スカイマーク「真面目」変身?―言葉遣いや服装規定を変更―

 民事再生手続き中のスカイマークが客室乗務員の身だしなみや言葉遣いに関する社内規定を変更するとの報道。

 「丁寧な言葉遣いを義務づけない」って。おかしな会社ですよ。従業員が客に対する丁寧な言葉遣いを義務付けないとわざわざ宣言するのが、常識を逸脱しています。少なくとも郷秋<Gauche>の常識を逸脱しています。客に対してじゃなくても、知らない人に対しては丁寧な言葉で話しかけるって、郷秋<Gauche>的には常識です。

 丁寧な言葉遣いを義務付けないのと丁寧な言葉遣いをしないこととはイコールではないけれど、そんなことをわざわざ宣言するのがおかしい。そう云えば「機内でのクレームを受け付けない」と大威張りしたのもこの会社の元社長ですね。身の丈に合わない巨大・巨額のヒコーキを買おうとしてのもこの元社長です。

 そんな常識はずれのことをしていても業績が右肩上がりの内は「独自に経営哲学と持ち上げられるが、そんな放漫な経営が長続きする訳も無く敢え無く経営破たん。当然です。これが当然だとすると、理にかなった結果だとすると、云いたい放題、やりたい放題の「社長」が君臨する某国営放送局も遠からず経営破たんするかしらん。この国営放送局も早めに経営破たんし、襟を正したた方が郷秋<Gauche>は良いと思うぞ。

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カセットデッキのニューモデル登場

 ジョークではありません。
 http://teac.jp/product/ad-rw950/ 
 カセットデッキの名門、TEAC(ティアック)が昨日(2/26)に発表した最新型です。昔のものと違うのは、CDの再生ができる、つまりCDからカセットテープにダビングできることと、カセットからCD-Rにデジタル録音できること。3月下旬頃に発売で、実売予想価格は49,000円程度のようです。ちなみにCDとMDの再生と相互録音ができるCD/MDデッキMD-70Dも同時に発表され、こちらは9万円弱との事。


 と云う訳で今日の一枚は、カセットデッキのニューモデル登場は嘘ではないと云う証拠の画像。
 http://teac.jp/products/cassette/ 
 筋金入りのカセットファンのためにはダブルオートリバースカセットデッキW-890RMKIIもあるようです。しかしですよ、「ティアック製品の購入はONKYO DIRECT」って、どう云う事ですか? なんか、悲しいね。

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行きたいぞ、SFJフライトシミュレーター体験ツアー

http://www.starflyer.jp/dp/sim-tour201503/
行きたいぞ!でも行けない・・・

 これまで自衛隊のヒコーキ(固定翼・回転翼各1回)に搭乗したりと、結構貴重な体験をさせて頂いている郷秋<Gauche>ですが、乗るだけじゃなくてやっぱり自分で操縦してみたい!これは絶対行ってみたいのですが、やっぱり無理だなぁ・・・

 フライトシミュレーターはSFJの本拠地、北九州空港にあるんですね。4年程前にblogに書いたかも知れないのですが実は郷秋<Gauche>、SFJのA320に乗りたくて、博多への出張の折りにわざわざ北九州空港経由で帰ってきたことがあるのです。SFJのA320って、何故か魅力あるんですよね。そのA320のフライトシミュレーター。シミュレーターでもA320を飛ばせるのなら、これはもう飛んでいたいのですが、今年の3月は無理です。

蛇足:シュミレーターじゃないですよ。シミュレーターです。

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なぜ「上野東京ライン」なのか

 3月14日に開業する上野東京ラインがいけないと云っている訳ではないのです。郷秋<Gauche>が云いたいのは、なぜ「東京上野ライン」ではなく「上野東京ライン」なのかと云う事なのです。

 これまでは上野止りとなっていた東北線と高崎線の電車が、上野を通って東京まで行くから「上野東京ライン」なんだとは思うのですが、「ウエノトウキョウ」と「トーキョーウエノ」を何度か声に出してみると、どう考えても「トーキョーウエノ」の方が語呂がいい。「ウ・エ・ノ・トウキョウ」よりも出だしに長音が続く「トーキョーウエノ」の方が滑りが良いのだ。

