マツダのロードスターが好調

 マツダのロードスター(ND)の受注が発売からの1ヶ月間で5,042台と、月間の販売目標(500台)の10倍を超えたとのこと。購買層の内訳は20代が11%にとどまる中で、40代が36%、50代が24%、60代が11%と、40代以降の世代の購入が計70%を占め、ここでも若年層のクルマ離れが明確になっている。

 NA発売当時に、欲しかったけれどまだ学生や新入社員であったり、子育てのために経済的な余裕が無かった層がミドルエイジとなりセカンドカーとして購入するケースが多いんだろうな。対する若者はと云えば、クルマにはまったく興味が無いか、買うとしても軽自動車で十分と云ったところか。なんかちょっと寂しい。

 では、郷秋<Gauche>はNDを欲しくないかと云うと、欲しいけどS660とどちらにするか迷い迷って結論が出ないというところか。いや、さすがにS660は小さすぎるかな。欲を言えばかつてのMGBにルーフを伸ばしてリアハッチをつけたMG-B GTがあったように、NDにも小さなシューティングブレークのようなモデルがあれば飛びつくんだがなぁ・・・


 と云う訳で今日の一枚は、記事本文とは何の関係もない、梔子(くちなし)の花。開花から時間が経ち花弁が傷んでしまったのがちと残念ですが、八重咲きの梔子。

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才?歳?

私は十八才です。あなたは何才ですか?
はい、私は六十歳です。

 日本語検定だと何級くらいの問題なのでしょうね。日本語を学ぶ外国人だけではなく、日本語ネイティブの私たちもついつい使ってしまう日本語ですが、ちょっと基本に立ち返って考えてみたい問題でもありますね。

 「才」は人の能力や才能を表す才です。「歳」は歳月やお歳暮と書かれるように、年月を表す歳です。ですから、年齢を云う時の「さい」は「歳」でなければならないはずなのですが、十八「才」と書かれたものが氾濫しています。

 「歳」の字が、画数が多くて書くのが面倒なことから、同じ音(読み)の「才」を借字として用いることが認められてきたことにより、年齢を表す「さい」に「才」の文字が使われることが多くなったようです。手書きに場合には確かに面倒ですからついつい「六十才」とも書きたくもなりますが、今となってみれば手書きするよりPCやスマートフォンで書く事が多いのですから、画数が多くて面倒だと云う事もないはずです。

 それでも「六十歳」よりも「「六十才」の方を多く見かけるような気がするのですが、郷秋<Gauche>は本来の意味に鑑み、手書きでメモを取るような場合以外には「歳」の字を使うように心がけています。物事は出来る限り正しく理解し、正しく表現したいと云うこだわりです。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、今日、恩田の森の畑で見かけたオレンジ色のひまわり。気が付けばひまわりの季節になっておりました。

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猫付きシェアハウス?!

 「猫憑き」ではない。入居するともれなく猫が着いて来るシェアハウスがあるらしいと云うお話しだ。今日の神奈川新聞に、4匹の猫が付いたシェアハウスが紹介されていた。

 個室には猫ドアが設置され、猫はすべての部屋に出入り自由なのだとか。猫が4匹なら、個室も4つあるのか。それにしてもだ、猫に好かれるAさんの部屋にはいつも2匹3匹、4匹の猫がいて、他の部屋には猫が寄り付かなかったりすると、入居者同士の人間関係が悪くならないか心配だなぁ・・・。

 ちなみに気に入った猫がいれば、退去時に正式な飼い主になることが出来るのだとか。殺処分を減らす取り組みとしてNPOが始めたようですが、ネコカフェの繁盛も考え合わせると、猫は好きだけど自分では飼えないと云う方が多いと云うことなのでしょうね。

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名言

 かつて「自民党のブレーン」と呼ばれた慶應義塾大学名誉教授で憲法学者の小林節さんは自民党の勉強会に永年参加して分かったことがある。「意見が合わないと怒りだす人が多い」 いわく「世襲で権力者になるような人たちは自分こそが権力であり。判断基準だと思っている」(神奈川新聞「照明灯」2016627日)

 さすが郷秋<Gauche>が愛読する神奈川新聞、良い事を書く。まったくその通り。労無くして権力を手に入れた人に多いのだ。世襲の議員、オーナー企業の二代目・三代目、勘違いしてしまった公務員。

