「ハマっ子」

 親愛なる神奈川新聞の今日の「照明灯」(朝日の「天声人語」、毎日の「余録」、日経の「春秋」みたいなものだ)に、「ハマっ子」について書かれていた。「照明灯」によれば、明治24-5年頃の新聞に「横浜っ子」が見られ、戦前(太平洋戦争前という意味だ)までは「浜っ子」、戦後に「はまっこ」そして最近になって「ハマっ子」と呼ばれ、書かれるようになったらしい。

 ただし、「三代前からお江戸は下町に住んで帝釈天で産湯をつかい・・・」ってな江戸っ子ほどではないようだが、「ハマっ子」と名乗るには、関内、伊勢佐木、元町辺りに暮らす二代目以降という条件があるらしい。ということは、10年前から横浜山の手の奥の奥に住み始めた郷秋<Gauche>は無論、我が家の息子どもも、「ハマっ子」とは言えないという事か。

 「ハマっ子」と名乗れないなら「横濱人」(わざと旧字を使ってみる)というのはどうだ?語感、文字面というのは不思議なもので、「横濱人」と書くと、「ハマっ子」よりも大人で文化の香りがしてくると言っては言い過ぎだろうか。郷秋<Gauche>は「横濱人」である。エッヘン。
 
今日の一枚は、横浜山の手の奥の奥、横浜にもある里山の花風景。
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目覚めの時

 森の木々が目覚めの時を迎えました。
 一見冬枯れのように見えても、枝先は芽生えのときを待ち大きくふくらんできています。森の中に点在するヤマザクラは花と共に茶色の葉を出し始めました。クヌギやコナラもあと一、二週間ほどで新しい葉を出しそうです。
 
 今日の一枚は、雑木林の中でいち早く芽生えの時を迎えた水木の若葉。クヌギやコナラの葉が茂る前に新しい葉を出してしまおうということなのでしょうか。
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Carl Zeiss T*

 前から気になっていたCarl Zeiss T*のフィルターを買ってみた。Zeissのレンズは高価だし、大体が郷秋<Gauche>が持っているNikonで使えるZeissはいくらもないからそう何本も買える訳はないけれど、フィルターならば、何とか買えるが、そうは言ってもやっぱりZeissだから高い。

 郷秋<Gauche>はこのところレンズ保護用の素通しのフィルターはKenkoの「PRO1 D プロテクター(W)」を買う事が多かったが、今回購入のCarl Zeiss T* MCプロテクター(77mm径)は、KenkoのPRO1 D プロテクター(W)同様DSLR用に最適化され、ワイドレンズでもケラレないよう薄型になっている。

 ご存知の通り、ソニーがコニカミノルタのカメラ事業を買収しことにより、ZeissブランドのDSLR用のレンズやフィルターがソニーから発売されるようになったわけだが、今回購入のフィルターはZeissとSONYのダブルネームだった。「SONYのロゴが入っている・・・」とガッカリしてしまったが、レンズに付けるとちょうど下側に来て見えないから良いことにした。もっともバヨネット式のフードを付けるとフィルターはまったく見えないんだけどね。完全に自己満足の世界。

 でも、このCarl Zeiss T* MCプロテクターを作っているのはZeissでもSONYでもなく、結局はKenkoかMARUMIなんだろうな。それを考えるとちょっと、いや、相当、ガッカリ。でもCarl Zeiss T*のブランド力に免じて許してあげよう(^^)。
 
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デジカメはフィルム?