 ちなみに、今日の神奈川新聞にも上野東京ラインの試運転がされたことを報じる記事が載っているのですが、この記事の中でも「東京―上野間はノンストップで」「同ラインは東京―上野間にあった回送用線路を」「東京―上野間のピークの混雑率が」と、「東京―上野」は3回出て来るのですが「上野―東京」とは一度も書かれていないのです。

 東北人、福島人である郷秋<Gauche>にとっての「東京」(首都圏のと云う意味)のターミナル駅は、上野駅であって東京駅ではありません。東北新幹線の始発駅が東京駅となった今でも、東京駅には感じない親近感あるいは懐かしさを上野駅には感じるのです。やはり東北人にとっての上野駅は、そこに行くだけで、列車に乗る前に既に故郷に着いたかのような安堵を覚える特別な存在なのです。

 そんな郷秋<Gauche>をしても、やはり「東京上野ライン」だろうなと思わずにはいられない「上野東京ライン」。一体全体なぜ「東京上野ライン」ではなく「上野東京ライン」なのか、JR東日本に聞いてみたいものだぞ。

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アロンソ=マクラーレン・ホンダの事故の真相は?

 一昨日、「間に合うのか、マクラーレン・ホンダ」と題する小文を書いた。翌朝、アロンソが大事故を起こしヘリで運ばれたとのニュースが飛び込んできた。ヘリで緊急搬送されるとは、これは大事故だと思ったのだが、ウォールにかなり浅い角度でヒットし、そのまま数十メートル走って止ったという。直後を走行していたベッテルによれば150km/hとかなり遅い速度でのことだと云う。状況からすれば「なんてこった!」と云いながらコックピットから出てくる程度の事故であるが、アロンソは自力で出て来ることが出来ない状況であった。

 今現在の入手できる情報を総合すると、コース上で突発的な強風が吹き、マシンの進路が乱されコースアウトしたのであり、マシンにはまたく異常は見られなかったと云うのがチームの公式コメント。また、電気系統の不具合によりアロンソが感電していたのではないか、バッテリーから有害ガスが発生しそれを吸ったアロンソは気を失っていたのではないかと云う憶測を、チームは完全に否定している。

 しかしながら、事故の瞬間を見ている訳ではないけれど情報を総合すると、脳震盪により病院に二泊する程の事故には思えない。誰が云ったのが忘れたけれど、コースアウトする前にアロンソの頭が前に倒れていたと云う情報もある。やはり「チームは何かを隠している」としか思えない状況なのである。

 「間に合うのか、マクラーレン・ホンダ」と書いたのは、何とかトラブルを克服し初戦からせめてポイントを狙えるようであって欲しいと云う願いを込めての事であったが、今回の事故によりその願いが叶う可能性は更に低くなったと云わざるを得ない。ただ、好調に見えるチームであってもまったく問題を抱えていない訳ではないもので、シーズン前のテストで好調であったチームが開幕途端に失速と云うことだってあるし、その逆もまたあるものだ。めげずに頑張って欲しいものだぞ、マクラーレン・ホンダ!


 と云う訳で、今日は久々にガレージから引き出した我が家のF1マシンたち。

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突然ですが、JALに提案

 何の脈絡も無く、突然思いつきました。
 真っ白い機体に垂直尾翼の赤い鶴丸。シンプルで悪くはないけれど、シンプル過ぎてつまらないとも云えます。そこで提案。在り来たりではありますが、エンジンカウルに色を付けてみたらどうでしょうか。同じような白い機体のSASは青の垂直尾翼に赤いエンジンカウル、ヴァージンは垂直尾翼、カウルとも赤と決まった色に塗っているけれど、決まった一色とせず、合併されて消えてしまったJAS機がまとって話題となったレインボーカラー、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫の7色で機体毎に塗り分けてみてはどうでしょう。垂直尾翼の鶴丸でJALのアイデンティティは十分に保たれるから問題はないはず。「行はオレンジの777!」「帰りの787は何色かな」と楽しいんじゃないかな? いっそのこと、鶴丸も揃いのレインボーカラーにしてみたらどうですかね。

