快挙か愚挙か、はたまた暴挙か

 それは余りにも突然の出来事でした。yodobashi.comを見ていました。「Nikon Ai Nikkor 50mm F1.4S、定価の30%OFF」。結構値引いているんだ・・・。「在庫残少」。少ないけどまだ在庫があるんだ。ポイント10%還元を考えるお買い得? 貯まっているポイントを使ったらABクラスの中古より安くなるじゃん・・・。気がついたら「購入する」ボタンをポチット押していました。人はこれを「衝動買い」と呼ぶのかも知れません。昨晩の郷秋<Gauche>の場合には「確信犯的衝動買い」ですね(^^;。

 どなたかに迷惑をかけることはないでしょうから「暴挙」と言われる筋合いはありません。だからと言って快挙か言えば、今どきマニュアルフォーカスのレンズを、しかも新品を買うなんて、普通に考えたら正気の沙汰ではありません。はっきり言って愚挙ですね。でも欲しかったんです。それを手に入れたのですから、だから郷秋<Gauche>的には快挙です。人様には決してお勧めできる買い物ではありませんが・・・

今日の1枚は、Ai Nikkor 50mm F1.4Sと装着を待つボディーたち。
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メモを取りましょう

 我が家では家族全員が自分専用のThinkPadを1台ずつ持っています。そしてそれを全部無線LANでつないで、プリンターもネット上に置き(物質的なプリンターは廊下の片隅)、使っています。今となっては珍しくなんともない家庭内乱・・・?、おっといけない、家庭内LANですが、これを組んだ3、4年前には時代の最先端でしたね。

 まっ、それはともかくとして、その4台のThinkPadの中の1台のMailerが不調になり、アプリケーションの再インストールと設定のし直しとなりました。MailerはEudra Proなのですが、何とそれまでの設定条件記述がすべて消えてしまったのです。慌てました。

 使っているDream★NetはOCNに吸収された関係でアカウントとアドレスの関係が複雑で往生したのですが、これは何とかクリア。でも、何としてもパスワードがわからないのです。一度設定したパスワードがわからなくなったのであれば、自分のアドレス宛に送信してもらうことも出来るのですが、パスワードが設定されておらず、しかもわからないとなるとお手上げなのです。

 何とかカンとか記憶をたどって悪戦苦闘すること二晩、ようやく復旧することが出来ました。いやはや、結構、いやいや、相当大変でした。こういった設定条件の記述内容は設定時にハードコピーを取るなり(パスワードは********表示になるから、これは手書きする)全部メモっておくなりしておかないといけませんね。

今日の1枚は、刈り取り間近の麦畑。
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ぶらり世田谷散歩(その弐・最終回)

 二杯目はモカじゃなくてグヮテマラにすればよかったなと思いながらMOKUを出て、差し当たりの目的地、小田急線千歳船橋駅までブラブラ。問題は千歳船橋駅から先の経路です。でも、それも意外と早く決まりました。来た時とは違う経路で帰ろうと。

 事前に調べておいた経路の一つですが、東急世田谷線を利用する経路です。世田谷線は、東急田園都市線の三軒茶屋と京王線の下高井戸間の約5kmを結ぶ路面電車です。正しくは路面電車とは言わないのかも知れません。なぜならば、そのほとんど(すべて?)を専用の軌道を走るからです。

 千歳船橋からは小田急線で二駅新宿寄りの豪徳寺に行き、隣接する山下駅で世田谷線に乗ります。山下から所要時間約12分、7駅目が三軒茶屋駅です。田園都市線の三軒茶屋駅と同名の駅ですが、一旦改札を出てしばらく歩いてまた改札口を入りますので、正確な意味では別の駅です。

 世田谷線の運賃は全線均一の大人140円(子供は70円)。わずか300m先の隣なり駅まで乗っても、三軒茶屋から下高井戸まで17分、5km乗っても同じ140円です。PASMOやSuicaが使えますが、「ポイントがたまる『せた○(せたまる)』のご利用をお勧めします」的掲示が出ており、結構な数の方がこの『せた○』を利用していたようですが、『せた○』の正体は謎のまま三軒茶屋に着いてしまいました。

 全区間均一料金ですので、PASMOやSuicaでの料金支払いは乗る時にだけタッチするバス感覚です。乗車の際には運転士と車掌のいる最前方もしくは最後方のドアから乗ることになっているので、現金の場合にはそのドア近くにある料金箱にコインを投入して乗ることになります。ただ、この料金箱は乗務員からは少し離れた場所にありますので、果たして140円を正しく投入したかどうかは確認できないような気がしました。「性善説」に基づいた料金徴収方法というところでしょうか。