 「デジカメはカメラを買うんじゃない、フィルムを買ってるんだよ」という新説。売れっ子のグラビアカメラマンが唱えたという説であるが、なぜかクルマ雑誌、Car Graphicのウェブ版、webCGで紹介されている。なるほど、そういう考え方もあるわけだ。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、先週の土曜日にすみよしの森で撮影した桜。濃いピンク色の花に見えるけれど、よく見ると花弁は薄ピンクで、濃いピンク色は花弁が散ったあとのガクなんですね。
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MRJローンチ間近

 ローンチに向けた準備が着々と進むMRJだが、開発主体の三菱重工が、スウェーデンのサーブとの間でMRJの整備・修理事業での業務提携を検討していることが明らかになった。 サーブは1999年に小型旅客機(ターボプロップエンジン搭載)製造事業から撤退しているが、いまだ運行されている340及び2000(国内では日本エアコミューター、北海道エアシステム(いずれも340)の他、海上保安庁(2000)も運行)の整備事業を継続しており、今回の業務提携は両社にとってメリットのあるものと言える。特に三菱重工にとっては北米、ヨーロッパで実績のあるサーブと提携することにより、両地域での売り込みを有利に進める事が可能になるだろう。

 昨日、サーブとの業務提携が報じられたばかりだが、今日になって、いよいよANAから25機の購入が正式に発表された(90席のMRJ90。10機はオプション)。国内のもう一方の雄、JALもMRJの導入を検討していると言われているが、ANAがローンチ・カスタマーとしてMRJの仕様について細かな注文を出すことが予想されることから、JALもANAと同程度の数を発注し、ローンチ・カスタマーとしてのポジション獲得に乗り出すことも大いに考えられる。

 また、国内2社のみではなく国営ベトナム航空やアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空が発注の意向と報じられている他(エミレーツ航空はこの報道を否定している)、欧米の複数のエアラインも関心を示していると言われていることなどから、採算ライン言われる300機の受注の見通しもほぼ確実なものとなり、MRJローンチの正式発表も近いものと思われる。いよいよYS-11以来の国産旅客機が誕生しそうである。

注:MRJについては、ネットで検索する他、郷秋<Gauche>が書いた3つの記事も参考にしていただければ幸いである。
-->こちらこちらこちら
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、仏の座(ホトケノザ。春の七草の一つとされるホトケノザとは別物)。バックで白くボケているのは白木蓮。と、解説しないとならないようではしょうがない。トホホ。
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スペインGPでルノーは・・・

 2008年シリーズが2戦を終了したところで、2005-2006年ワールドチャンピョンのアロンソは、「今年のルノーにはタイトル争いのチャンスはない」と、早くもチャンピョンシップには絡めないだろうと、コメントしている(らしい)。

 さすがに2年連続のワールドチャンピョン、自身のチームとマシンの状況をよく理解している。荒れたレースとなった初戦でこそ4位をもぎ取ったが、第2戦では運良く1ポイントを獲得する事は出来たものの、レース中のラップタイムはライッコネンの1秒遅れ。これでは如何ともし難い。

 一方、フラビオ・ブリアトーレは「ヨーロッパ・ラウンドの初戦バルセロナでは、新しいエアロダイナミックス・パッケージを投入することになっている。そうすればまた飛躍的に戦力をアップすることができるだろう」と、楽観的なコメント。

 さて、早くも2008年のチャンピョンシップからの「戦線離脱」を表明しているアロンソと、「ルノーが今年勝てない、なんてとんでもない話」と強気のブリアトーレ。心情的には、せめてカタロニアでは、万雷の応援の後押しを得て表彰台に上がれる程度の走りを見せて欲しいと思う郷秋<Gauche>ではあるけれど、結果はいかに。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の小谷戸で咲く「花桃」。花の時期と付き方から勝手に「花桃」と思っているけれど、果たして「花桃」であるかどうか、いささか自信がない。
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春の紅葉

 なるせの森の尾根筋に芽生えの時から葉の赤いモミジの木があります。ノムラモミジもしくはショウジョウモミジだと思います。春先に赤い葉を出した後、ゆっくりと緑色に変わり、秋には再び紅葉し散ります。
 