 ちなみに ”(I Can) Sing a Rainbow” では、Red and yellow and Pink and Green, Purple and orange and blue と歌われます。 日本ではないピンクが入り、その代わりと云う事なのか水色が無くなっています。アメリカでは虹も違った色に見えるのでしょうか。


 と云う訳で今日の一枚(実は二枚)は、昔懐かしいレインボーカラーをまとったJASの777とMD-90。MD-90に乗った時にCAのお姉さまにおねだりしていただいたポストカードです。良く見るとどちらも6色しかなく、しかも777とMD-90では使われている色が違っています。

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間に合うのか、マクラーレン・ホンダ

 3月13日、メルボルン、アルバートパークで開幕する2015年F1。日本のF1ファンの多くはホンダのパワーユニット(エンジン)を搭載するマクラーレンが、かつてのマクラーレン・ホンダにように快進撃することを願っている訳だが、現実はかなり厳しそうだ。

 強力なエンジンがあれば勝てた1980年代・90年代初頭とは違うのだ。それでもトラブルフリーで強力なエンジンがあれば大きな力となることは間違いないが、たとえポテンシャルがあったとしてもトラブル続出ではテストのしようもない。

 ジェンソン・バトンが語ったことが伝えられている。
 「マクラーレン・ホンダMP4-30はすべてのトラブルが解決すれば今シーズン末には優勝できるだけの力を発揮するかもしれない」

 シーズン末に勝てるようになっても遅いのだよ。しかし、バトンがそう云わざるを得ないのが今のマクラーレン・ホンダの状況なのだろう。開幕まであと3週間。ドライバーは天下一品。あとはホンダの頑張りすべてがかかっているという事だ。

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Nikon D7200

 お待たせいたしました。って、別に郷秋<Gauche>が待たせた訳じゃないけど、ニコン(NIkon)から間もなくDXフォーマット(APS-C)の上位機種、D7200が発表になります。3月13日よりも前だそうです。勿論元ネタはNikon Rumorsですので、詳しくは http://nikonrumors.com/2015/02/18/nikon-d7200-announcement-before-march-13.aspx/ をご覧ください。

 しかしだ、気になるのは次の一文。
The website mobile01 recently visited Nikon's headquarter in Tokyo, Japan and asked about a new flagship DX or a professional level DX model. Nikon's response was that they will release a competitor to the Canon 7D Mark II:

 D300(S)が消えた直後は後継機の登場が待たれたのは確かだけれど、今となってはホントに必要な機種なのかどうか、怪しい感じだ。郷秋<Gauche>は思うのですよ。D300(S)が消えてから、余りに長い時間が経ち過ぎて、D300Sの後継機はもう出ないんじゃないかと。いや、出るかも知れないけれど、それはもうSLRじゃないんじゃないかと。

 D300(S)の後継機として一番大切なのは高速連写性能のはず。高速連写にはイメージセンサーが小さい、つまりミラーが小さい方が有利なのだ。だからフルフレーム機ではなくAPS-CのD300(S)の後継機に期待が集まるのだが、だったらミラーの無いカメラを作ればいいんじゃないか。つまりだ、D300(S)の後継機にはノンレフレックスこそ相応しいんじゃないかと云うのが、郷秋<Gauche>の考えだ。だから、D300(S)の後継機は登場しない。その代りに、ノンレフレックスの高速連写機が登場するのだ!

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 今日撮った梅の花。ピントが甘い・・・

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遠くに行きたい

知らない街を 歩いてみたい
どこか遠くへ 行きたい
知らない海を ながめてみたい
どこか遠くへ 行きたい

 行けない時に限って行きたくなるものだ。遠くへ行きたい。けだし名曲だなぁ・・・


 と云う訳で今日の一枚は、久しくご無沙汰の北海道と九州。いや、二枚だ。

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今日も外れた天気予想

 ハズレの確率が更に高くなりました。昨日、天気予想のハズレの確率が70%らしいと書きましたが、今日の外れでその数字は80%程度まで高まったか? 「雪は降らない。十歩譲って降ったとしても積らない」と云う何の根拠もない郷秋<Gauche>の感が当たり、気象庁のスーパーコンピューター、何十億円したのか判らないけれど、それで計算した結果は見事に外れた。

 当たる確率が高い予報と、低い予報、つまり予報が簡単な時と難しい時とがあるであろうことは理解できる。だったら「明日は雪が降ります。都心では最大10センチの積雪が予想されます。でも、この予想が当たる確率は30%です」と、当たる確率を含めた予想を発表してはどうだろう。指から出まかせを書いたけれど、書いてから読み返してみると、悪くないアイディアに思えてきたぞ!