 そう云う人が確かにいる。郷秋<Gauche>の身近にもいる。意見が違う人の話にも謙虚に耳を傾けたい。自分以外の人は全て、自分とは異なる意見を持っていることをもう一度肝に銘じよう。自分と違う意見を持つ人をこそ大切にしなければならないのだ。「意見が合わないと怒りだす人」にだけはなりたくない。

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神奈川ネタ三題

 箱根町立芦之湯フラワーセンターのガジュマルの移転先が決まる。沖縄で初めてガジュマルを見た時に一目ぼれ。家を建てたら庭にはガジュマル!と思ったりはしたけれど、首都圏の屋外では無理な話し。そのガジュマルを箱根芦之湯で見た時には堂々たる姿に大いに感動した。聞けば本州最大のガジュマルなのだとか。そのガジュマルが芦之湯フラワーセンターの閉園に伴い行き先がなく風前灯となっていたのだが、兵庫県の植物栽培・卸販売業者に引き取られることが決まったようだ。やれやれ、一安心。

 伊勢原市の大山ケーブルカーの新型車両が、国内最大級とされる5トンのつり下げ能力を持つロシア・カモフ社製の大型ヘリコプターKa-32A11BCに吊るされふもとの駅まで空輸されたとの事。完成車両だと約9トンにも及ぶため、台車や座席などを外して半分以下に軽量化した状態で運ばれたのだそうな。やれやれ。

 
今日の仕事帰り、低く垂れ込めた雲すれすれに軽いジェット音を響かせて厚木飛行場へと向かう機影があった。国産の哨戒機P1である。厚木に向かうP3Cは見慣れていたがP1は初めて見た。そして家に帰ると「海自、哨戒機P1機内初公開」と云う神奈川新聞の記事。ターボプロップと違い、やや耳に付くジェット音ではあるだけれど、音量そのものはP3Cと大した変りはないように思えた。海に囲まれた我が国において(対潜)哨戒機の役割は至って大きいのです。安全かつ確実な哨戒活動ニ大いに期待したい。頑張れ~P1!、頑張れ~海自!!!

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カメラの命は操作性

 カメラにおいてもっとも大切な要素は、撮影者の意図を正確かつ美しく表現するための、素早く確実な操作が出来ることです。

 カメラは写真を撮る道具として合目的的に進化してきた。その最終進化系がデジタル一眼レフカメラ(DSLR)である。比較的軽量コンパクトなノンレフレックス(ミラーレス)カメラは、正確なフレーミングとピント合わせのために必須な光学系ファインダー(注)と、確実なホールドのために必要な右手用のグリップを捨てた。

 更に小型のコンパクトタイプカメラは携帯性と低廉を最重要視した結果、表現力を拡張するためのレンズの交換機能を捨て、イメージセンサーの小型化に伴うレンズの短焦点化により「ボケ」表現の可能性を放棄し、小型化したためにボディーに装備できるボタンの数が減り、例えば露出補正やISO感度の変更のためには幾度もボタンを押さなければ目的の操作が出来ないと云った、不便性が「強化」された。

 携帯電話にカメラが搭載されて久しいが、もともと電話機としてデザインされた機械にカメラを内臓したわけだから、カメラとしての機能と操作性が良かろうはずがなかった。しかし、この分野の技術革新は素早かった。最新のスマートフォンで撮った写真は驚くほど美しかったりもする。しかしながら、瞬時にカメラを起動させ、最も見て欲しいところにごく短時間でピントを合わせ、最良の瞬間を固定するには至っていない。

 当然のことである。そのために特化してデザインされた機械ではないのだからだ。云い方を変えれば、一瞬を争わず、最良の光源による十分な光量のある場所で、慎重にピント合わせとフレーミングで出来るならば、美しくかつ説得力のある写真を撮ることが出来る可能性があるのはご存知の通りだ。

 さて、本論。なぜこんなことを長々と書いたかと云えば、iPhoneをモニターと各種設定のためのタッチパネルとして使用するカメラが登場したからである。これまでにも「レンズスタイルカメラ」などと銘打ったカメラユニットが登場してはいるけれど、郷秋<Gauche>に云わせればまったく中途半端な製品で、iPhoneとの親和性を考えるならば、このDxO ONEこそが本命であるとは云える。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150622_708152.html
iOS端末用カメラユニット「DxO ONE」(iOS 8以降に対応)79,900円。

