしていたのか。多分後者。もっと注意深く観察していれば身近なところでも咲いているのをきっと見つけることができたはずなのに。精神的なゆとりがなくなっているのにこう云うところで気づく。いかんなぁ・・・ 

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柿田川湧水地

 昨日、伊豆葛城山に登った後に少し時間がありましたので柿田川湧水地を訪ねてみたが、国道一号線の直ぐ脇で富士山の伏流水が湧き出ているのを見てびっくり驚きました。しばらく前から訪ねてみたい場所であったのですが、こんな場所でと云う思いとともに、ここで長年保全活動をしている方々の努力によって支えられている自然であることにも驚きました。

 すでに冬の午後三時を過ぎており写真は全て逆光。撮影には全くふさわしくない条件でしたが、今日の一枚はその中でも多少なりともまともに撮れた一枚。私が撮影のフィールドとしている恩田の森でもそうですが、一見でちょっとした写真が撮れるわけもないので証拠写真的一枚でありますがお許しを。しばらく通ってでも四季折々、時々刻々を撮ってみたいと思った柿田川湧水地でありました。

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絶景

 今日は、土曜日に出勤した振替の休日。梅と菜の花を見に(撮りに)行くつもりでしたがなぜか富士山に(^^;。伊豆長岡の葛城山頂上からは富士山はもちろんのこと、遠く雪を被った南アルプスの山々まで見ることができるまさに絶景!

 眼下の駿河湾の向こうに見えるのが富士市市街、その奥の黒い山並みの上に帯状に見えているのが南アルプス連山。

 昨年五月に行った大室山もそうでしたが、大した期待もなく出かけて行った伊豆で大当たりが続いております。我が家からは東名高速で約100km、1時間と至近ですのでまた出かけてみようかと思っているところです。

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今年最初の森散歩&撮影

 今年は正月早々に風邪をひいて寝込み、その後遺症の咳が長く続いたためようやく今頃になっての「初森」となりました。

 昨年末にも何度か撮っていた水仙でしたが、ようやく少しまともな写真が撮れました。マクロレンズを持ち歩いているのに近頃交換が億劫になったのがいけないようです(ちなみにこれば標準ズーム)。今年はせっせと交換しつつ撮ってみたいと思います。

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ひとり宅飲み

 今日は家人が出かけているので久しぶりに「ひとり宅飲み」。
 今日のメインは自家製の春菊とルッコラのサラダ。スーパーで買ってきた安物のローストビーフにはこれも自家製のクレソンを添えました。こうして家でひとりでメンデルスゾーンのトリオを聴きながら飲んで食べるのは嫌いではありませんが、もしもこれが毎日のこととなるとどうでしょうか。そんなことが頭を掠める歳になりました。

 庭の隅で育てている野菜たち。右から春菊、クレソン。ルッコラ。



 そして上の野菜たちが並んだ食卓。

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UK

 UK(イギリス。英国とも)のエリザベス女王のご夫君であるエディンバラ公フィリップス殿下(97歳)が自動車の運転中に事故に巻き込まれたとの報道。幸い怪我はなかったようだがクルマが横転したと云うからまさに不幸中の幸いと云うことであったようだ。

 ちなみにフィリップス殿下が運転していたのはランドローバー社が製造するレンジローバーであったとのこと。さすが英国王室の一員、英国車を愛用している訳だが悲しいかなランドローバー社は2000年には米国フォード社に売却され、さらに2008年にはインドのタタモーターズの子会社となっている。腐っても鯛、落ちぶれても英国車と云うにはいささか悲しい「インドのレンジローバー」ではあったけれど、レンジローバーの安全性が証明されたのはまさに怪我の功名と云うべきか。

 日本でも高齢のドライバーによる高速道路の逆走やブレーキとアクセルの踏み間違いなど、フツーでは考えにくい事故が度々発生し社会問題化している。フィリップス殿下の身体能力や判断力の程は知る由もないが、常識的に考えて97歳と云う年齢が自動車運転にとって余り適切なものではないと思うのは私だけではないだろう。

 そうそう、今日はタイトルとした「UK」について書こうと思っていたのでした。UKとはイギリス(英国)の国名の省略形ですが、イギリスの省略形がなぜUKなのか不思議に思われる方がおられるかも知れませんが、それは英国(イギリス)の正式国名がUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(日本語では、「グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国」)だからなのです。

 実は私が高校の時の地理の先生が「国フェチ」で、当時の国と地域は150位だったように記憶しておりますが、これをすべて暗記させられたから今でも覚えておるわけです。大陸ごとに白地図に国名を入れる試験がありましたが地理が好きだった私はすべての大陸で満点を取り、お陰で地理だけは「5」を頂きました(^^;

 そして話は再びUKに戻る必要があります。UKの正式名称の一番最後の「and Northern Ireland」が今、大問題。つまりアイルランド島北部のイギリス領とアイルランド共和国との関係がイギリスのEU離脱に大きな影響を及ぼしているからなのです。多くの血が流されたIRAと英国特殊部隊の壮絶な戦いの再来も心配されるほどのことになっているようなのです。

 同じ島国の日本とイギリスは似ていると云われることもありますが、イギリスには陸上に国境が存在し、その国境(物理的な国境は無いのだそうですが)を挟んでカトリック教徒とプロテスタント教徒とが対峙していると云う、日本とは明らかに異なる状況があります。国境や宗教の違いと云うのは日本人にはなかなか理解しにくい部分ではありますが、EU離脱問題が世界の経済に与えるであろう影響の大きさを考えると、これからしばらくは目が離せない問題であるのではないでしょうか。

 と云う訳で今日の一枚は前半の話題、横転したフィリップス殿下のレンジローバー。ネットのどこかにあったものを転載。ご無事で何よりでした。

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冬の宵

 仕事帰りに良い月がでておりました。生憎カメラの持ち合わせがありませんでしたので間に合わせの物で撮ってみました。

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