 ちなみに明日の首都圏の天気予想は概ね晴れ。きっとこの予想が当たる確率は60%くらいなんじゃないか。少なくとも今日の雪の予想よりははるかに簡単に予想できる状況なのだろ思う。それでもハズレる可能性はあるだろうから、「曇り時々晴れ、所によっては弱い雨」的な予想にしておいたらどうだろう。これなら当たる確率は90%位になるんじゃないかな。少なくとも「全然当たらなかったじゃないか!」と云うクレームは避けられるでしょう。もっともこんな予想を出していたんじゃ誰も頼りにしなくなってしまいますね。

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雪っ、は降る~あなたは来ない、もしくはオオカミ少年

 「雪っ、は降る~あなたは来ない」を見て思わず歌ってしまったあなたは、立派な中年後期です。まっ、思わず歌ってしまっても仕方がないですけどね。初期のカラオケ、8トラックテープの時代に最も歌われた洋楽の一つですから。

 いや、こんなことを書くつもりではなかったのでした。タイトルの後半が重要なのです。つまりですよ、またぞろテレビやネットのニュースでは盛んに「明日は雪だ!」とぶち上げているのです。でもね、首都圏で雪が降る、注意せよ!と云う予報のうち70%は外れているらしいですよ。確かにそんな感じです。例えば先々週の木曜日。郷秋<Gauche>は雪にはならない、降っても絶対に積らないと確信していましたけどね。

 そもそも5センチ、10センチの雪で大騒ぎするのはおかしいって!冬なんだから雪だって降ります。確かに首都圏では10センチも積ると大混乱になるから、「雪が降る、雪が降る!」と大騒ぎする訳ですが、その予想の70%が外れているとなると、もはや予報ではなく予想、「オオカミ少年」の世界で、誰も信じなくなります。あまたの気象予報士は「だから積るって言ったでしょう!」と自慢したいのだろうと思うのでが、外れた時の責任はどうとるの?

 雪が降る、積る可能性のある首都圏地方であると云うのに、道路も鉄道も空港もクルマのタイヤも自分の靴も、雪が積もった時のことをまったく考慮していないのが悪いのです。雪が降ったら、電車が止ったら自分の足で歩いて行け、帰れるように用意をしておく、前の晩から会社に泊まり込む、その晩は会社で過ごせる準備をしておく。冬だから雪だって降るんです。云わば自己責任ですよ。

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週末散歩のお供

 ちょっとそこまでの散歩なら、持って行くのはせいぜい財布とスマホと云う方がほとんどだと思いますが、郷秋<Gauche>の散歩はちょっと違うかも。

 先週土曜の散歩の際に担いでいったものを並べてみました。昼食の後に撮りましたので、ビール擬き(500ml)とつまみ兼おかずの缶詰とカップラーメン、食後のコーヒーとクッキー(とキットカット)は写っておりません。そんなもの見たくもないし聞きたくもないと云う方はどうぞ遠慮なくご退散ください。


 一番手前はカーボン製の一脚。ボール式の自由雲台をセットしております。その後ろ左側にあるのは生活用品。水は合計830cc、ガスコンロとチタン製の深鍋とカップ(フライパンになる)。ガスボンベとコンロユニットはバラして深鍋の中に収納、カップは深鍋の外側にと、コンパクトに収納できます。万が一の遭難の際にもレスキューまで耐えられように36時間分の最低限の食料、カロリーメイト(と一昨日は食べてしまいましたがキットカット)は常備です。

 その右側が写真機材(レンズ)。左からAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED(このレンズを装着するとカメラは自動的にDX(APS-C)サイズに切り替わりますが、それでも1500万画素での撮影が可能)、タムロンの90mmマクロ(絞りリングのある旧型)、そしてこれまた古い(とは云っても現役の)Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-EDです。レンズの後方にあるのがAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRを装着したD800です。