 車両はいずれも近代的なものですが、軒先を掠めるようにゆっくり走る感じからは何となく前時代的な雰囲気が漂います。郷秋<Gauche>が乗った時間帯がちょうど高校生の下校時間に重なったためか車内は結構混んでいましたが、三軒茶屋から乗った田園都市線の車内とは明らかに違った空気、違った時間が流れたいたように感じたのは気のせいだけではないのだと思います。

 郷秋<Gauche>は、乗り物が好きですが、所謂コアな電車ファンではないので必要以上にあれこれ観察したり写真を撮ったりするのはどうも気恥ずかしく、何なんだか中途半端な気分のままの12分間の小さな旅は終わってしまいました。でも、なんとも豊かな気分になれた時間でもありましたね。沿線の美味しい店や古い神社の紹介も載せたりすると2、3ページのグラビアがすぐに出来上がりそうな、そんな雰囲気です。


 今日の1枚は、他にまったく撮らなかった訳じゃないんだけれど、車内で撮ったものはいずれも恥ずかしさゆえの中途半端な写真ばかり(修行が足りん!)でしたので、多少は落ち着いてファインダーをのぞく事が出来た三軒茶屋駅ホームでのものです。
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モナコについてもちょっとだけ

 モナコの結果についても書かないわけにはいかないかな?「結果がすべて」の世界だから何を書いても蛇足以外の何ものでもないけどね。

 今回はマクラーレンの一人勝ち。4位のフィジケラを周回遅れにしたばかりか、レースがもう数周あれば3位のマッサまでをもラップしようという勢いのマクラーレン。確かにモナコでのマクラーレンは完璧だったけれど、果たしてこの勢いがカナダまで続くのかどうか。

 今回のレース中の最速ラップの1、2位はアロンソ、ハミルトンだけれど、3位はBMWのクビサ。4~~6位がマッサ、フィジケラ、ライッコネンの順。ルノーが復調したかに見えるけれど、チームメイトのコバライネンは琢磨よりもわずかに速い14番手のタイムだ。

 次戦の舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、ハイスピードコースでありながらハードブレーキングが必要なコーナーを併せ持つセッティングの難しいコースだ。ここで速いマシンは高速だろうが低速だろうがどんなコースにでも対応できる柔軟なシャーシを持っていることになる。その柔軟なシャーシを持つチームこそが今シーズンの残りレースを制することになるんだろうな。

 レース中の最速ラップ順位はこちらをご覧あれ。
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ぶらり世田谷散歩(その壱)

 って言うほどの事でもないのですが・・・。
 今月17日の記事で、Nikon EMを修理に出したことを書いたけれど、修理完了との連絡が来たので受け取りに行って来ました。田園都市線の青葉台から小田急線の千歳船橋って、電車だと結構遠いんです。だからクルマで行こうかとも思ったのですが、結果的には電車にして大正解でした。

 行きは一番常識的な、青葉台-->溝の口・・・南武線に乗り換え・・・武蔵溝ノ口-->登戸-->千歳船橋、というコース。このコースが時間的にも一番早いようです。で、修理をお願いしていた東京カメラサービスのお店(修理受付&ショールーム?で、修理部隊は駅の反対側にいるとの事)には先日修理をお願いした時と同じオヤジさんがいました。EM2台とシリーズEの75-150mmの動作確認をして無事受取。

 EMの内の1台はメーター不良となっていたものですが、B級部品(つまり、他の部分がいかれたカメラから取った中古パーツですな)と交換で無事復活です。もう1台のEMもモルト交換とミラーの汚れ取り、シャッタースピードの調整が済み「中古良品」の風情を漂わせています。

 四半世紀前のカメラとは言え、いずれも修理点検済み完調のEMを3台も持っていて、さてどうすしたものか・・・。我ながら呆れていますです、はい。1台はオークションにでも出そうかしらん。

 と言うわけで、東京カメラサービスを出て千歳船橋の駅に戻る途中で、どうしても素通りするわけには行かず、立ち寄ったのが「MOKU」。「MOKU」は所謂、というのか、実にと言うのか、完璧にと言うのか、ようするに今どき珍しい「昭和時代的」な喫茶店です。つまり、チェーン店でもファーストフード店でも、兼プチレストラン的でもない、純粋な喫茶店と言うことですな。実は17日に前を通った時にちゃんとチェックしてい訳です。