 すぐ隣なりには背の高い白木蓮の木が真っ白になるほど花を咲かせていましたので、白い花をバックにしてコントラストの面白さを狙ってみまhした。
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今年も結局はトップ3とその他大勢なのか

 2008年F1第2戦、マレーシアGPが終わった。結果はご存知の通りフェラーリ/ライッコネンの優勝。初戦では思わぬトラブルに泣いたライッコネンが10ポイントを獲得し年間チャンピョンレースのボードに上がる事が出来たが、コンストラクターズ・ポイントではマッサのリタイヤにより、マクラーレンはおろかBMWにも大きく水を空けられることとなった。

 優勝こそライッコネンのものとなったが、日曜日に誰よりも速やく周回したのはBMWのハイドフェルドであった。終盤のハミルトンの猛追をしのぎ殊勲の4位でフィニッシュしたトヨタのトゥルーリであるが、レース中の最速ラップタイムはハミルトンのコンマ685遅れ。5グリッド降格がなければ、マクラーレンの前を走ることは適わないタイムである。

 結果は10位とポイント獲得には程遠い結果のホンダ/バトンだが、意外なことにレース中の周回タイムは4番手となかなか良いところを見せていた。逆に苦しいレースとなったのがルノーとウィリアムズだ。コースによって速かったり遅かったりするマシンでは、シーズンを通してコンスタントにポイントを稼ぐ事は出来ない。

 どんなコースでも確実の上位を走る事が出来るのはやはりフェラーリとマクラーレン、続いてBMWの3チーム6台。上位6台がほぼ確定とすると、残る2つの椅子(ポイント圏内)をトヨタ、ウィリアムズ、ホンダ、ルノーそしてレッドブルの10台で取り合う熾烈なレースが繰り広げられるというのが2008年残りの16戦の概況となるのだろな。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、雑木林の芽生え。これから約1ヵ月、森はありとあらゆる緑のバリエーションで私たちを楽しませてくれます。
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春、到来

 

 先週咲き始めていた白木蓮は満開。森の木々の芽吹きが始まり、桜も咲きだしました。田んぼの畦や畑の隅ではオオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、トウダイグサ、ナズナなどがたくさんの花をつけています。生垣にされたレンギョウも咲いています。春の到来です。
☆☆☆

 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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フェラーリ、フロントロウを独占

 メルボルンではまったく良いところなしだったフェラーリがフロントロウを独占。最大のライバルたるマクラーレンの二人が3、4位につけるが、予選時んび進路を妨害したとしていずれも5グリッド降格となり8番手、9番手からのスタートとなり、フェラーリとしては願ってもいない形でのスタートを迎えることとなった。

 マクラーレン勢の降格により、金曜日からの好調を維持したトゥルーリ、BMWの2台が後に続きことになったが、ハルトン、コバライネンは、この3台を如何にしてパスるるかが勝負を左右することになるだろ。前戦のペナルティにより10グリッド降格が決まっていた一貴は意地を見せたいところだったが良いところなく最後尾からのスタートとなった。

 フリー走行でこそ百花繚乱の様を呈しても、結局のところ、トップ3チームはここかという予選結果ではあるが、文字通り「熱い」レース故の波乱もあるだろ。ここは決勝レースを注視したい。
 

 記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、姫踊り子草。ヨーロッパ原産と言われるが、日本には明治中期に渡来し定着。今では早春の畑の隅や空き地などで、オオイヌノフグリ、ナズナ、ホトケノザなどと共に咲き乱れる雑草の一つとなっている。
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下剋上、F1戦国時代到来!