 簡単に云えば、モニターと操作のためのボタン等を(ほとんど)持たず、32mm相当F1.8と比較的明るい固定焦点レンズを搭載した1インチサイズのイメージセンサーを持つカメラの「ような」もの。云い替えるならば、デジタルカメラとして必要な機能の半分しか持っていないカメラユニットである。このユニットはiPhoneのLightning端子に差し込んではじめてカメラとして機能する。

 カメラとして十分な操作性を備えていないiPhoneに、更に小さな箱が外付けされるのだから、iPhone単体で撮影するよりも更に操作性が悪化することは間違いない。郷秋<Gauche>は最初に、「カメラにおいてもっとも大切な要素は、撮影者の意図を正確かつ美しく表現するために、素早く確実な操作が出来ることである」と書いた。これに従えば、iPhone+DxO ONEはカメラとしての最も大切な機能を最初から備えていない、不完全なカメラ擬きであると云う事になる。

 ガジェット愛好家以外にはまったくお勧めしません。79,900円あれば真っ当なDSLRを手に入れることができます。DSLRで写真が写る仕組みを学び、美しい写真を撮るためのコツを修得すれうことができれば、ノンレフレックスでもコンパクトでも撮影の意図を正確かつ美しく表現した写真を撮ることが出来るようになります。「弘法筆を選ばず」と云いますが、「弘法に非ずんば筆を選ぶべし」(©郷秋<Gauche>)です。選ぶべきはDSLRです。写真の腕を上げたければDSLRであり、他の選択肢はありません。

注:EVFを否定するものではない。光学ファインダーを凌駕するEVFが登場するのなら、大きくかつ致命的な振動を伴うレフレックス機構は無いに越したことはない。もしそのようなカメラがNikonから登場したなら、郷秋<Gauche>は躊躇なくDSLRから乗り換える。


 と云う訳で今日の一枚は、カメラではないiPhoneに内臓されたカメラ機能で撮影した、郷秋<Gauche>が愛用するカメラ、Nikon D800。

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Nikkor 16-80mm f/2.8-3.5 DX

 例によってNikon Rumorsが元ネタです。
http://nikonrumors.com/2015/06/15/new-nikon-16-80mm-f2-8-3-5-dx-lens-also-rumored-for-this-summer.aspx/
 Nikon DX(ニコンのAPS-C機)用の上質な標準レンズである16-85mm f/3.5-5.6がモデルチェンジし、この夏に登場する(かもしれない)と云う情報です。

 広角端の開放F値が2.8と、現行モデルよりも半絞りほど明るい。望遠端は現行モデルよりわずかに短くなっているが、その代わりにこちらもおおよそ半絞りほど明るい。焦点距離によってF値が変動するズームレンズの場合には比較が難しい部分がありますが固定F値のレンズの場合、例えば同じ焦点距離のF2.8F4のレンズを比較すると価格、重さ共には1.52倍ほどになるのが通例。

 この法則を噂の16-80mm f/2.8-3.5 DXを当てはめると、10万円と750グラムほどになることが予想されます。現行の16-85mm f/3.5-5.6 DXは、価格はちょっと高めですが軽量コンパクトで描写性能が良いので「レンズは何が良いか」と聞かれれば必ずお勧めしていたレンズですが、価格も大きさ・重さも2ランクUpと、ちょっとお勧めしにくいレンズになってしまいますね。

 ただ、総合的な描写性能の向上が目に見えるほどであるならば、D7200の標準ズームレンズとしては良い選択かも知れません。おそらく同じような価格の18-300mmとどちらにすべきかと悩む方が出てきそうですが、高倍率ズームは光学系設計上の無理が多いことから各種収差が大きい傾向があるので、ここは16-80mm f/2.8-3.5 DX70-200mm f/4の組み合わせをお勧めしたいところです。

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バンドファイル

 バンドファイルを買ってみました。楽譜を入れるのに使っています。これまでコピーした楽譜はクリアファイルに入れて使っていましたが、クリアファイルだとすぐに書き込みが出来ません。バンドファイルは楽譜(紙)の上下だけを透明フィルムで押さえているだけなので、弓のUpDownや運指を楽譜にすぐに書き込みが出来て大変便利です。