 マンデリン、美味しかったです。おかわりにもう一杯、モカも飲んでしまいました。店構えを撮らせてもらうお許しは頂いたのですが、blogに乗せてよいかどうかはお聞きしませんでしたので場所はあえて記しません。小田急線の千歳船橋駅から東京カメラサービスに向かう商店街の右側にあります。近くだったら毎日でも寄りたくなる店でした。(つづく)

今日の1枚は、千歳船橋の喫茶店、MOKU。
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そうは言っても

 モナコを見ないわけには行かないか・・・

今日の1枚は、切られても切られても葉を出す桑の木。

☆☆☆

 昨日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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見なくていいかぁ・・・

 ライッコネン15位、琢磨21位。他のサーキットならいざ知らず、モナコじゃなぁ・・・

今日の1枚は、郷秋<Gauche>お気に入りの雑木林。
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 フィオ、いい娘です。ジーナ、いい女です。ポルコ、どうしてあんたはそんなにカッコいいんだい?

 ところで、エピローグでピッコロ社を継いだフィオに「ジーナとは今でも良い友達。休日にホテルアドリアーノで過ごすのは・・・」と語らせる場面で、ヒューンという音と共にアドリア海の上を飛ぶヒコーキが気になります。

 その音からすれば、エンジンはターボプロップ。でも一瞬見える機体はグライダーのように見える。レシプロエンジンを積んだモーターグライダーは知っているけれど、ターボプロップエンジンを積んだグライダーって、あるんだろうか。

今日の1枚は、郷秋<Gauche>お気に入りの森の散歩道。
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夜間のライトは下向き?

 Yahoo! Newsによれば、茨城県警が、クルマのライトを下向き(近目)にして走るのが良いと思っている人が多いので、上向き(遠目)が基本との呼びかけを始めたとか。郷秋<Gauche>は当然原則上向きで、対向車・先行車がいれば下向きにし、いなくなれば上向きに切り替える。可能な限りの前方視界を確保したいからだ。

 だけどだ、失礼ながら茨城県の多くの場所では原則上向きで走れるかも知れないけれど、首都圏では常に対向車・先行車がいるわけだから走行中のほとんどの時間を下向ライトで走らざるを得ないな。郷秋<Gauche>が原則上向きで走れるのは、首都圏とは言っても横浜の山の手の奥の奥と都下某市の境目にある山の中を走る事が多いという特殊事情からである。

 茨城県警交通企画課によると、車のライトは、上向きにすると100m先まで照らすことができ、下向きだと40m先までしか光が届かない。時速60kmで走行している場合、ブレーキを踏んでから停止するまで37mかかるという。だから遠くまで見せる上向きにしておいた方が安全だというんだな。

 まったくその通りなのだが、だとしたら、郷秋<Gauche>は上向きライトと同時にAT車における左足ブレーキも同時に推奨するべきだと思うんだ。つまり右足でアクセルを踏みながら、急な飛び出しが予想される市街地などでは左足をブレーキペダルの上に乗せておき、前方の危険を察知したら、瞬時に右足(アクセル)を戻すと共に左足でブレーキペダルを踏むのだ。右足一本の運転だと足をアクセルからブレーキペダルに移動させている間にクルマは空走するから、止まれるものも止まれずにぶつかってしまう事態も考えられる。

 ただし、左足ブレーキには多少の訓練が必要だ。安全な場所でトレーニングしないと「カックンブレーキ」になり、同乗者の顰蹙を買うだけなら良いか、最悪の場合には後続車に追突されることになるので要注意である。

 さて、今日の記事のタイトルを郷秋<Gauche>は「夜間のライトは下向き?」としたが、これはネタになった記事のタイトルが「夜間のライト、どちら向き!?」であったことから「夜間のライト」としたもの。でも、「夜間のライト」って変じゃない?だって、ライトは夜に点けるものであって、昼間は原則点けないからね。

注:郷秋<Gauche>は昼間であっても雲っていて薄暗い時、雨が降っているときなどにはライトを点灯します。他の車両や歩行者に自分のクルマの存在を知ってもらうためです。自分の存在を他の車両や歩行者に知ってもらうことによって、それらに自分のクルマに飛び込まれる危険性を幾分かでも低く出来るはずだからです。

今日の1枚は、日々草(にちにちそう)。
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26ヶ月目じゃん

 先週の土曜日、某Kさんにblogやったら、と勧めながら、そう言えばblogを始めたのは一昨年の春も終りのことだったよなと思って、少しスクロールして右のバーを見たら2005年4月からとある。クリックしてみたら、4月20日から記事が掲載されているとの表示。ちょっとビックリ。丸2年を1ヶ月前に経過し、もう26ヶ月目じゃん。