 散歩の際の常用レンズとなっている28-300mm f/3.5-5.6G ED VRは決して高性能なレンズではありませんが、レンズ交換を出来るだけ少なしくしたい屋外での撮影では威力を発揮します。望遠端でも50cmまで寄れますので、花の蕊だけを撮りたいと云うような極端な近接撮影を除いてはマクロレンズの代わりともなりますので大いに重宝しております。強いて欠点を上げれば、ボケが必ずしも綺麗ではないことでしょうか。

 一番後ろはこれらを収納するザック、Deuterの28L ACです。カメラ専用のザックも持っていますがあえてこれを使うのは、その柔軟性ですね。カメラやレンズは専用の収納袋やタオルで包めば何とでもなりますが、散歩の途中で頂いたタケノコや大根、長ネギをカメラ専用のザックに押し込むことはできません。

 と云う訳で、生命維持(大袈裟!)に必要なアルコールと水と食料とカメラ機材、〆て9kg。これだけの荷物を背負って、週末ごとに横浜青葉区に残された里地・里山10kmをごそごそ歩いている郷秋<Gauche>なのであります。えっ、「これ程の機材を使ってあの写真?」。はい、その通り。返す言葉もございません(^^;

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パブロ・カザルス音楽祭


 この写真は、ほとんど同じものを4、5日前にFacebookに投稿したものなのですが、その時にはiPhoneで撮ったものですから特にホワイトバランスが上手くなく、ちゃんとしたカメラで撮り直したものです。FBに掲載したところ、ご覧になられたMさんから「ステッカーが、いいですね。」とメントを頂き、写真を撮り直したタイミングで、このステッカーの事を少しだけ書いてみたいと思っていたのです。

 チェロのケースに貼られたこのステッカーは、プラード・パブロ・カザルス音楽祭のロゴがプリントされた正式なステッカーです。つまり、音楽祭の参加者に配布され、あるいはその会場などで記念品として(多分)販売もされたのだと思います。

 郷秋<Gauche>はごく最近「パブロ・カザルス―奇跡の旋律」(「知の再発見」双書164 創元社 2014年7月10日初版一刷発行)を読んでおり、その最終ページにこの音楽祭についての説明と共にチェロのケースに貼られたステッカーとまったく同じものが紹介されているのを見つけて嬉しくなり、ついつい撮ってみた一枚であったのです。音楽祭の公式サイトhttp://prades-festival-casals.com/ のすべてのページにこのロゴが付けられていますね。

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CP+2015 レポート Vol.3

 今年のCP+で郷秋<Gauche>が気になったもの。第三回、最終回です。


 タムロンのフルフレーム対応大口径広角ズームです。何が凄いって、ニコン純正に真正面から挑むその意欲。ニコンにはAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと云うスペックも価格も弩級なレンズがありますがタムロンのSP 15-30mm F/2.8 Di VC USDにはニコン純正にはない手振れ補正機構が搭載されています。特に望遠系では有効な手振れ補正機構ですが、広角系ではそのメリットが顕著ではないために価格と重量、大きさの制約から搭載されないのが常識であった大口径広角ズームレンズに、タムロンはあえて手振れ補正機構を搭載しました。それでいて実売価格はニコン純正の半分です。これの果敢な挑戦を賞賛せずにいられるでしょうか。

 サードパーティーのもう一方の雄、シグマが作る最新のArtシリーズもそのコンセプト、デザイン、質感とも素晴らしですね。それでいてリーズナブルな価格。先述のタムロン同様で、その光学性能については十分な理解があり純正と比較した訳ではありませんが、「美しいものは性能が云い」という経験則からすれば、タムロンもシグマも、「価格のわりには」と云うエクスキューズ抜きに、純正と互角に競えるだけの力を秘めているのではないかと思うのです。かつては、純正が買えないから仕方なく買ったシグマやタムロンでしたが、もはや光学性能とデザイン、価格を総合的に考えてあえてこちらを選ぶ時代に入って来ている、そんな気がした今年のCP+でありました。

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