 ところでこのバンドファイルと云う名前ですが、最初はブラスバンド(吹奏楽団)の皆様御用達と云う意味なのかと思ったのですが、楽譜を押さえる部分がひも状、バンド状だからバンドファイルと云うことのようですね。でもねぇ、フツーのクリアファイルなら100円ショップでも売っているのに1300円はちと高い。便利だから許せるけれど。

 しかしですよ、考えても見るとこのファイル、楽譜をコピーして使うことを前提に考えられていますよね。著作権法違反ほう助罪に問われることが無いか心配になりますが、自分で購入した楽譜は持っているけれど、書き込みをするのはいやなので普段は自分用にコピーしたものを使い心置きなく書き込みをしていると考えればOKでしょうか。


 写真では判りにくいと思いますが、下側は深さ3センチ程のポケットになっていて、楽譜の下側をここに差し込み、上方は3センチ程の、文字通り透明なバンドで押さえます。つまりA4用紙の上下3センチを除いては露出した状態ですので自由に書き込みが出来ると云う訳です。

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ボーイング、太っ腹!

 BowingではなくBoeingのお話し。 787の試験初号機がセントレア(中部空港)に寄贈されるというニュースは目にしていたけれど、現地時間621日(日本時間22日)シアトルのキング郡国際空港を出発し、セントレアには、日本時間2213時頃に到着したとの事。

 もちろん自力で太平洋を渡ってくるわけです。と云うことはお客さんを乗せて飛ぶ事だって出来るちゃんとした旅客機だと思うのですが、これを気前良くプレゼントして、もらう方も旅客輸送や部品取りに使うのではなく1/1モデルとして展示するのだと。200億円近いヒコーキをプレゼントしちゃうボーイング、太っ腹ですね。こう云うのがヒコーキ業界の常識なのでしょか。

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凌霄花


 昨日ご覧いただいた合歓の木の花は美しく見られるのはせいぜい二週間程ですが、夏の花、凌霄花(のうぜんかずら)は新しい花が次々に咲いて9月まで楽しませてくれます。やけにトロピカルな印象の花ですが、中国原産で日本には平安時代に渡来しているようです。

 昨年まで花が咲くと撮影していた木が切られてしまったので、モデルになってくれそうな木を探さなければなりません。この木は少し高い所にあるのでちょっと撮りにくいのと、バックを上手くまとめるのが難しいのですが、凌霄花が咲き始めましたと云うご報告まで。

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夢のような花

大好きな花、大好きな歌。


 「ねむの花」
 壺田花子作詞・中田喜直作曲

あなたは疲れた
おねむりなさいというように
ねむの花が咲く夕べ
夢のような夕べ
あれはやさしい淡い花
房のような花

風の中で誰か歌う
鳥のように
光のように
とぎれとぎれの思い出しても
声には立たぬ
あれは昔の愛の歌よ

変り果てたこの世の岸辺
にがくたたずむ私の胸に
ふたたび淡い夢をもり上げ
房のような花

夢をすすめるねむの花
やさしい胸によりそって
愛にとけ入る眠りは忘れ
くるしい眠りのみが私を誘う
流れの早い
この世の岸辺に

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iPhoneはカメラ?

 ここ数年、デジタルカメラのマーケットが急速に縮小してきています。特にコンパクトタイプの販売は激減とも云える大幅減少で、レンズ交換型カメラを持たない、あるいは同タイプの販売比率の低かったメーカーは大打撃をいけているようです。そりゃあそうです。いまや写真を撮るための道具はスマートフォン。スマートフォンは電話機ではなくカメラなのですから。

 今週の水曜日と今日の二回開催された写真教室の講師を務めました。食品加工の勉強をしている大学生向けの教室で、自分たちが作った加工食品の記録を正確にそして美味しそうに残せるようにと開いたクラス。講義1時間半、撮影実習1時間と云うごく短時間のクラスでしたので、初歩の初歩をかいつまんだ内容でした。講義編の拙い話を良く聞いてくれましたが、その中でも特に熱心に聞いてくれ、質問も出たのはiPhoneのカメラ機能についてでした。

 それしてもですよ、二日で15名の受講生の内、13名がiPhoneって、異常じゃないですかね。みんなiPhoneなんです。まっ、それは置いておくとして、iOS8以上だと標準でこんな機能もあんな機能も付いていますとiPhoneiPad Miniで実際に撮影しながら説明したのですが、「ほ~~~っ」と皆さん初めて知ったご様子。熱心に撮っている割には余り知られていないのには逆に驚いた次第です。