 なんだかな~っ。毎日勝手なことをだらだら書いたり、写真1枚でお茶を濁したり。それでも2年と1ヶ月。毎日続けてきたんだと驚き、基本的には三日坊主、飽きっぽい性格なのによくもまあぁ続いたものだと半ば呆れ半ば自ら尊敬の眼差し。郷秋<Gauche>は三日坊主のはずだったのに、いつから七百三十六日坊主になったんだろう・・・

今日の1枚は、気持良さそうに朝寝中の、万年寺谷戸の老猫。
「万年寺谷戸」については、昨日の記事をご覧ください。
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放送中断はニュースになるのか

 郷秋<Gauche>的には「ならない」に一票。でも、今日のYahoo1Newsには「日テレ、1分半放送中断・・・番組からCMに移る時点」とのタイトルでちゃんとニュースになっている。
 21日22時50分、バラエティー番組「ゲツヨル!」の終了直前、CMに移行する時点から1分半放送が中断したらしい。

 郷秋<Gauche>が子供の頃は突然電波が途絶えて画面が「砂嵐」になることだって珍しくなかったし、「しばらくお待ちください」なんて画面が2分3分出ることは結構頻繁にあったな。電気の方が止まってしまうことだってわりと普通のことだった。

 NHKは契約制有料放送だから放送が中断したらケシカランと思うけれど、考えてみると民放は「タダ見」状態だから電波が止まろうが番組が中断しようが、視聴者からクレームを申し立てるのはお門違い?なのかな?? でも、CMを意図的に飛ばしたわけではなくてもスポンサーはたまらないよね。


 今日の1枚はかつらの森の小谷戸、万年寺谷戸。名前の通り、かつて(江戸時代)万年寺という寺があったそうですが、谷戸にお住まいに方、二、三人にお聞きしてみましたが、万年寺谷戸というかつての地名(今は恩田町)はご存知でも、寺があった場所はどなたもご存じありませんでした。ただ、郷秋<Gauche>は小谷戸の更に小谷戸、階段状になっている、今は畑になっているこの場所が万年寺跡ではないかとにらんでいます。

注:記事本体と写真及びキャプションの間には何の関係もないのが当blogの伝統的特長となっております。本日分につきましても、記事本体と写真及びキャプションは別物としてお楽しみください。「1日分で2度美味しい」って、すみません、変な言い訳かつ自己弁護でした(^^;。
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北越谷?

 町田で飲んだ。JR横浜線で長津田まで行き、田園都市線のホームに下りる階段を歩いていると、事故だか故障だかでダイヤが乱れているとのアナウンスが聞こえてきた。ホームにはグリーンとブルーグリーンのラインが入った見慣れない電車が止まっていた。行き先は「北越谷」。北越谷ってどこ?

 僕は2つ目の青葉台まで乗るだけ。渋谷行きでも二子玉川行きだってお釣りが来るくらい十分。この電車が北越谷行き最終のとのアナウンス。この電車で北越谷(きっと埼玉のどこかだ)まで行く人が果たして何人いるのだろうか。郷秋<Gauche>にとっては仙台行きや青森行きの方がまだ分かり易いぞ。

今日の1枚は、紫欄(しらん)。
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エゴノキの花

 花が咲いて初めてその木の存在に気が付くという樹木がありますが、エゴノキもその一つ。花が咲いていても遠めには気づきにくく、足元に白い花が散っているのを見て、あるいは良い香りが漂っているのに気づき見上げて初めてその花に気づくこともあります。


☆☆☆

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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中国の実力

 鳴り物入りで登場した中国の高速鉄道から1ヵ月、定期点検のために検査場に入ってきた列車はさながら「窃盗事件現場検証見本市」状態だったらしい。洗い場のセンサー式蛇口、緊急脱出用のハンマー、便座の温度調節つまみやペーパーホルダーの軸までもが消え失せていたというのだから恐れ入る。トイレットペーパーのストックがなくなっていたのは当然のこととしてニュースにもならないと言うことか。

今日の1枚は、我が家の庭の山法師。
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谷空木

 この季節に森を歩いていて目に飛び込んで来る鮮やかな紅色はこの谷空木(たにうつぎ)。同じ時期に咲き始めは白、そして薄紅色に移ろう箱根空木(はこねうつぎ)と同じ仲間です。明日は箱根空木をご紹介できるでしょうか。

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