 メルボルンの興奮も冷めぬうちに、2008年第2戦がセパン・インターナショナル・サーキットを舞台に始まったが、その初日の結果を見て郷秋<Gauche>はびっくり驚いたぞ。 まっ、決勝になればフェラーリとマクラーレンの一騎打ち、いや、二騎打ちになるだろうけれど、今日のフリー2の結果はまったくすごいことになっている。

 中盤での驚きは、いきなり2番手のタイムを叩き出したトロロッソのベッテル。番手は少しずつ押し下げられることとなったが、それでも初日5位の結果は立派だ。終了間際にベッテルを押し下げたバトンの走りも何なんだという感じ。ロス・ブラウンのホンダ加入により数年の後にトップ争いを出来ると読んだバトンは2009年からの3年契約を既に結んだとの噂もあるが、今日の4番手もロス・ブラウン(の心理的)効果なのか。

 それまで中団後方に沈んでいた我らが中嶋一貴。終了間近の渾身のアタックにより僚友ニコを上回るタイムを記録するが、その後、バトン、トゥルーリ、フィジケラに上を行かれ番手を下げるがニコとの関係は変わらず。一発の速さがあるニコを上回るタイムで初日を終えられたのは大きな収穫だ。10グリッド降番のペナルティが決まっているだけに、明日は更に気合を入れて欲しいものだ。

 既に書いたが一貴を押し下げた一人、フィジケラ(フォース・インディア)の一発も嬉しい驚きだったぞ。スーティルが18番手に留まっていることを考えれば望外のシングル。引退ではなく、下位チームであっても走ることを選んだフィジケラの意地が生み出した1'36.756、価値ある9番手。

 上位2チームは異次元のバトルとなるだろうが、3番手以降はまったく先が読めない下剋上、F1戦国時代の到来だ。今年のF1は面白いぞ!
 

 記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、馬酔木(アセビ)。この葉を馬が食べると酔ったようになることから馬酔木。葉を煎じて殺虫剤とする有毒植物であるが、花姿をそんなことを微塵も感じさせない愛らしさである。原種は白で、ピンクのこれは園芸種。
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トリテリア

 

 園芸店ではトリテリアの名で売られているようですが、あちらこちらで野生化、雑草化してもいます。雑草化していると花韮(ハナニラ)と呼ばれたりしています。同じな花なのに「トリテリア」と「花韮」とでは、随分と印象が違ってきますね。南米のアルゼンチン辺りが原産のようですが、日本へは明治時代に渡来し北海道から九州までの広い範囲で野生化しているようです。花は僅かに青みがかった白ですが、全体に青みが強く出ているものもあります。
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梅二色

 

 日本原産の桜に対して、梅は奈良時代に中国からもたらされたと言われている。万葉人も現代の日本人と同様、先進国(往時は中国、昨今は欧米)から渡来した珍しいものに対する興味が旺盛であったようで、歌に詠まれたのは桜よりも圧倒的に梅であったと読んだ事がある。桜がもて囃されるようになったのは、武士の時代にその散り際の潔さからだったとか。勿論、桜も悪くはないが、寒風の中で凛として咲く梅の気高さには敵うまい。そんな梅も、そろそろ桜との主役交代の時期が近づいてきたようである。
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紫花菜

 

 「牧野日本植物図鑑」の著者、牧野富太郎博士が命名した正式名はオオアラセイトウと言うのだそうです。菜の花に似ている紫の花であることから紫花菜(ムラサキハナナ)と呼ばれる事が多いようですが、他に諸葛采(ショカツサイ)花大根(ハナダイコン)の名も。中国原産ですが、30年ほど前に栽培ブームとなり、その後零れ種でどんどん増え、今では雑草化していますが、群生する様はなかなか見事です。
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白木蓮

 

 昨年より一週間ほど遅いようですが、白木蓮(はくもくれん)の花が咲き始めました。白木蓮と辛夷(こぶし)の花はよく似ていて見分けがつきにくいのですが、白木蓮の方がやや大振りで、6枚ある花弁の幅が広く、チューリップのように上を向き比較的つぼまっています。辛夷のやや細い花弁は開花と開いてしまうようです。また、辛夷は花の下に小さな葉が一枚つきますので、これをポイントに着目すれば区別は容易になります。
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