 と云う訳で今日の一枚は、本日のモデルを務めてくれたプラムたちですが、あろうことか日付時刻が入ってしまう大失態(^^;

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MRJ、売れませんでした

 一週間前に郷秋<Gauche>は、パリ航空ショーで10機でも20機でも受注したいところでしょうね、と書きました。ひょっとしたら、どっと50機位の受注もあるのかと思いながらも控えめに10機か20機と書いたのでしたが、どうやら「取らぬ狸の皮算用」であったようです。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/82e5cac29edde2e80594050053a029c8
 

 そんな中でも三菱航空機の森本浩通社長は、「お客様は結果を見たいとおっしゃっている。時間の問題であり解決できる」(テストで飛んだ後にはどっと注文が来る)と強気の発言。そうでしょう。涼しい顔でこのくらいのことを云えるくらいじゃないと社長は務まりませんね。



 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、我が家の庭の所々に顔を出しているネジバナ。

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Nuova Cinquecento?

 フィアットが、現行“Cinquecento”の改良新型モデルを7月4日に初公開すると発表した。らしい。
 改良新型モデル?ですか??? 分かりにくいですね。文字面通り受け取ればフルモデルチェンジですが、実はそうではなく、大規模マイナーチェンジのような気がするんですがどうでしょう。

 現行のCinquecento は2007年3月のデビューから早くも8年。日本車なら次の次のモデルが登場するタイミングです。ちなみに2001年登場のニューミニは5年目に二代目に、その7年後に3代目が登場していますからCinquecentoがこのタイミングでモデルチェンジしても不思議ではないのですが、小さ過ぎて実用性には難がありそうだけれど、だからこそ身にまとった強いオモチャ性が魅力のクルマですからね、某車のように実用性を考えて4ドア車なんかを登場させた日には本末転倒ということになります。

 そうは云っても昨今のドライブアシスト、部分的自動運転への流れには逆らえないでしょうから、見た目はオモチャのまま進化するとか、エンジンやトランスミッションがより現代的になるとか、そんな新型だと嬉しいかな?いずれにせよあと二週間とちょっとで姿を現します。

注:Nuova 500とは、本来現行500のオリジナルたる1957年に登場した500(ルパン三世の愛車と云えば判り易いでしょうか)の車名です。個人的には500は今のボディのまま進化・深化させ、新たに現代版600を出せば良いのではないかと思うのですが、500よりも少し大きなクルマが欲しければ500Xの登場を待て、と云うことなのでしょうかね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、我が家の庭で朝から健気に咲いていた赤花夕化粧。

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産経ニュースの世代括りに違和感

 産経がSmartNewsに配信した 「ガラケーからガラホへ 携帯各社が投入 高齢者ユーザーに好評」と云うタイトルの記事。

 いまさら説明の必要は無いでしょう、と云いながら括弧書きで説明しておりますが、ガラケー(ガラパゴス・ケータイ。フィーチャー・フォン)とは「昔ながら」の携帯電話のこと。ガラホはと云えば、ガラケーとスマホ(スマートフォン)をくっつけた造語。スマートフォンやタブレットPCで使用されているOS、Androidを使用しながら従来型の携帯電話(フィーチャー・フォン)と同様の形状と使い勝手を持つ携帯電話です。一見従来型の携帯電話のようでありながらもOSがAndroidですのでLINEが使えたりするらしいですね。って、それはどうでも良くて、本題。

 記事タイトルに「高齢者ユーザーに好評」と書いてあるので、郷秋<Gauche>はてっきり70代、80代のお年寄りに好評なのかと思っていたら、記事の最後に「ガラホは40、50歳代のユーザーを中心に好評」(KDDI広報部)と書かれているではないか。

 おいおい、40、50歳代が高齢者か?少なくとも産経は、KDDI広報部の「ガラホは40、50歳代のユーザーを中心に好評」と云う発言を受けて「高齢者ユーザーに好評」と書いたのだろう。40、50歳代はどう考えても中年、ミドルでしょう。40、50歳代を高齢者と括る産経の感覚に大きな違和感を持った郷秋<Gauche>であるぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、道端や空き地で咲き始めたルドベキア。


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